1歳の子ども用にピクニックや保育園に持っていくお弁当を作る場合、「どんなメニューがいい?」「量はどのくらい?」「1人でうまく食べられるかな」と、悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、実際にママたちが作っている1歳児向けのお弁当メニューや作り方のポイントを紹介します。お弁当づくりの参考にしてみてくださいね。
1歳児向けのお弁当作りのポイントは?
1歳になると離乳食も進んで完了期に入り、やがて幼児食へと進む年齢。
食べられる食材が増えると同時に、手づかみ食べが上手になったり、しっかり咀嚼できるようになったり、フォークやスプーンの練習も始めたりと食べ方の成長が著しい時期です。
そんな時期の1歳のお弁当作りで意識したいポイントは以下の通りです。
- 食材は食べやすい大きさにする
- 手づかみ食べしやすいおかずを入れる
- フォークで食べられるおかずを入れる
- 味付けはなるべく薄味を心がける
- 好きな食べ物を入れる
- ピック類はできるだけつかわない方が安全
離乳食や幼児食の進みに合わせて、上記のポイントを踏まえて子どもが食べやすいメニューを用意してあげましょう。
1歳0ヶ月〜5ヶ月頃のお弁当アイデア
手づかみ食べをサポートするおにぎりが◎
- 栗ご飯おにぎり
- お魚と豆腐のハンバーグ
- にんじん
- ミニトマト
- カリフラワーの青のりおかか和え
- ラ・フランス(別添え)
◎ カリフラワーはご飯と一緒に炊飯器で炊く
栗ご飯のおむすびは手づかみ食べがしやすそうですね。栗の大きさも食べやすくしているのもポイントです!カリフラワーはご飯と一緒に炊飯器で炊くだけなので手軽。おかかと青のりの風味で食欲をそそりますね。
完食!彩り◎なピクニック弁当
- おにぎり
- 豆腐ハンバーグ
- にんじんツナきんぴら
- オクラのおかか和え
- ポテトサラダ
- さつまいものレモン煮
- いちごと甘夏みかん
緑、黄色、赤、 オレンジ…と彩りがきれいですね。食べやすい大きさに気を配られたピクニック用のお弁当は、蓋を開いた瞬間にっこり笑顔になりそう!
パパとママの合作!デザートまで豪華な遠足弁当
- 混ぜご飯
- ハンバーグ
- 卵焼き
- ポテサラ
- ブロッコリー
- ニンジン
- バナナ
- スイートポテト
◎混ぜごはんは、細かく切ったしいたけ・にんじん・鶏ひき肉を入れて、だしと醤油を少量入れて炊くだけ。
星型ボイルにんじんがチャームポイント!混ぜごはんのシンプルな作り方も参考になりますね。おにぎりにするのも良いですが、スプーンやフォークを使うのが好きな子は写真のような入れ方もおすすめです。
1歳6ヶ月〜11ヶ月のお弁当アイデア
好きなモチーフで気分を上げる!
- おにぎり
- かぼちゃのコロッケ
- 白身魚のバターソテースナップエンドウ和え
- チキンとしめじソテー
- ハッシュポテト
- さつまいも
- かぼちゃ
魚が大好きな子が喜ぶ、のりで装飾したおさかなおにぎりがとってもキュート!落ち着いた色のおかずが多くても、カラフルなあられを散らしたり、緑の野菜をアクセントに入れると明るい印象になりますね。
「つかみやすさ」にこだわった華やか弁当
- 鮭と枝豆の手掴みおむすび
- 豆腐ハンバーグ
- 鶉の卵入りミートボール風
- トマト&ブロッコリー
- ウインナー
- チーズと海苔のクルクル
- じゃが芋とベーコンの海苔塩バター
- 人参入り厚焼きたまご
お弁当からおむすびやおかずなどが取りやすく、手づかみ食べがしやすいよう「ソフトにおかずを詰める」ことを意識したお弁当です。種類豊富なおかずは色味がきれいで、目でも楽しめますね!
お弁当で食べる楽しみをサポート!
- おにぎり
- たこさんウインナー
- マカロニナポリタン
- カボチャのクリームチーズサラダ
- ズッキーニの豚肉巻き
- コールスロー
- ちくわさん
- ひじき煮豆
フォークでも取りやすく、手づかみもしやすいように詰めたというお弁当。食べやすいよう歯切れのよいおかずを入れるなど、ママの心配りがたっぷり詰まっていますね。「量が多いのでは?」と感じるかもしれませんが完食してくれたそう!食べ方や食べられる量に個人差が出てくるので、普段食べ切れる量を見ながら調節したいですね。
楽しく食べられるお弁当を作ろう!
「お弁当作り」というとつい力が入ってしまいますが、無理しすぎず「食べやすいおかずを1つ入れよう」「好きなものを加えよう!」という気持ちが大切です。子どもがお弁当を食べてくれる姿を想像しながら楽しく作ってくださいね。
● 紹介したお弁当はあくまで家庭レシピ(メニュー)です。子供の成長や発達に合わせて、食材選び、食材の大きさや固さ、量などを調節して作りましょう。