ワンオペ育児は解消できる!そのために夫婦でやりたい17のこと

2017年の流行語であり、現在ではすっかり浸透した「ワンオペ育児」。育児や家事を妻任せにして夫は仕事や趣味ばかり…という、「家庭のことはママ一人のワンオペレーション状態」であることを指した言葉です。今回は、ワンオペ育児とはどんな状況で、それを解消するために夫婦でどんなことができるのかについてご紹介します。

ワンオペ育児とは?

ワンオペ育児 料理

子供が生まれると家事・育児の負担が一気に増えます。しかし「パパはそれまで通り仕事や趣味に忙しく、家事や育児はママ任せ」という状況が、ワンオペ育児です。

そんな状況は昔からあったものの、昨今では共働き夫婦が増えたり、厚生労働省が男性の子育て参加を推進したりする流れの中で、ワンオペ育児の解消に対するニーズが高まっています。

そこで今回は、ワンオペ育児にならないために取り組める17のヒントをご紹介します。すべての家庭に適用できないものもありますが、ワンオペ育児に悩んでいる人は、できそうなものから試してみてくださいね。

ワンオペ育児を解決するために、ママが心がけたい3つのことは?

ワンオペ育児 ママ

ワンオペ育児で大変な思いをしているのはママがほとんどでしょう。「パパが変わらなければ、ワンオペ育児の状況は改善しない」と思うのは当然のことです。

しかしワンオペ育児を解決するためには、ママが心がけたいこともありますよ。

解決策をみるまえに、まずはママが心がけたいポイントを押さえておきましょう。

パパを褒めて伸ばす

最初から家事や育児を上手くこなせるパパはいないので、ママはついダメ出しをしたくなるもの。

しかし男性は(一般的には)プライドが高い生き物です。「ここがダメ」「もう少しこうしてくれれば」と思う気持ちを抑えて、褒めて伸ばしましょう。

パパにお願いすることは具体的に

パパに「もう少し家事をやって欲しい」「自分の時間が欲しい」など、おおまかなお願いをすると、「本当はそんなことをして欲しいわけじゃなかった」「それは私がやっておいたのに」というすれ違いが生じてしまうことも。

「ゴミを出してきて欲しい」「食器を洗っておいて欲しい」など、具体的なお願いの方が伝わりやすく、あとでトラブルにならずに済むことが多いようです。

「女と男は考え方が違う」ということを前提に

「女性は妊娠中からママだけど、男性は生まれてからしか実感できないので親になるのは10ヶ月遅い」という話を聞いたことはないでしょうか。

「そんなこと言ったって」という気持ちは当然ですが、ある程度仕方ないと割り切ることもときには必要です。

もちろん、それでなくても男性と女性は考え方や感じ方が根本的に違うもの。女性と同じことを男性にしてもらうのは難しいことも多々あります。

パパに不得意なことを強要せず、得意なことを伸ばしていったほうがいいこともありますよ。

ワンオペ育児を解決するために、パパが心がけたい6つのことは?

ワンオペ育児 パパ

それでは、ワンオペ育児を解消するために、パパがすべきことはなんでしょうか。ママがパパに譲歩してくれるようなら、パパもその気持ちに応えてほしいものですよね。

行動に入る前に、まずはパパも心がけが大切です。

家事・育児を「手伝う」と絶対に言わない

家事や育児は、夫婦で一緒に取り組むもので、ママだけの役割ではありません。そのため、無意識にでも「手伝う」と言わないようにしましょう。

仕事と家庭を天秤にかけない

仕事と家庭は、どちらかを優先するものではありません。仕事が忙しいから家庭はおざなりにしてもいい、ということではないですよ。

子供の笑顔のために、まずはママを笑顔にする

育児や家事において、ついパパがやってしまいがちなのが、子供の世話ばかりして家事をしなかったり、ママの気持ちを考えずに行動してしまうこと。

ママの機嫌が悪いと、それが子供にも伝染して、家庭内が暗くなってしまうことも。ママが笑顔になり、家族みんなが気持ちよく過ごせるよう、ママをストレスフリーな状態にしてあげられるように心がけましょう。

ママの体のことを知る

妊娠・出産という大仕事により、ママの体はとても疲れています。赤ちゃんをお腹の中で育てるためにホルモンバランスが崩れ、考え方や性格が一時的に変わってしまうことも。

パパにとっては「なんで今までのママと違うんだろう」と不思議に思うかもしれませんが、女性の体の変化について知識を持っていれば、そういった疑問はなくなり、冷静に対応できるようになりますよ。

赤ちゃんのことを知る

特に生まれてから1歳までの間は、気をつけなければいけない病気や、受けなければいけない予防接種、役所で手続きしなければいけないことなどが、山のようにあります。

パパが予防接種を受けさせるために仕事を休むのは難しくても、スケジュールを知っておけば、ママの予定が把握しやすくなったり、病気のことがわかれば、その時期にどんな生活をすべきかがわかります。

育児漫画などを読んで、赤ちゃんがどんな成長をして、どんな生活が待っているかを想定するのも有効ですよ。

ママのニーズを把握する

「いつもはやらない食器洗いをしてみたら、ママから怒られた」「台所を掃除したらママからダメ出しされて、わけがわからない」という経験があるパパは、案外多いのではないでしょうか。

実は家事や育児に、ママならではのこだわりを持っているというケースはよくあります。例えば「台所だけは全部自分で管理しておきたい」などという思いを持ったママもいます。

もしかすると、パパがしようと思ったことは、実はママにとってはして欲しくないことかもしれません。ママが何をして欲しいと思っているか、きちんとニーズを確認してから行った方が、すれ違いがないでしょう。

ワンオペ育児を解決するために、パパが行動したい8つのことは?

ワンオペ育児 パパ

続いて、ワンオペ育児を解決するためにパパがしたい具体的な行動をご紹介します。一番のコツは、できるだけ自分が楽しめる状況をつくることです。「やらされている」と思っていては、長続きしませんよ。

家事・育児を楽しみに変える

家事や育児を義務ではなく楽しみに変えることができれば、積極的になれますよね。楽しくなるための工夫をしてみることも大切です。

パパが使ってみたい掃除用具を探してみたり、パパが読みたい絵本を赤ちゃんに読み聞かせたりすると、家事や育児をより楽しめるかもしれませんよ。

家事・育児で一石二鳥を狙う

子供が生まれると、自分の時間を取るのはどうしても難しくなります。家事や育児にかける時間の中で、それを補うことはできないか工夫してみましょう。

例えば赤ちゃんの相手をするとき、赤ちゃんをお腹に乗せて腹筋をしてみたり、赤ちゃんを抱きながらスクワットしてみてはどうでしょうか。

ジムに行けなくても運動不足を解消できるだけでなく、赤ちゃんもその動きを喜んでくれるかもしれません。ただしもちろん、赤ちゃんを無理な体勢にしないよう気をつけてくださいね。

家にいなくてもできることを考える

出張や単身赴任でどうしても家にいられないこともあるでしょう。

そんなときは、パパが家にいなくても家事や育児に貢献できることを考えてみましょう。

ネット通販で家事の便利アイテムを探してみたり、不在中にママが喜ぶスイーツが家に届くように手配してみたり。「仕事が忙しくても、ママや子供のことを忘れているわけじゃないんだよ」というメッセージにもなりますよ。

通勤時間を効率化する

子供が生まれても1日に使える時間が増えるわけではありません。今まで無駄にしていた時間がないか、その時間で何ができるかを考えてみましょう。

例えば通勤時に電車に乗っている時間に、何かできることはないでしょうか。仕事をしたり、趣味の時間に充てることもできるかもしれません。

寝る前に1日3分でもママをマッサージする

子供が生まれると、どうしてもママとパパという、子供ありきの関係になってしまいがちです。子供が起きている間は難しくても、子供が寝ている間は夫婦の関係を保てるように努力してみましょう。

例えば寝る前に3分だけでも足のマッサージをしてあげることで、きっとママはホッとしてくれるはず。「ママのことも考えているんだよ」というメッセージを、態度だけでなく言葉や行動で示しましょう。

ときには人任せ、機械任せにしてみる

育児も家事も頑張らなければ!と思っていても、どうしても全部こなすのは難しいこともあります。ママが産後うつになるように、パパがうつのような状態になってしまうこともありえます。

自分で何とかしようとせず、ときには機械や人に任せてしまうことも必要です。例えば洗濯機を乾燥機付きに買い替えたり、家事代行サービスを頼めば、その分時間が生まれます。

お金で時間を買うことも、ときには必要かもしれません。

クオリティアップよりスピードアップ!

凝り性なパパは、一旦家事にはまると徹底的に綺麗にしたくなることも多いもの。しかしそのときには質より速さを重視した方が、ママにとっては嬉しい場合も多いようです。

ときには「そんなに綺麗にしてくれなくてもいいから、他のことをやって欲しい」と言われてしまうことも。1日の時間は限られているので、効率重視、スピード重視で臨むことも大切です。

育児休業をとる

「育休はママがとるもの」というイメージを抱いているパパは多いかもしれません。

しかしママの産休中や育休中にパパも育休を取ることもできるだけでなく、産休・育休中に計2回に分けて取得することもできます(※1)。また必ずしも長期間取る必要もなく、1日から取得できますよ。

月曜から金曜まで育休をとれば、前後の土日を含め9日間の休みになります。その間家事や育児を徹底的にやってみると、ママの大変さもわかることでしょう。

育児休業を取るのは手続きが面倒…という人は、家事・育児のために有給をとってもいいのではないでしょうか。

ワンオペ育児は夫婦の協力で解決しよう!

育児 パパ

ママだけ、パパだけが家事・育児をするのは大変なもの。特に子供が生まれたばかりの頃は、すべての環境が変わって戸惑いもあり、ただでさえストレスがたまりがちです。

ワンオペ育児を解決するためには、ママとパパが協力して取り組むことが大切ですよ。

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