赤ちゃんをよりかわいく演出してくれるベビーヘアバンド。髪の毛が短い赤ちゃんでも使えて、写真映えも抜群です。
今回は、裁縫が初心者の人でも簡単に作ることができるベビーヘアバンドの作り方をご紹介します。
ベビーヘアバンドってどんなアイテム?
ベビーヘアバンドとは言葉の通り、赤ちゃんの頭に巻くヘアバンドのことをいいます。
頭の周囲に巻くタイプのヘアアクセサリーで、ゴムが入っていて赤ちゃんの頭にやさしくフィットするのが特徴。髪がまだ少ない赤ちゃんにもつけることができます。
さまざまなベビーヘアバンドが市販されていますが、手縫いで簡単に作れるハンドメイドもおすすめです。ベビーヘアバンドがあればちょっとしたお出かけやお祝いのときに、赤ちゃんをさらにかわいくしてあげられますよ。
ベビーヘアバンドの作り方!必要な材料は?
材料は4つだけ。どれも手芸屋さんや100円ショップなどで簡単に入手できます。
● レースまたはリボン 42cm
● 平ゴム(9mm幅) 8cm
● 飾り(造花やコサージュなど) 1つ
● フェルト(直径1.5cm) 2枚
●裁ちばさみ
●糸切りばさみ
●縫い針
●定規
●レースと似た色の手縫い糸(今回はわかりやすいように対照的な色の糸を使っています)
ベビーヘアバンドの作り方
さあ、作りましょう!
1. コサージュをつける準備をする
コサージュの針金を切って折り、その上をガードするため、円形に切ったフェルトを木工ボンドで貼りつける
リボンの中央から7cmのところに印をつけ、円形フェルトを縫いつける
2. リボンにゴムを縫いつける
リボンの端を内側に1cm折って、ゴムを置いて縫いつける
ゴムにリボンを包み込むようにたたみ、四角形に波縫い、返し縫いをする(両端)
このとき、赤ちゃんにヘアバンドをかぶせて、長さの調節をするのがおすすめ
3. リボンにコサージュを縫いつける
リボンに縫いつけたフェルトの上に、コサージュを縫いつける
作るときのポイントは?
コサージュをつける位置は、中央よりサイドにずらすとキュート。今回は中央から7cmの位置にしましたが、お好みの位置でOKです。
コサージュの大きさによって雰囲気も変わるので、都度調節してくださいね。
作るときの注意点は?
ベビーヘアバンドを作るときは、下記のポイントに注意しましょう。
やわらかい平ゴムを使う
平ゴムはやわらかいタイプを使って、赤ちゃんが窮屈に感じないように気をつけて作ってください。
赤ちゃんの頭に合った大きさで作る
赤ちゃんによって頭の大きさが違います。片方のゴムを縫いつけたら、赤ちゃんにかぶせて長さを調節しましょう。
幅広レースがおすすめ
レースやリボンの幅は広めのほうが安定しやすく平ゴムを縫いつけるときも簡単です。
造花にワイヤーがついていたら取り除く
モチーフとなる造花にピンやワイヤーがついていたら、あらかじめ取り除いてください。もし固い部分が残ったら、コットンなどでくるんで赤ちゃんの肌に当たらないようにしましょう。
手作りするときの材料は?
今回ご紹介したベビーヘアバンドは、以下のような材料で作りました(実際に使用したものとは異なる場合があります)。
● オーガニックコットンレース
オーガニックコットン100%で作られた、やさしくてかわいい印象のレースリボン。赤ちゃんの小さな頭をかわいく飾るベビーヘアバンドにぴったりで、どんな造花やコサージュにも合わせやすいのでおすすめですよ。
● 造花 ガーベラ
程よい大きさで、赤ちゃんをかわいく華やかにしてくれるガーベラの造花。ほかの花やカラーもたくさんあるので、赤ちゃんに似合いそうなモチーフを選んでくださいね。
ストレッチレースなら、より簡単に作れる!
「ストレッチレース」とは伸縮性のある幅広のレースのことです。今回は伸縮性のないレースを使いましたが、ストレッチレースを使うと、ベビーヘアバンドはより簡単に作ることができますよ。
ストレッチレースを赤ちゃんの頭サイズより少し小さめに切り、両端を縫い合わせて輪にすると、あっという間にベビーヘアバンドのできあがりです。
モチーフを付ける場合は、ストレッチレースに直径2cmほどのフエルトを縫い付けて土台にするのがポイント。ストレッチレースは生地が弱く、モチーフを直接縫いつけようとしてもしっかりつかないためです。縫いつけたフエルトの上に手芸用ボンドをつけてモチーフを貼り、ボンドが乾いたら、造花と土台を縫いつけると外れません。
ベビーヘアバンドの手作りを楽しもう!
今回ご紹介したベビーヘアバンドの材料は、どれも100円ショップなどで簡単に手に入るものばかり。ミシンを使わないので、手作りデビューにも最適です。
赤ちゃんの普段のコーディネートのポイントにもなり、誕生日や結婚式などのイベントにも活躍しますよ。手作りだと好みの柄や色の材料を使えるのもいいですね。
以下では、何枚あっても助かる、赤ちゃん用のガーゼハンカチの手作り方法を紹介しています。好きな柄を組み合わせてオリジナルのガーゼハンカチを作ってみましょう。
製作協力:Tierney Kazumi
ティアニー 香寿美
文化服装学院卒業。
LUMA Decoupage Studio代表。2児の母。
現在はお友達のバッグブランドでサンプルを作ったり、百貨店に並ぶお受験バッグや小物を作ったりしています。作れそうなものなら、布に限らずアクセやDIYもやっています。
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