つわり中に旦那ができること。妻に聞いた、夫の行動ガイドライン

妊娠・出産は大きな喜びですが、妊娠初期はつわりに悩まされる妊婦さんも多くいます。つわりで苦しんでいる奥さんの姿を見て、どうにかしてあげたいと思いながら、何をしたらいいのか分からず困っている旦那さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、つわり中の奥さんを持つ旦那さんが知っておきたいことや心がけたいことを、先輩ママの体験談と合わせてご紹介します。

旦那さんはまず「つわり」を理解することから始めよう

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奥さんが妊娠したら、まず旦那さんは「つわり」とはどんなものか、しっかりと理解しましょう。

一般的に、つわりは妊娠5~6週頃から始まり、12~16週頃まで続きます(※1)。つわりのはっきりとした原因はわかっていませんが、妊娠によって起こる体内の様々な変化が関係していると考えられています。

つわりの時期や症状、辛さには個人差があるため、自分の奥さんの状況を知ることが大切です。

つわりの時期

つわりの症状はいきなり現れるのではなく、徐々に体調が変化していくケースがほとんどです。

育児アプリ「ninaru baby」のユーザーを対象に行ったアンケート(※)では、妊娠2ヶ月目くらいからつわりが始まった人が53%と最も多く、遅い人では5ヶ月目から始まった人もいました。

つわりが始まった時期 アンケート

つわりが終わるときは、急に症状がなくなるのではなく、少しずつ吐き気や胃の不快感が和らいでいきます。アンケートによると、5ヶ月目くらいでつわりが終わったというママが多いものの、なかには出産直前の10ヶ月目までつわりの症状が続いた人もいました。

つわりが終わった時期 アンケート

つわりの症状

つわりの代表的な症状は、吐き気や嘔吐、胃のむかつきですが、常に何かを食べていないと吐き気をもよおす「食べつわり」や、よだれが過剰に分泌される「よだれつわり」といったものもあります。また、あらゆるもののにおいに敏感になったり、一日中眠気に襲われたりする人もいます。

このような症状が同時に現れることもあれば、日によって出る症状が異なることもあります。さらに、1日の中で、つわりの症状が強い時間帯と比較的軽い時間帯がある人もいて、人によって大きな差があります。

つわりの辛さ

つわりによって吐き気や嘔吐といった症状が出ていても、その辛さは人によって違います。気候や環境によっても、感じる辛さは違ってくるでしょう。

くれぐれも「つわりは病気じゃない、気持ちの問題だ」「○○さんは妊娠中もずっと普通に仕事してるよ」などと言わないようにしてくださいね。

つわり中に旦那さんができることは?家事はどうする?

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奥さんにつわりの症状が出ている間は、できるだけ日常生活での負担は軽くしてあげたいですよね。

先輩ママたちに聞いたアンケートの結果から、つわり中に旦那さんができることについて考えていきましょう。

つわり中に夫にしてもらいたかったこと・してもらって嬉しかったこと アンケート グラフ

家事は率先して行う

つわりの症状が軽い・重いに関係なく、妊娠中は今までと同じことでも母体に負担がかかることがあります。

今まで家のことをほとんど奥さんに任せていた旦那さんは、これを機に少しずつ料理・洗濯・掃除などの家事をするようにしたいですね。もともと家事をしていた旦那さんは、奥さんのケアを優先しながら効率よく家事を行っていきましょう。

仕事もあるなかで全て完璧にこなすのは難しいので、優先順位をつけて、できることから行うのがポイントです。何からしたらいいのかわからないというときは、まず奥さんに聞いてみてくださいね。

掃除機をかけてくれたり、カーテンを洗濯してくれたことは感謝しています。欲を言えば、料理もしてほしかったかな。

かなママさん(40代)

買い物に行く

つわりによって、買い物どころか、外出すること自体が辛くなる妊婦さんも少なくありません。そのため、重いものや大きいものはもちろん、ちょっとした買い物でも、旦那さんが行くようにして、奥さんの体を休ませてあげましょう。

つわりの時期には、食べ物を見るだけでも気持ち悪くなっていたので、食事を作るのはもちろんスーパーへの買い物も大変でした。

いちかママさん(30代)

食事に気をつかう

つわり中の妊婦さんの多くが悩まされるのが、毎日の食事です。つわりのピーク時は、「何も口にできない」「特定のものしか食べられない」という人もいます。食べ物のにおいを嗅いだだけで気持ち悪くなる妊婦さんも多く、そんなときに旦那さんや家族の食事を作るのは大変なことです。

奥さんの状況をみながら、食事の準備はできるだけ旦那さんが行うようにしましょう。スーパーのお惣菜や宅配なども上手に活用し、奥さんが食べられないときは外食で済ますのも一つの方法です。

奥さんが苦手なにおいがするものは家では食べない、奥さんが食べられるものを常備しておく、といった工夫もできるといいですね。

食べづわりだったので、仕事中に小まめに食べられるよう、毎朝フルーツの皮を剥いたり、一口サイズのおにぎりを用意してくれたことはとても感謝しています。朝起きて気持ち悪いときには、枕元までフルーツを持ってきてくれたことも。

しゅんくんママさん(20代)

自分のことは自分でする

どうしても仕事が忙しくて家のことはほとんどできないという場合は、最低限、自分のことは自分でするようにしましょう。脱いだ服は洗濯物カゴに入れる、使った食器だけは洗うなど、今まで奥さん任せだったことを少しでも自分で行うようにしてくださいね。

旦那さんの手がまわらないというときは、奥さんに負担がかからないように、両親や義両親、ヘルパーさんなどに頼ることもしっかりと考えましょう。

ほとんどのことはしてもらって感謝しています。でも、晩ご飯は絶対に作ろうとはしなかったので、自分の分だけでも作ってくれると嬉しかったかな。

はるとママさん(30代)

ほかの家族の面倒をみる

上の子・ペット・要介護者がいる家庭では、旦那さんが面倒をみるようにましょう。つわりが辛い時期の奥さんは、思うように体が動かず、においにも敏感になります。

上の子のおむつ替えや園への送迎、ペットのお散歩、食事の支度などを率先して行うことで、奥さんはずいぶん楽になりますよ。

つわり中は旦那さんも生活習慣を見直そう

におい くさい

前述の通り、つわり中は、においに敏感になる妊婦さんも多くいます。奥さんの妊娠とつわりをきっかけに、旦那さんも生活習慣を見直してみてくださいね。

タバコはすぐにやめる

奥さんの妊娠がわかったら、すぐにタバコをやめましょう。タバコのにおいで気分が悪くなり、つわりの症状が悪化してしまうことも少なくありません。

また、奥さんが副流煙を吸い込むと、赤ちゃんが低体重児で生まれてくる確率が上がるといわれています(※2)。奥さんの妊娠を機会に、禁煙に踏み切ってはいかがでしょうか?

私がつわりの時期でも隣でタバコ。煙が少ない加熱タイプだったけど、嫌だった。自己中!

ケンシロママさん(30代)

食べ物や体臭などのにおいに気をつかう

つわり中の奥さんにとって、お酒やにんにくを口にした後の旦那さんのにおいは凶器同然です。

また、旦那さんの体臭そのもので気持ち悪くなってしまうこともあるので、特に汗っかきの人はこまめに着替える、入浴時に念入りに体を洗う、などして配慮しましょう。

職場などで喫煙者と接することが多い場合は、帰宅前に衣服についたタバコのにおいも確認しましょう。玄関に消臭用スプレーを置いておき、帰ってきたら衣服に吹きかける習慣をつけておくのがおすすめです。

つわりで苦しい日に限って、飲み会で帰りが遅い!しかも飲み会の帰りは、タバコやお酒の匂いが臭くて、本当に辛かった。

ようたママさん(30代)

無理に夫婦生活を求めない

仲の良い夫婦であれば、定期的に夫婦生活をしたくなるもの。しかし、旦那さんだって高熱や二日酔いで寝込んでいるときに求められても応じる気持ちにはりませんよね。つわり中の奥さんも同じで、頭ではわかっていても体が辛く、そんな気分になれないこともあるのです。

さらに、お腹の赤ちゃんに何かあったらと心配になることもあるかもしれません。妊娠初期はとてもデリケートな時期なので、奥さんの気持ちを第一優先にしてあげてくださいね。

つわり中は夫の精神的サポートが大切

カップル

つわり中の奥さんが旦那さんにしてもらって嬉しいことは、何よりも理解し支えてくれること。いくら家事をやってくれも、ここが抜けていると奥さんは安心できません。旦那さんが精神的にサポートしてあげられる一番の存在だということを忘れないでくださいね。

できるだけ一緒にいる

「旦那にできることなんてあまりないから早く帰っても意味がない」などと思わないでくださいね。旦那さんがそばにいて他愛もない会話をしたり背中をさすったりしてくれるだけで、奥さんは安心するものです。仕事が終わったら、できるだけ早く帰宅しましょう。

また、つわりが辛い時期は休日に遠出できなくなりますが、奥さんの体調を考えながら、家でDVDを観たり近所を散歩したりして一緒に過ごすと、気分転換になり喜んでくれるはずですよ。

周囲の過干渉から奥さんを守る

周囲に妊娠報告をすると一緒に喜んでくれることもあれば、色々なことを言われることがあります。特に奥さんにとっての姑・小姑からなにか言われる場合、相手に悪気がなくても、つわり中の奥さんにはストレスになることもあります。

たとえば、「つわりなんて大したことないわよ」「昔はつわりでも家事をしていたのよ」などと言う人もいます。

奥さんが安心してマタニティライフを送れるよう、旦那さんがしっかり盾になって守ってあげましょう。奥さんの前で自分の母親の味方をしてしまうと、奥さんは深く傷ついてしまうこともあるので、気をつけてくださいね。

パパになる心の準備をする

体が変化しない旦那さんにとって、赤ちゃんが生まれる前にパパとしての心の準備を整えるのは難しいことです。

でも、育児は夫婦が力を合わせて行うものです。奥さんを安心させるためにも、少しずつでいいので妊娠中からパパになる心構えをしておきましょう。

子供がいる友人や会社の先輩に話を聞いたり、育児書を読んだり、パパ向けアプリをダウンロードしたりして、産後の生活を想像してみてくださいね。

つわり中に旦那さんが心がけるべきことは?注意点は?

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奥さんがつわりで辛いとわかっていても、家事や奥さんのケアで忙しくなってそれまでの生活が変わると、旦那さんも疲れやストレスを感じることも出てくると思います。

特に、今まで主に奥さんが家事をやっていた家庭では、つわりでほとんど家のことをやらなくなった奥さんの姿を見て、つい言いたいことが出てくるかもしれません。

しかし、妊娠中はホルモンバランスの変化により、ささいなことでも悲しくなったりイライラしたりしやすくなります。さらに、つわりで体調が悪いとそれだけで不安感が増すものです。

実際に口に出さなくても、嫌そうな素振りを見せたり、ため息をついたりするだけで奥さんは傷ついてしまいます。疲れやストレスがたまることがあっても、決して奥さんのせいにしたり、嫌だなという態度を見せたりしないようにしてくださいね。

奥さんが辛そうにしている姿を見るのも苦しいものですが、つわりはずっと続くものではないので、今だけのことと割り切って、しっかり奥さんを支えてあげましょう。

つわり中は旦那さんのサポートが大切

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つわりで苦しむ奥さんをいたわることは、旦那さんがパパとしてできる最初の大切な役割です。

赤ちゃんをお腹に宿し育んでいくことは、想像以上に大変で奇跡的なこと。赤ちゃんを元気に産むために、日々格闘している奥さんに感謝の気持ちを持ち、妊娠やつわりという非日常的な状態を理解してあげてくださいね。

水を飲んでも吐いてしまうほど奥さんのつわりが重い場合は、脱水症状や妊娠悪阻の可能性あります。そのようなときは、すぐに病院を受診させてあげてくださいね。状況によっては、点滴や入院が必要になることもあります。

奥さんを支えながら辛いつわりの時期を乗り越えることで、夫婦の絆がより深まり、残りのマタニティライフを二人で楽しく過ごしていけるといいですね。

※アンケート概要
実施期間:2018年7月13日~7月17日
調査対象:つわりの経験がある「ninaru baby」ユーザー
有効回答数:100件
収集方法:Webアンケート

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