子どもが生まれると何かとお金がかかるようになります。成長するにつれて食費や教育費も増えるので、早い時期から節約をして、しっかりお金を貯めておきたいと考える人も多いですよね。
そこで今回は、子育て中の節約方法や上手に貯金するポイントについてご紹介します。
子育て中の節約方法:新生児期~1歳
ここでは、新生児期から1歳頃におすすめの節約方法をご紹介します。
レンタルを利用する
ベビーベッド、ベビースケール、ベビーシートなど、高額のわりに短い期間しか使わないベビーグッズは、購入するよりレンタルした方が安くすむ場合もあります。
使いたい期間だけ使うことができ、使用後の収納場所を気にする必要がないのも嬉しいですね。
おむつグッズを工夫する
おむつ替えが頻繁なこの時期は、紙おむつ代だけでなく、おしりふき代がかかります。
うんちの時は、おむつのうんちがついてない部分で大まかに拭き取ってから仕上げとしておしりふきを使うようにすると、何枚も使わずに済むので経済的ですよ。
自宅でおむつ替えをするときは、おしりふきの代わりに水やぬるま湯を染み込ませたコットンを使うと、おしりふきを使う頻度をおさえられます。
カートリッジ式のおむつ用ゴミ箱を使っている人は、市販のゴミ袋が使えるタイプに変更するという手もあります。
カートリッジ代がかからずおむつ卒業後は普通のゴミ箱としても使用できるので経済的です。
まとめ買いをする
紙おむつ、おしりふき、粉ミルクといった消耗品は、まとめ買いをすることで、1個ずつ買うよりもお得に購入できます。
ベビーグッズ専門店やネットショップでケース買いできるので、チェックしてみましょう。定期購入にすることでお得になることもありますよ。
ただし、新生児期から生後5ヶ月頃まではおむつのサイズがすぐに変わるので、買いすぎには注意してくださいね。
お下がり・リサイクルを活用する
外出できる範囲が広がると、それまで以上にベビー服やグッズが必要になります。年齢が少し上の子を持つ親戚や友人がいたら、お下がりをもらうと衣服代をおさえることができます。
最近は、おしゃれなベビー服を扱うレンタルショップやフリマアプリも充実しているので、上手に活用しましょう。
離乳食はまとめて作って冷凍保存する
離乳食を食事の度に1食分ずつ調理をしていると、食材費だけでなく光熱費もかさみます。一度にまとめて作って、冷凍保存しておくと食材も無駄にならず節約にもなりますね。
必要なときに解凍して使えるので、時短にも繋がりますよ。
地域のイベントに参加する
地域の児童館や子育て支援センターのプログラムをこまめにチェックしてみましょう。赤ちゃんを対象としたイベントやママ・パパ向けの講座が無料で開催されていることがあります。
知育おもちゃで自由に遊んだり、好きなだけ絵本を読んだりできるので、おもちゃ代や絵本代の節約に繋がります。
地域のイベントなら気軽に参加できるので、おむつ替えや昼寝の回数が多い時期でも楽しめますよ。
子育て中の節約方法:2~3歳
2歳を過ぎると、ベビーグッズの買い足しは減りますが、子どもがさまざまなものに興味を持ち出すため、出費が多くなりがちです。幼稚園や保育園に通う場合は、入園準備などにもお金がかかります。
身のまわりのものでおもちゃを作る
2歳を過ぎると、市販のおもちゃに興味を示すようになってきます。しかし、値段の割に遊べる期間が短いものもあるので、買う前によく検討しましょう。
節約も兼ねて、身のまわりにある新聞紙や牛乳パック、ペットボトルといった材料を使って、おもちゃを手作りするのもおすすめです。他にはないオリジナルのおもちゃに、子どもも喜ぶはずですよ。
無料期間のうちに楽しんでおく
テーマパークや博物館への入園、乗り物の乗車・搭乗などは、3〜4歳から子ども料金がかかる場合があります。
たとえば、国内線の飛行機では、2歳までは大人の膝の上に座れば無料ですが、3歳を過ぎると子ども用の運賃がかかるのが一般的です。
3歳前後での遠出の旅行や帰省を計画している場合は、3歳になってからではなく2歳の間に楽しんでおくと節約になりますね。
習い事は子どもの興味を尊重する
子どもが大きくなるにつれて、習い事や教室に通わせるべきか考えることも増えますよね。しかし、習い事には月謝や教材費がかかるので、本当に必要なものなのか子どもと相談して決めるようにしましょう。
2~3歳は好奇心が旺盛なので、親が一方的に何かをやらせようとするのではなく、興味を持ったことをとことんやらせてあげることが大切です。
外出時の持ち物を工夫する
子どもとお出かけするときの出費を抑えたい場合は、水筒や軽食を持参するようにしましょう。現地で飲み物や食べ物を買わずに済むので節約になりますよ。
2歳を過ぎればリュックを背負って歩けるようになるので、お出かけ用リュックを用意して持ち物を入れてあげるのもいいですね。
子育て中の節約のポイントは?注意点は?
ここでは、子育てをしながら節約するときのポイントや注意点をご紹介します。
目標を立てる
節約をするときは、目標を立てるようにしましょう。「食費は月●●円までにおさえる」「今月はTシャツは1枚しか買わない」など、具体的な数字を掲げると実践しやすくなりますよ。
楽しみながら取り組む
「お金を使ってはいけない」と考えながら節約をするとストレスが溜まってしまうものです。
「おもちゃを手作りしたら子どもが喜んでくれた」「フリマアプリでかわいい服を見つけた」といったように、節約を楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。
時間とのバランスを考える
子どもと遊ぶ時間や一緒に食事をする時間を削ってまで節約をする必要はありません。
ママ・パパや子どもの体調が悪いときや、特別な用事があるときは、節約にこだわりすぎず必要なものにお金をかけるようにしましょう。
時間をとるのか、お金をとるのか、バランスを考えながら実践していくことが大切です。
子育て中に貯金するためのポイントは?
子育て中は、節約だけでなく上手に貯金をすることも大切です。特に、学費や旅行費、お祝い行事の費用は大きな額なので、貯金があると安心です。
子育て中に上手にお金を貯めるには、日々の貯金に加え、以下の方法もおすすめですよ。
● 学資保険への加入
● 児童手当を貯金に回す
● NISAを利用して資産運用する
● お年玉などお祝いでもらったお金は子ども名義の口座に貯めておく
家計の見直しをしたくても、何から手をつければいいのかわからない…というママやパパにはninaruオンライン教室の「教育資金と貯蓄」講座がおすすめです。
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上手に節約や貯金をして子育てを楽しもう
子育て中の節約は、無理なく続けられる範囲で行うことが大切です。一人で頑張りすぎず、家族で協力しあって楽しく続けていきましょう。
節約は決してお金を使わないことではありません。「無駄なものを買わない」「ものを大切にする」といった気持ちで過ごしてくださいね。