妊活体験談!妊活で始めている、意識しているのはどんなこと?

妊娠したくてもなかなか妊娠できないカップルは、10組に1組とも、5組に1組とも言われています。晩婚化や高齢出産、食生活の変化など、妊娠に向けた壁を乗り越えるためにも、「妊活」は早めに取り組みたいところですね。今回は、先輩ママの体験談をベースに、どのような妊活に取り組めばいいのか、妊活の基本をご紹介します。

妊活の体験談!どんなことに取り組むの?

こそだてハックが行った妊活に関するアンケート調査によると(※)、妊活経験のある女性および男性は、下記のようなことに取り組んでいることがわかりました。

妊活で取り組んだこと

妊活体験談 アンケート 妊活で行ったこと

そこで次の章からは、これらの項目のなかから、特に多くの先輩ママが取り組んでいたことや、手軽に取り組みやすい基本的な妊活についてご紹介していきます。

妊活の体験談1. 基礎体温をつけ、排卵日に合わせて性行為をする

女性 朝 寝起き

妊活の第一歩として、基礎体温をつけ始めたという人は多くいます。毎日継続して体温を計測し、グラフ化することで、月経周期の低体温期と高温期がいつなのかわかり、おおよその排卵日を知ることができます。

妊娠には卵子と精子による受精が重要ですが、卵子や精子にも寿命があり、約1ヶ月に1回の排卵日を狙った性交が、妊娠をめざす活動の基本になります。基礎体温で排卵日を予測し、そのタイミングに合わせて性行為を行うことは、妊活のファーストステップといえますね。

体調の変化も分かるように

もともと女性の体の周期や病気などの知識がなくて、このままじゃまずい…と思うようになったのと、ちょうど結婚して赤ちゃんが欲しいなと思い始めたときが重なり、タイミングを確認する意味で、基礎体温をつけ始めました。

いざ付けてみると、細かい体温の上下で体調の変化や大体の排卵日も分かるようになり、数周期続けるうちに無事妊娠することができました。

Kさん 40代

日課になるとすぐに妊娠できた

夫婦でそろそろ子どもが欲しいねという話になり、生理期間もあやふやで正確に把握していなかったので、基礎体温を測ってみることにしました。

日課になるまでは少し時間がかかりましたが、記録をつけてみると体調の変化にも気が付きやすく、排卵日もわかるように。おかげですぐに妊娠することができました。

Rさん 30代

自分の自信になりました

妊活を始める際、「妊娠には基礎体温」というイメージがあったので測り始めました。

グラフを付けるときちんと2相にわかれていたので、無排卵や妊娠しにくい体ではないんだなということが分かり、それだけで自信になりました。

Aさん 30代

妊活の体験談2. 葉酸サプリを摂取する

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葉酸はお腹の赤ちゃんが発育するためにも必要な不可欠な栄養素で、不足すると「神経管閉鎖障害」という、先天性の障害が起こるリスクが高まります(※1)。

そのため厚生労働省は、妊娠を計画している女性に対して、妊娠する1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までの間、食事からの摂取に加え、サプリメントから1日0.4mgの葉酸を摂取することを推奨しています(※1)。

葉酸を摂取することで妊娠しやすくなる、というわけではありませんが、いつ妊娠してもおかしくない妊娠中は、葉酸サプリを服用することをおすすめします。

貧血の緩和にもつながった

妊活中は葉酸を摂取したほうがいいということを聞いて、葉酸サプリを飲んでいました。ビタミンなども入ったマルチタイプだったからか、もともと悩んでいた貧血が少し改善されました。

Mさん 30代

妊活の体験談3. 体を冷やさない

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女性は皮下脂肪が多く筋肉が少ないことから、体が冷えやすいといわれています。体が冷えると血行が悪くなるため、子宮を始めとする内蔵の働きも弱くなる可能性が考えられます。

体を温めることで様々な不調が解決されたという体験談もあるので、妊活中だけでなく、女性はできるだけ体が冷えないようにしておきたいですね。

生理痛の緩和にもつながった

生理痛がひどくて仕事にも支障をきたしていたので、妊活をきっかけにお腹周りをしっかりと温める意識をしました。結果、生理痛は緩和され、冷え対策を行った結果かはわからないけど、妊娠することができました。

Mさん 30代

基礎体温が上がった

頭痛がひどくて漢方薬局を受診したら、顔色を見て「体が冷えている」と言われ、その話の流れで赤ちゃんが欲しいという相談をしました。体を温める漢方薬を処方してもらい、飲み続けることで基礎体温が少し上がりました。

Tさん 30代

妊活の体験談4. 排卵検査薬を使用する

妊娠検査薬 女性 蒸発線

先に紹介したように、基礎体温をつけることでも排卵日を予測することはできますが、あくまでも「ある程度」の予測です。より正確に排卵日を予測するためには、排卵検査薬を使うのが確実でしょう。

市販の一般的な排卵検査薬は、生理周期が28日の人の場合、次の生理開始予定日の17日前から毎日使用し、初めて陽性反応がでたときから約40時間以内に排卵が起こるとされています(※2)。

基礎体温で予測してタイミングを取ってもなかなか妊娠しないという人が試すことが多いようです。

慣れてくるとタイミングが取れるように

基礎体温から排卵日予測をしていましたが、なかなか妊娠できなかったので、排卵検査薬を使用してみました。

最初は、陽性反応がうっすら出始めたかな?と思ったら翌日には陰性になったりと、上手く把握することができなくて落ち込みましたが、何周期か続けるうちにタイミングが分かるようになり、無事に妊娠できました。

Kさん 30代

妊活の体験談5. 食生活を整える

女性 公園 リンゴ 果物 食べる

毎日の食事は、健康な体を作るために重要なこと。特に妊活中は、赤ちゃんがいつ来てもいいように、体に良い食生活を心がけていた人が多くいるようです。

まずはインスタント食品や市販のお菓子を控えた食生活にしましょう。コンビニ弁当やカップ麺が多かった人は、ご飯、味噌汁、主菜、漬物といった和食中心の食事へ、内容を変えることから始めてみてくださいね。

妊娠中の体重セーブにもつながった

毎日3食しっかりと食べ、野菜中心のメニューにし、添加物が含まれているものは避けるようにしていました。妊娠できたあとも、この食生活が習慣になっていたので、体重が増えすぎることなく、お医者さんに褒められました。

Aさん 30代

妊活の体験談を参考に、自分にあった妊活を

夫婦 カップル

「さぁ、妊活だ!」と意気込んでしまうと、ストレスがたまってしまい、逆に妊娠から遠ざかってしまう可能性があります。自分を追い込みすぎず、できる範囲で妊活に取り組みながら、赤ちゃんが来てくれる日を気長に待ちたいですね。

今回の体験談を参考に、自分にあった妊活の方法をみつけてくださいね。

※アンケート概要
実施期間:2017年12月13日~2018年2月18日
調査対象:妊活経験のある男女
有効回答数:1089件
収集方法:Webアンケート

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