麺類が好きな子どもは多く、離乳食期から「大好き」「よく食べる」という子もいるのではないでしょうか。1歳半を過ぎて幼児食に移行すると、中華麺も食べられるようになり、麺類のメニューのバリエーションが増えますよ。
そこで今回は、ヘビロテ間違いなしの、麺類の幼児食レシピ5品をご紹介ます。
子どもが大好きな麺類の幼児食レシピ
シラスと青菜のふりかけ和風パスタ
材料
※早ゆでねじりパスタ、マカロニなど
- 1フライパンにサラダ油を熱し、シラスとみじん切りのかぶの葉を入れて炒める。しんなりしたらしょうゆ、塩をのせる。
- 2沸騰した湯にパスタを入れてやわらかくゆで、ザルにあげて1に加える。ゆで汁少量(分量外)を加えて軽く炒め合わせる。
あんかけ焼きそば
材料
- 1豚薄切り肉、ピーマン、赤ピーマン、玉ねぎは繊維を断つように1cm長さのせん切りにする。焼きそば用中華麺はザルに入れて熱湯をかけ、水気を切って4cm長さに切る。
- 2フライパンにごま油とにんにくを入れて火にかけ、1の肉と野菜を炒める。ピーマンがしんなりしたら麺を加え、だし汁、しょうゆ、塩を入れて。水溶き片栗粉でとろみをつける。
厚揚げと桜エビの焼きうどん
材料
- 1厚揚げは湯(分量外)をかけ、2〜3cm長さの短冊切りにする。チンゲンサイの葉も同じ大きさに切り、芯はせん切りにする。桜エビは分量の湯で戻して刻み、戻し汁も残しておく。ゆでうどんは4cm長さに切る。
- 2フライパンにごま油を熱し、1の厚揚げ、チンゲンサイを炒める。桜エビ、戻し汁、うどんを加え、しょうゆを入れて汁気がなくなるまで炒める。カツオ節をふる。
野菜たっぷりみそラーメン
材料
- 1豚薄切り肉、にんじん、白菜は短いせん切りにする。もやしは1cm長さに切り、コーンは食べにくい場合は刻む。
- 2鍋にごま油とみじん切りのにんにく、しょうがを入れて火にかけ、豚肉、にんじんを炒める。だし汁を入れ、沸騰したら白菜、もやしを入れて煮る。野菜がやわらかくなったらみそ、しょうゆを加え混ぜる。
- 3麺を5cm長さに切り、沸騰した湯に入れてやわらかめにゆでる。水気をきって器に盛り、2をかけ、コーンをのせる。
野菜入り肉みそうどん
材料
- 1なす、ピーマン、長ねぎはみじん切りにする。
- 2フライパンにごま油とにんにく、しょうがのみじん切りを入れて熱し、ひき肉を炒める。色が変わったら1を加え、水を入れて煮る。Aを混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 3ゆでうどんは食べやすい長さに切り、やわらかくゆでる。水にさらしてザルにあげ、器に盛って2をかける。
子どもが食べやすくなる調理の工夫をしよう
麺類を調理するときは、フォークにかかりやすい4〜5センチを目安にカットするといいでしょう。乾麺であれば、茹でる前に短く折っておくとカットする手間がはぶけるのでおすすめですよ。大人用と一緒に作るときは、茹でたあとにカットしても。
口に運びやすい工夫を加え、子どもが自分で食べることを楽しめるように、サポートしてあげてくださいね。
● 食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。
● 具材が大きい場合は、食べやすいサイズに調整してください。
● レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません。(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。
レシピ・記事提供:「まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ 1〜3歳発達を促す子どもごはん」(中村美穂著、日東書院本社)