
今日は赤ちゃんや子どもと何をして過ごそうかな…。そんなときは家にある身近なものを使って、おもちゃを作ってみませんか?今回はトイレットペーパーの芯を使った簡単なおもちゃの作り方を3つご紹介します。
「手作り」と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、今回は簡単に作れるおもちゃをピックアップしています。子どもと一緒に手作りするのもおすすめですよ。
1. 「ぺったんスタンプ」

トイレットペーパーの芯を折って、ポン!
一瞬でかわいいスタンプを作ることができます。「何色が好き?」と、絵の具の色は子どもに選ばせてみましょう。何色か混ぜても味わいがあります。
必要な材料と道具は?

用意するもの
●トイレットペーパーの芯 1つ
必要な道具
●紙 ●絵の具 ●紙皿
作り方

ハート型=トイレットペーパーの芯の真ん中を凹ませる
しずく型=トイレットペーパーの芯の1ヶ所を山折りにし、しずく型にする
星形=トイレットペーパーの芯を5ヶ所山折りにし、5角形を作る。5角形の辺を谷折りにし星形にする
紙皿に好きな絵の具を出し、1に絵の具をつけて紙にスタンプする
作るときのポイント・注意点は?
絵の具を使用するので、汚れてもいい服装、机に新聞紙を敷くなど部屋が汚れない工夫をしておくといいでしょう。
2~3歳頃におすすめ
2~3歳頃は手先が器用になり、スプーンやフォークなども上手に使えるようになる時期。また大人の真似っこも好きなので、ママやパパが最初にやり方を見せてあげれば、どんどんスタンプを押したくなるはずです。さまざまな色を混ぜたり、いくつも形を重ねたりして楽しんでくださいね。
2. 「火を噴くドラゴン」

まるで生きているかのよう!
トイレットペーパーの芯に息を吹きかけてみましょう。吹く息の強さでドラゴンが噴く火の強さが変わりますよ。
必要な材料と道具は?

用意するもの
●トイレットペーパーの芯 2本
●画用紙 2枚(青・ピンク 各1枚)
●薄手の紙 3枚(赤・黄・オレンジ 各1枚)
※100円ショップなどで売っている薄い花紙でOK
●ムービンングアイ 2組(手芸屋さんで取り扱っている黒目がうごく目)
●ポンポン大小 8個(画用紙の色と合わせて各色 大2個、小2個)
必要な道具
●はさみ ●のり ●ボンド
作り方

薄手の紙を幅2cm、長さ25cmに先を尖らせた短冊状に切る。各色3枚ずつ用意する
画用紙を芯より少し大きめ(15×15cmくらい)に切って、芯にのりで貼りつける
大きいほうのポンポンにムービングアイをボンドでつける。芯の片側に目のついたポンポンを、もう一方に小さいポンポンをボンドで貼りつける
1で作った3色の紙の尖っていない側を、芯の端(小さいポンポン側)にのりでつける
作るときのポイント・注意点は?
目のついたポンポンを付ける位置が端に寄りすぎると、鼻が当たって吹きにくくなってしまいます。端から2cmくらいのところに貼りつけると良いですよ。
火の紙を多くすると、より迫力のあるおもちゃになります。
生後6ヶ月頃からの赤ちゃんにもおすすめ
生後6~12ヶ月頃は、周囲への関心や興味が増していく時期です。はいはいやつかまり立ちができるようになれば、赤ちゃんの目線の先で、ドラゴンに息を吹きかけてみましょう。赤ちゃんの好奇心が刺激されることで、はいはいをしてきたり、たっちへつながったりするかもしれませんね。
3. 「ポンポン数遊び」

トイレットペーパーの芯とポンポンで、遊びながら数を数える知育おもちゃができます。
「同じ色はどれ?」「数字の数だけポンポンを入れてみて」など、さまざまな遊び方ができます。
必要な材料と道具は?

用意するもの
●トイレットペーパーの芯 4本
●画用紙 4枚(4色)
●ポンポン 芯の中に入る大きさ 10個
(筒の色とポンポンの色、筒に書く数とポンポンの数を合わせる)
●油性ペン
必要な道具
●はさみ ●のり
作り方

トイレットペーパーの芯を、それぞれ3cm、5cm、7cm、9cmにカットする

芯に画用紙を貼りつけ、数字を書く
画用紙の端に4ヶ所くらい切り込みを入れると、内側に折り込みやすい
作るときのポイント・注意点とアレンジ方法

芯の直径より大きいポンポンは入りづらいので、少し小さめのポンポンを用意しましょう。赤ちゃんと遊ぶ場合は、誤飲しないように大きめに作ってくださいね。
手持ちの毛糸でポンポンを手作りするのも◎。凹凸があるため、手先がおぼつかない小さい子でもつまみやすいですよ。遊ぶときは筒の位置を変えたり、数字の順番を変えたりすることで、数える訓練ができます。
1歳頃からの子どもにおすすめ
個人差はありますが、ポンポンを筒に移す遊びは、指でモノをつまめるようになる1歳頃からできる子が多いです。
色や数字は識別できなくても、ママやパパが「これは○色だね」と話してあげましょう。赤い筒なら「りんご」など、関連するイラストを描いておくとわかりやすいかもしれません。
トイレットペーパーの芯を活用して楽しもう
何気なく捨てていることが多い、トイレットペーパーの芯。市販のおもちゃも良いですが、ママやパパが作ったおもちゃには手作りならではのぬくもりがあります。
子どもが一緒に作れる年齢になれば、材料からどんどん形になって仕上がる過程を見せられるのも手作りの醍醐味。親子で時間を過ごせる工作は、きっと大切な思い出になりますよ。
下記では5・6歳頃の子どもが自分で作ることができる、トイレットペーパーの芯を使った双眼鏡や簡単万華鏡などの工作をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。