高温期5日目の症状は?体温が下がると着床?妊娠している可能性は?

高温期5日目にお腹が痛くなったり、基礎体温が下がることがあったりすると、「これは妊娠初期症状なのでは?」と感じる人もいるかもしれません。妊活中の人は、体の状態が日々気になりますよね。そこで今回は、高温期5日目に体温が下がるなどの症状が出たら着床のサインなのか、妊娠している可能性はあるのかなどをご説明します。

高温期5日目の体はどんな状態?着床は起こる?

基礎体温表

女性の体のバイオリズムは、基礎体温を元に大きく分けて「低温期」と「高温期」の2つの時期で成り立っています。この低温期から高温期に移行する数日間の間に、排卵が起きていると考えられています。

排卵された卵子が精子と出会い受精すると、受精卵はその後6〜7日ほどかけて子宮へと移動して着床を始めます(※1)。

体が高温期に入る前日に排卵が行われたとすると、高温期5日目は排卵から5日が経ったタイミングです。排卵日に受精が成立していた場合、高温期5日目は受精から5日目が経過していることになります。

その場合、高温期5日目には、受精卵は細胞分裂を繰り返して「胚盤胞」へと変化しており、既に子宮内膜に着床できる状態まで成長しています。ただし、高温期5日目は、胚盤胞がまだ子宮内をプカプカと浮遊している段階です。着床が始まるまでもう少し時間がかかります。

高温期5日目に着床痛?下腹部が痛くなる理由は?

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着床によって起こる妊娠超初期症状の一つに、下腹部に痛みを感じる「着床痛」という症状があります。高温期5日目に腹痛を感じると「着床痛かな?」と思うかもしれません。しかし、前述のようにこの時点では着床は始まっていないので、着床痛は現れにくいといえます。

この高温期5日目での下腹部痛は、ホルモンバランスの変化が原因で起こる月経前症候群の可能性が考えられます。月経前症候群では、生理前の3〜10日の間、下腹部痛や胸の張り、腰痛、精神的な不安定などの症状が現れることがあります(※2)。

月経前症候群の症状には妊娠超初期症状と共通するものが多く、間違えやすいため注意が必要です。

高温期5日目に体温が下がるのは着床のサイン?

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妊活中の人は、高温期の体温変化にも敏感だと思います。そのため、高温期なのに体温が下がると「妊娠していないのかな?」と心配に思う人もいるでしょう。

高温期5日目に基礎体温が下がる場合、「インプランテーションディップ」の可能性が考えられます。

インプランテーションディップとは、着床時期に一時的に見られる基礎体温低下のことです。医学的に詳しいことはわかっていないものの、妊娠した人のなかに、着床時期に一時的な基礎体温の低下が見られたことから、妊娠兆候の一つであると考えられています。

ただし、基礎体温は外気温や体調などに左右されることもあるので、計測ミスの可能性もあります。期待しすぎずに様子を見るようにしてください。

高温期5日目に基礎体温が下がり、数日測り続けても体温が元に戻らなければ、女性ホルモンの「プロゲステロン」や「エストロゲン」が不足している可能性もあります。その場合「黄体機能不全」などの疾患の可能性もあります。

黄体機能不全は、高温期が10日目まで続かなかったり、低温期と高温期の基礎体温の差が0.3度以下しかなかったりする場合に疑われる病気です(※3)。基礎体温表をつけていてこれらの症状に気づいたら、一度婦人科を受診すると安心ですよ。

高温期5日目に妊娠検査薬は使える?

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もし高温期5日目に妊娠兆候が見られた場合、妊娠検査薬で判定したくなる人も少なくないでしょう。

市販されている妊娠検査薬は、尿に含まれるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの濃度を検知して妊娠しているかどうかを判定する仕組みになっています(※1)。

妊娠検査薬の多くは、hCGが50mIU/mL以上で反応するようになっていますが、高温期5日目では、50mIU/mLに達することはまれだと考えられます。

一般的な妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後(高温期21日目)以降の使用が推奨されているので、その時期まで待って検査することをおすすめします。

着床するまでは神経質になりすぎないで

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高温期5日目に体温が下がるなどの症状が現れるとソワソワしてしまいますよね。しかし、高温期5日目の時点では妊娠しているかどうかを確認することは難しいので、あまり神経質にならないようにしましょう。

気にしすぎるとストレスがたまってしまいます。今はいつもどおりの生活を心がけてくださいね。

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