● 必要数:1台
● 目安価格:30,000〜80,000円
法律では、6歳未満の子どもを車に乗せるときチャイルドシートの使用が義務付けられています。車で産院から自宅に赤ちゃんを連れ帰るために、出産前にチャイルドシートを準備しておく必要があります。今回は、チャイルドシートの選び方と注意点、さらにおすすめ商品を8点紹介します。
チャイルドシートはいつからいつまで使う?
チャイルドシートの利用は新生児から
法律では、6歳未満の子どもは一律でチャイルドシートの利用を呼びかけているので、新生児もチャイルドシートの利用が必要です。
6歳以上でもチャイルドシートを使う場合も
法律上は、6歳を過ぎれば通常のシートに座らせてシートベルトを着用すれば良いとされていますが、6歳を過ぎても身長が140cm未満の場合はチャイルドシートを使用しましょう。
シートベルトは身長が140cm以上の人を対象に作られているため、それよりも背が低い子どもがシートベルトを使用すると事故の衝撃などでシートベルトが食い込み、首の骨や内臓を傷つけてしまう恐れがあるからです。
チャイルドシートの選び方は?
チャイルドシートの対象年齢
チャイルドシートによって、対象年齢が異なります。いつからいつまで使用したいかイメージしておくと選びやすいですよ。
生まれてすぐにチャイルドシートが必要な場合は新生児から使用できるタイプ、大きくなっても買い換えずに使用したい場合には対象年齢が広いタイプを選びましょう。
チャイルドシートの適応車種
ほとんどのチャイルドシートは、どんな車にも設置できるように設計されています。ただし、古い車や外国車だと規格に適応していないことも。
好みの商品を見つけたら、自分の車に適応しているかどうか購入前にしっかりと確認しましょう。
チャイルドシートの安全性について
ISOFIXって?
近年、ISOFIX(アイソフィックス)という専用の固定アンカーを使ってシートに取り付けるタイプのチャイルドシートが主流になっています。従来のシートベルトを使って固定する方法よりも簡単にしっかりと固定できますよ。
2012年7月以降に発売された車には、ISOFIX方式の固定用アンカーが取り付けられています(※1)。お持ちの車の取扱説明書や座席を確認してくださいね。
安全性
現在日本国内での使用が認められているのは、チャイルドシートに「Eマーク」または「自マーク」がついているもの、または、欧州の基準適合マーク(ECE規則 R44)や米国の基準適合マーク(FMVSS)が適用されているモデルのみです。(※2)
「Eマーク」は現行の国土交通省による安全基準に適合していることを示しています。2012年6月30日以前に製作されたチャイルドシートの場合は、「自マーク」が添付されている場合もあります(※3)。
新安全基準R129で安全性が向上!
新しい安全基準R129は、ISOFIXで取り付けられるチャイルドシートが対象で、従来の安全基準R44からさらに安全性を高めた内容です。
従来の安全基準R44と異なるポイントを3つ説明します。
① 前後に加え左右の衝撃に対応
従来の前・後方からの衝突試験に加え、新たに側面からの衝突試験も追加されました。これにより赤ちゃんの頭・頚部の安全性が高まります。
② 後ろ向きの装着期間の延長・義務化
衝撃を背中で受け止めて分散しやすい「後ろ向き」の取り付け期間が長くなりました。R44では体重9kg未満(生後12ヶ月頃)までだったのが、R129では身長76cm(目安は生後15ヶ月)までに義務化されました。
ただし、生後15ヶ月を過ぎても身長76cmを超えてない場合は、前向きでの使用はできません。
③ 身長を基準に使う
R44では体重を基準とした使用期間でしたが、R129では、乗り換え期間を明確かつ正確に把握できるよう「身長基準」となりました。
信頼性◎で取り付け簡単!おすすめはこちら
1. マキシコシ ストーン 回転式チャイルドシート
出典: www.maxicosi.jpレバー操作で簡単に360°回転させることができるマキシコシの「ストーン」。低重心設計なので、座席シート位置が高いSUV車や天井の低い車でもスムーズに乗せ降ろしできます。
低反発素材を内蔵した新生児用クッションは、身長40〜60cmの赤ちゃんの体をしっかり支えるので、首すわり前でも安心。
- 税込価格
- 59,400円
- 適応身長
- 40~105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃
- 安全基準
- UN規則(UN R129)
2. コンビ ホワイトレーベル THE S plus R129 エッグショック ZE
出典: www.combi.co.jp衝撃吸収素材のエッグショックを搭載した、コンビ ホワイトレーベルの「THE S plus」。シートをホルダーから外すことができ、赤ちゃんを乗せたまま持ち運べるのが特長です。
ドライブで眠ってしまっても、シートごと室内用のホルダーに移動できて便利ですよ。
- 税込価格
- 86,900円
- 適応身長
- 40~105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重19kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN R129/03)
3. アップリカ フラディア グロウ ISOFIX セーフティープラス プレミアム AB
出典: www.aprica.jpアップリカ独自の平らなベッドで、生まれてすぐの赤ちゃんを守ってくれるチャイルドシート。呼吸がしやすく、寝ている状態でも乗せ降ろしできるので、新生児期からの使用に最適です。
紫外線から体全体をすっぽりカバーするシェードや肩パッドカバー、やわらかクッションなど、快適に過ごせる工夫がいっぱい。
- 税込価格
- 73,000円
- 適応身長
- 40~100cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃
- 安全基準
- UN規則(UN-R129/03)
4. サイベックス シローナ Gi i-Size
出典: cybex-japan.comベビーカーで人気のサイベックスのチャイルドシート。乗せ降ろしや、乗車の向きを変更するときに便利な360度回転タイプです。
内側面には衝突時の衝撃を吸収する素材を採用し、安全性もばっちり。
- 税込価格
- 69,300円
- 適応身長
- 40~105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重20kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN R129/03)
5. カーメイト BF136 エールベベ・クルットR ザ・ファースト2
出典: ps.carmate.co.jpこちらは、後部と側部の衝撃をしっかりガードするセーフティラウンジクッションが搭載されています。本体は正面のレバーで簡単に取り付けができ、万が一正しく取り付けができていないときには警告音が鳴る機能も。
クッション性のある本体カバーはメッシュ生地で、風通しが良い点も見逃せません。
- 税込価格
- 67,963円〜
- 適応身長
- 40〜100cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重16kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN R129/03)
6. コンビ クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JQ
出典: www.combi.co.jpコンビの「クルムーヴ コンパクト」は、360度回転のコンパクトタイプのシートで、軽自動車やコンパクトカーにおすすめ。
大きな帆付きで、紫外線から赤ちゃんをしっかり守ってくれますよ。シートもカバーも取り外して洗えるので、いつでも清潔さをキープできます。
- 税込価格
- 58,054円
- 適応身長
- 40〜105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重19kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN R129/03)
7. ジョイー アイ-アーク360° キャノピー付き
出典: www.katoji-onlineshop.com360度回転するジョイーの「アイ・アーク360°」。乗せ降ろしなど赤ちゃんを抱っこしたままワンタッチで操作できるので、ママやパパが一人で赤ちゃんとドライブするときも安心して使えます。
シートの通気孔の効果で赤ちゃんが心地良く過ごせるので、長時間移動の際も◎。
- 税込価格
- 37,935円~
- 適応身長
- 40~105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重19kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN ECE R129/03)
8. ブリタックス デュアルフィックス プラス
出典: www.britax.jp「ブリタックス デュアルフィックスプラス」は、厳しいヨーロッパの性能テストで高評価を得たドイツのメーカーの製品。低重心設計と360度回転するシートで、乗せ降ろしもしやすいですよ。
リクライニングやヘッドレストも、成長に合わせて調節できて快適です。
- 税込価格
- 52,765円
- 適応身長
- 40~105cm
- 適応年齢
- 新生児~4歳頃(体重20kg以下)
- 安全基準
- UN規則(UN R129/03)
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