児童館とは?デビューはいつから?初めて行くときの注意点やコツは?

「月齢の近い赤ちゃんと遊ばせたい」「親同士の交流がしたい」と考えて、地域の児童館が気になっているママやパパもいますよね。いつ頃からどのタイミングで行ったらいいのか気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は、児童館はどんなところなのか、デビューはいつからがいいか、初めて行くときの注意点やコツなどをご紹介します。

児童館とは?

児童館 オリジナル

児童館とは、親子で遊んだり、ほかの親子たちと交流を深めたりすることを目的とした場所です。子育てに関する相談や援助、情報提供なども行われています。

施設によって規模や設備はさまざまですが、赤ちゃんや子どもが自由に遊べる部屋やおむつ替えスペース、授乳室、飲食ができる場所などがあり、親子で気兼ねなく過ごすことができますよ。

0〜3歳児の親子を対象に「乳幼児クラブ」や「乳幼児クラス」と呼ばれる活動を実施している児童館も多いです。

年齢別に週1回決まった曜日に開催されていて、スタッフと一緒に体を動かしたり簡単な工作をしたりすることができます。

事前に児童館の窓口や電話などで申し込み・登録が必要になることがほとんどなので確認してみてくださいね。

児童館のその他の基本情報は以下のとおりです(※1,2)。

運営主体

基本的には市区町村や都道府県などの自治体です。なかには社会福祉法人やNPO法人、民間事業者などへ運営が委託されている施設もあります。

対象年齢

0歳から18歳未満であれば、誰でも利用することができます。

スタッフ

児童館職員や子育ての経験や知識がある人がスタッフを務めています。

開所日・開所時間

地域や施設により異なりますが、週3日以上、1日3時間以上が基本です。

児童館デビューはいつがおすすめ?0歳から行けるの?

赤ちゃん 抱っこ 寝る

児童館に初めて行く時期に決まりはありませんが、一般的には体を少し動かせるようになってきた生後5~6ヶ月頃や、つかまり立ちや伝い歩きができるようになる1歳前後にデビューする親子が多いようです。

赤ちゃんの首がすわったのを機に、外出の練習や近所のママ・パパとの交流を目的としてデビューする人もいます。

各家庭によってデビューの時期は違うので、赤ちゃんの成長や興味、ライフスタイルにあわせて「行ってみたいな」と思ったときに気軽に足を運んでみてくださいね。

児童館に行くときの注意点やコツは?

チェックポイント

赤ちゃんと児童館に行くときは、以下のポイントをおさえておくようにしましょう。

赤ちゃんの体調・生活リズムを優先する

定期的に児童館へ連れて行ってたくさんの経験をさせてあげたいと思うかもしれませんが、くれぐれも赤ちゃんの体調を優先しましょう。

発熱などの明らかな症状がなくても、いつもより元気がない、機嫌が悪い、食欲がないといったときは無理をせず、家で様子をみるようにしてください。

できるだけ赤ちゃんの普段の生活リズムを崩さないように、授乳や昼食、昼寝のタイミングを大幅にずらさずに済む時間帯に出かけられるといいですね。

設備を確認しておく

児童館によって授乳室・おむつ替えスペースの数や広さ、準備されているものは異なります。飲食スペースは利用できる時間帯が決まっていることがほとんどです。

事前に見学に行ったり問い合わせたりして、設備や利用時間、授乳室・おむつ替えスペースを使うときのルール、使用済みおむつの持ち帰り方などを確認しておくと安心です。

持ち物をしっかり準備する

おむつ替えや授乳、着替えなどが必要になることを想定して、下記を参考に赤ちゃんの月齢にあった持ち物を準備していきましょう。

● おむつ
● おしり拭き
● おむつ替えシート
● ビニール袋
● ミルクセット
● 授乳ケープ
● 離乳食・おやつ
● 着替え
● ガーゼ・タオル
● 母子手帳・健康保険証 など

ベビーカーや抱っこ紐などにしっかり記名をするのも忘れないでくださいね。

イベントやプログラムをチェックしておく

多くの児童館では、子どもの月齢・年齢や季節にあわせたイベントやプログラムが頻繁に開催されています。

ベビーマッサージやベビーヨガ、ベビーリトミックなどのクラスが開催されているところもありますよ。

児童館で配布されている月間スケジュールやWebサイトなどで確認をして、参加を希望する場合は予約の有無や必要な持ち物などをしっかりチェックしておきましょう。

児童館で親子の時間を楽しもう

児童館は、2020年10月時点で全国約4,300ヶ所にあります(※1)。赤ちゃんや小さな子どもだけでなく、小学生や中学生、高校生も利用できるのも大きな特徴といえます。

乳幼児期は親子で楽しく遊んだり新しい体験をする場として、小学生になったら放課後に友達と過ごす場として、成長にあわせて上手に利用していけるといいですね。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう