【生後7ヶ月の赤ちゃん】成長の目安、身長・体重、お世話のポイント

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

生後7ヶ月頃になると、寝返りやお座りが安定するだけでなく、ずりばいをしはじめるなど、行動範囲も視野も広がっていきます。離乳食も進み、日々新しい刺激を受けるなかで夜泣きなども増えていきますが、育児をする上でどんな点に気をつければ良いのでしょうか。今回は、生後7ヶ月の赤ちゃんの成長の目安や体重、授乳回数など、お世話のポイントについてご紹介します。

生後7ヶ月の赤ちゃんの身長や体重は?

赤ちゃん 背中 

生後7ヶ月の赤ちゃんの身長と体重の目安は、厚生労働省によると次の表の通りです(※1)。

生後7ヶ月の赤ちゃんの身長・体重目安

体重 身長
男の子 6.73~9.87kg 65.0~73.6cm
女の子 6.32~9.37kg 63.1~71.9cm

発育曲線の枠はあくまでも目安なので、曲線の枠内に入っているかどうかではなく、発育曲線の線に沿って身長・体重が増えているかどうかを確認するようにしましょう。

ほっそりしている子もいれば、ぽっちゃりしている子もいて、赤ちゃんの体格差がさらに出てきます。体重増加が落ち着き、生後6ヶ月の頃と体重がほとんど変わらない赤ちゃんもいますが、1ヶ月に300g程度でも増加していれば心配する必要はありませんよ。

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴は?

赤ちゃん ずりばい 男の子

生後7ヶ月の赤ちゃんは、周りのものに興味を持ち始めるのが特徴です。お座りが安定してきて両手が自由になるため、興味のあるものになんでも手を伸ばすようになりますよ。

ほかにも、生後7ヶ月の赤ちゃんの成長の目安は以下の通りです。

生後7ヶ月の赤ちゃんの主な成長

● 寝返りが上手になる
● お座りが安定する
● ずりばいで行動範囲が広がる
● 早い子はつかまり立ちしはじめる
● 両手でおもちゃを持って遊べる時間が増える
● 乳歯が生えはじめる
● 人見知りが強くなる
● 声を出して要求や主張をするようになる

生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントは?

赤ちゃん お座り 遊び

生後7ヶ月の赤ちゃんをお世話するときには、主に次の2つに気をつけましょう。

転落・誤飲

ずりばいをはじめると行動範囲が広がり、興味のあるものをみつけると近づいていきます。また、気になるものに手を伸ばすことも出てきます。

少し目を離した隙に誤飲や転落などが起きないよう、室内の環境をチェックしましょう。

歯のケア

生後7ヶ月になると、乳歯が生えてきます。乳歯が1〜2本しか生えていない場合は、歯ブラシではなく、離乳食後にお茶を飲ませたり、ガーゼで歯をふき取ったりする程度で構いませんよ。

生後7ヶ月の赤ちゃんとの生活は?

時計

生後7ヶ月の赤ちゃんの一日は、このようなスケジュールを目安としてみてください。起きる時間や食事の時間をなるべく一定にすることで、生活リズムを整えていきましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの1日(例)

6:00 起床・授乳①
9:00 散歩
10:00 昼寝(30分程度)
11:00 離乳食①・授乳②
12:00 昼寝
14:30 遊び
15:00 授乳③
18:00 離乳食②・授乳④
19:00 お風呂
20:00 授乳⑤
20:30 就寝

生後7ヶ月の赤ちゃんは、1日2回の昼寝が定着し始め、日中起きている時間が増えてきます。手指を使った色々な遊びをすることで、遊びの幅を広げていきましょう。

生後7ヶ月になったら、できるだけ夜間の授乳を減らしていくことをおすすめします。授乳をしてから寝ることで、夜の睡眠時間がぐっと長くなりますよ。

ここからは、授乳や離乳食の回数、睡眠時間など生後7ヶ月の赤ちゃんとの生活のポイントついてそれぞれ詳しくご説明していきます。

生後7ヶ月の赤ちゃんの授乳回数や授乳間隔は?ミルクの量は?

母乳 ミルク 哺乳瓶

生後7ヶ月の赤ちゃんは、授乳回数は1日5~6回程度で、4〜5時間くらいの間隔になります。すでに離乳食がはじまり2回食になっている子もいるので、授乳量は少しずつ減少していきます。

ミルクの量

離乳食が順調に進んでいる場合でも、生後7ヶ月頃の赤ちゃんは母乳やミルクから約70%の栄養を摂っています。ミルクの量は、離乳食を考慮して以下を目安としてください。

授乳回数が5回の場合 1回につき180ml
授乳回数が6回の場合 1回につき160ml

離乳食の進み具合には個人差があり、離乳食では足りないときや体調の悪いときなど、母乳やミルクが大半を占める日があっても問題ありません。母乳やミルクを求める赤ちゃんには、我慢させずに飲ませてあげましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食の量や回数は?

離乳食

生後7ヶ月頃の離乳食の回数は、1日2回、午前と午後の授乳時に与えましょう。食べる量よりも、丸呑みせずにしっかりモグモグしているかに重点をおくことが大切ですよ。

離乳食を与えるときは、赤ちゃんが舌でつぶせるように、絹ごし豆腐程度の硬さが目安です。はじめての食材は1日1品、1さじから与え、何かトラブルが起きたら病院に行けるように午前中に食べさせると安心です。

離乳食の1回あたりの目安量(7~8ヶ月頃)

5倍~7倍がゆ 80g
野菜・果物 20~30g
たんぱく質(どれか1品) 魚10~15g、肉10~15g、豆腐40~50g、卵黄1個~全卵1/2個、乳製品50~70g

※ただし、卵は必ず加熱したものを与えてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間や夜泣き対策は?

時計

生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、約13時間で、まとまって寝る時間が長くなりますが、夜泣きや寝ぐずりが目立つようになる子もいます。

夜泣きの原因

夜泣きの原因は乳歯が生えはじめた違和感や、行動範囲が広がって刺激が増えたことなど諸説ありますが、まだ詳しくはわかっていません。夜泣きが続くときは、赤ちゃんにとって刺激的な1日を過ごせた証なのかもしれませんね。

夜泣き対策

泣き止ませるために添い乳などで授乳してあげることもひとつの方法です。ママのぬくもりで安心して眠れるように、サポートしていきましょう。

気温が心地よい季節は少し外にでて、外気に当ててあげると気分転換ができて泣き止むこともありますよ。

生後7ヶ月の赤ちゃんの下痢に注意しよう

赤ちゃん 涙 泣く

生後7ヶ月の赤ちゃんは消化器官が未発達で、離乳食が体に合わないと下痢を起こしやすい時期です。

細菌やウイルスによる下痢

細菌やウイルスに感染している場合、下痢の他に熱が出る、機嫌が悪くなる・ミルクを飲みたがらない・吐くなどの症状が現れます。

食べ物による下痢

食べ過ぎや食事不足でも下痢を起こします。便の調子が変わるだけで熱はなく、機嫌もよく、ミルクや離乳食もほしがるのが特徴です。

下痢をした後に赤ちゃんの様子を確認し、機嫌がよくいつも通りであれば、離乳食の量が多すぎたり、硬すぎたりしていなかったか見直してみましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの服装は?

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生後7ヶ月の赤ちゃんは、寝返りやずりばいをして動きが一層活発になります。汗をいっぱいかくことから、大人よりも1枚少なめにし、できるだけ薄着で動きやすい服装を心がけましょう。

お座りが上手にできるようになり、おむつ交換も以前よりは回数が減っているので、ロンパースだけでなく、上下が分かれたセパレートの服を着始めるのもおすすめですよ。

よだれも出てくる時期なので、スタイと合わせてコーディネートを楽しんでも良いですね。児童館など外出の機会が増えたら、1セットは着替えを持参しましょう。冬場は、抱っこしたままでも着せやすいポンチョなども活躍しますよ。

生後7ヶ月頃から早寝早起きの習慣づけをはじめよう

風景 太陽 空 雲 

生後7ヶ月目になると、起きる時間や寝る時間が定まり、生活リズムがさらに安定してきます。赤ちゃんにとって、生活リズムが整うことや睡眠時間が安定することは、健康を守るためにとても大切なことです。

しかし、赤ちゃんは大人の影響を受けやすく、ママやパパが夜型だと赤ちゃんも夜型になることが多いといわれています。赤ちゃんとのスキンシップも大切ですが、まずは生活リズムを整え、赤ちゃんの状態を最優先にしてあげましょう。

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