低温期だけど生理が来ない…妊娠の可能性はある?

基礎体温をつけている人は「妊娠すると高温期が維持され、低温期に入れば妊娠していない」と聞いたことはありますよね。ただ、低温期に入ったのになかなか生理が来ないと「低温期なのに妊娠している可能性はあるの?」と気になるものです。今回は、基礎体温が低温期に入っていても、妊娠している可能性はあるのか、妊娠検査薬で陰性反応なのに生理が来ない理由についてご説明します。

そもそも基礎体温の低温期と高温期って?

排卵周期 基礎体温グラフ

女性の基礎体温には、「低温期」と呼ばれる体温が低い時期と、「高温期」と呼ばれる体温が高い時期の2つに分かれます。それぞれ0.3~0.5度ほどの差があり、生理周期に対応して二相にわかれます。低温期は生理初日から排卵日頃までの期間にあたり、排卵してから次の生理が始まるまでは高温期にあたります。

基礎体温で見ると、高温期に入る前後がもっとも妊娠しやすい期間です。

妊娠すると基礎体温はどうなるの?

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排卵日前後での性行為によって卵子と精子が受精すると、高温期の間に細胞分裂を繰り返して子宮に着床します。着床が起こると妊娠を維持するのに必要な「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる女性ホルモンがたくさん分泌されるようになるので、基礎体温も高温が維持されるようになります。そして、本来は生理が始まる予定日になっても低温期に入ることはなく、生理も起きません。

低温期に入っても妊娠している可能性はある?

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本来は低温期に入ったら妊娠が成立していないと判断できますが、その後も生理が来ない場合はどのように考えればいいのでしょうか?以下のようなときは、低温期でも妊娠している可能性があります。

環境の影響や計測の誤差

基礎体温は外気温によっても左右され、冬場で室内温度が低いと基礎体温も下がることがあります。またお酒を飲んだり夜更かしをしても、基礎体温が変わります。基礎体温計を正しく使えず体温が低く表示されることもあるので、一度低温期に入ったとしても数日は基礎体温を測り続けるようにしましょう。環境の影響や計測の誤差であればその後は高温期に戻ります。

インプランデーションディップ

高温期に一時的にガクッと低体温になることがあります。これはインプランテーションディップといって着床したときに起こる現象だといわれます。だいたい高温期に入って7〜10日目頃に起こるといわれているので、このタイミングで低温期に入った場合は妊娠兆候と考えることができます。

妊娠検査薬が陰性で低温期なのに生理が来ない原因は?

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低温期に入っても生理が来ない場合は、妊娠の可能性もゼロではないので生理予定日から1週間後には念のため妊娠検査薬を使って確認しましょう。

検査薬で陰性が表示された場合は、生理不順の可能性があります。精神的なストレスや肉体的な疲労などが原因でホルモンバランスが乱れて、正常な生理周期が乱れてしまっています。無排卵月経につながるリスクもあるので、何周期も続く場合は一度婦人科で検査を受けましょう。ほかにも、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系の疾患が見られることもあるので注意してください。

妊活中は基礎体温を正しく計ろう

妊活中も、妊娠してからも、基礎体温を計ることで、体の状態を知ることとです。低温期と高温期がどんな役割を果たしているのか、体はどんな状態なのかを理解しておくと、適切な対処をとることができますよ。

ただし、基礎体温は個人差があるものですし、環境で変わってしまうものなので、「低温期なのに妊娠していた」「高温期なのに妊娠していなかった」ということもあります。大切なのは、基礎体温の状態を把握しておいて、いつもと違うと感じたときには婦人科で専門医に相談するという対処をとれるようになることです。基礎体温を正しく測って、体調管理に気をつけてくださいね。

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