イヤイヤ期とは?いつからいつまで?対応策は1歳と2歳でどう違う?

監修専門家 臨床心理士 佐藤 文昭
佐藤 文昭 おやこ心理相談室 室長。カリフォルニア臨床心理大学院臨床心理学研究科 臨床心理学専攻修士課程修了。米国臨床心理学修士(M.A in Clinical Psychology)。精神科病院・心療内科クリニ... 監修記事一覧へ

1~2歳頃に現れるイヤイヤ期。思い通りにならない子供への対応には手を焼いてしまうものです。今まさにイヤイヤ期に困らされているママからは「いつまで続くの!もう我慢できない!」という心の叫びも聞こえてきそう。そこで今回は、イヤイヤ期はいつからいつまで続くのか、1歳と2歳で対応を変えたほうがいいのかなどについてご説明します。

イヤイヤ期とは?

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何かにつけて「あれもイヤ、これもイヤ」と子供が泣きわめいたり暴れたりするのがイヤイヤ期です。

イヤイヤ期は、成長の過程で子供に自我が芽生え、なんでも自分でやりたくなる時期だといわれています。今まではママやパパから情報を受け取るだけだったのが、この時期になると、「これがしたい」という自己主張を始めます。

ママやパパから与えられるものと自分の主張にズレが生じることが、「イヤイヤ」を引き起こすと考えられています。

まだうまく言葉を話せない小さな子供の自己主張をくみ取るのは難しく、親にとっては困りものですが、子供の成長には不可欠な過程なのです。

イヤイヤ期はいつからいつまで続く?

砂時計

イヤイヤ期は、1歳半~2歳になる頃にかけて始まるのが一般的です。

自分の意にそぐわないことをされると突然泣きわめき、今まで好きだったおもちゃや食べ物を見せても泣き止んでくれない…。こうした時期は、ある程度言葉を話してコミュニケーションができるようになるまで続きます。

一般的にイヤイヤ期は、3歳になる頃に落ち着き始めて、4歳になる頃にはほとんど終わります。ただし、なかには4歳を過ぎても続いたという子もいて、イヤイヤ期が起こる時期には個人差があります。

1歳のイヤイヤ期の対応方法は?

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1歳半を過ぎると、出来ることが増えてきて、「自分でやりたい」という気持ちが少しずつ出てきます。しかし、それを言葉で上手く表現することはできないので、そのもどかしさからイライラしたり、泣いたりすることが目立ち始めます。

1歳の子は2歳に比べると自己主張がそこまで強くないので、イヤイヤ期に突入したようなら、以下のように対応してあげてください。

やりたいことをとことんやらせる

「今、これがしたい!」と思ったときに、ママやパパから止められると、不満を感じてしまいます。無理にやめさせようとすると余計に泣いてしまうだけなので、イヤイヤが出たら、子供がしたいままにさせてあげてください。

したいようにさせてしまうと、「汚れてしまう」「時間に遅れてしまう」などと不安になるかもしれませんが、身に危険があるのでなければ、あとで片づけや掃除をすればいいだけです。

また、この時期の子と行動するときは、常に時間に余裕を持つことも大切です。子供が自立するためのステップと考えて、グッと我慢して見守りましょう。

別のものに興味をそらす

1歳児は目の前のことをしたいだけで、それに強いこだわりがあるわけではありません。そのため、どうしてもやらせるのが難しいことなら、別のものに興味をそらしてあげましょう。

たとえば、白い服を子供に着せようとしてイヤイヤされたら、「じゃあ、青い服にする?それとも赤い服にする?」と別の色の服を提案してあげると、すんなり受け入れてくれることもありますよ。

2歳のイヤイヤ期の対応方法は?

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2歳になると身体的・精神的にも発達し、「これがやりたい!」という欲求がますます強くなります。したいことが明確にあるので、それができない限りずっと泣きわめいたり暴れたりしてしまいます。

イヤイヤも本格的になり、あれもイヤ、これもイヤで大人の言うことをほとんど聞いてくれません。そんなときは、以下のように対応してみてください。

何がしたいかを聞き続ける

2歳児のイヤイヤ期も、「やりたいことはやらせる」ということを対応の基本としておきましょう。

子供が何をしたいのかがわからず、意思疎通ができないことにお互いイライラしまうときは、まず、「これが取りたかったの?」「これがやりたいの?」と何がしたかったかを聞き続けてください。

何をしたかったのかがわかれば、それをとことんやらせてあげましょう。

子供の気持ちを代弁する

イヤイヤ期の子供は、自分が伝えたいことが伝わらないことで、苛立ってしまうこともあります。うまく言葉にできないことにストレスを感じるので、「●●がイヤなんだね」「●●を触りたいんだね」と、子供の気持ちを代弁することで対応しましょう。

自分の気持ちが伝わったと思うと、子供は満足してくれることもありますよ。

自分で解決できるようになるまで待つ

したいことをやらせてあげても、それが思うようにできないことでイヤイヤを起こすこともあります。

この場合、自分の能力が満たないことが原因なうえ、できないことへの苛立ちから始まっているものなので、できるようになるまで放っておいてあげるのが一番の解決方法です。

子供自身が答えを出すまで待つのは大変なことですが、子供の成長のためにもこらえたいですね。

イヤイヤ期はいつか必ず終わるもの

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イヤイヤ期には、子供が言うことを聞いてくれなくてイライラし、「いい加減にしなさい」と怒鳴ってしまいたくなることもあるでしょう。しかし、イヤイヤ期は子供が成長するために必要な過程です。

イヤイヤ期は永遠に続くものではありません。いつかは必ず終わるものだと考えて、子供の気持ちに寄り添いながら、気長にその時を待ってあげてくださいね。

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