赤ちゃんの判別が妊婦健診でわかるのは一般的に妊娠18〜20週頃とされていますが、もっと早く知りたい人も多いのではないでしょうか。確実ではなくても占いなどで男の子か女の子かなんとなくわかったらいいな、と思うこともあるかもしれませんね。
そこで今回は、赤ちゃんの性別がわかるかもしれないと噂されている妊娠後の性別占いを17種類ご紹介します。
妊娠後の性別占いとは?
妊娠後の性別占いは迷信やジンクスのようなもので、エコー検査で性別判定ができなかった時代に生み出されたものが多くあります。
世界にはたくさんの性別占いがありますが、どれも医学的根拠はないので、あくまでも「赤ちゃんの性別を当てる楽しみ方のひとつ」として捉えましょう。
赤ちゃんの性別を占う方法は、妊娠したタイミングや妊婦さんの年齢をはじめ、ものを使ったりパパの仕事から導き出したりなど、さまざまです。
次からは、昔から多くの人に指示されてきたものや近年人気になったものなど、出産後の性別占いを17種類ご紹介していきます。
妊娠後の性別占い:産み分けカレンダー編
妊娠後の性別占いの一種に「産み分けカレンダー」というものがあります。
妊娠した月と妊婦さんの年齢から生まれてくる赤ちゃんの性別を予想するもので、特によく知られているのは中国式とブラジル式の2つです。
1. 中国式産み分けカレンダー
「中国式産み分けカレンダー」は、13世紀頃に中国の科学者が王宮での男女の出生記録を統計的にまとめて作られたといわれています。
カレンダーをもとに、妊娠したときの妊婦さんの数え年と旧暦(太陰太陽暦)での妊娠した月を照らし合わせて赤ちゃんの性別を予想します。
中国式産み分けカレンダーの当たる確率についてSNSやWebサイトなどには、「中国人は約99%、アジア人は約90%、アメリカ人は約85%」といった情報が掲載されていることもあるようですが、情報の出典元や統計データは見当たりません。
数え年が同じ人と同じ月に妊娠したら90%の確率で生まれてくる赤ちゃんの性別が同じかというと、そうではないですよね。男女が生まれる確率はおよそ50%ずつなので、当たる確率は50%程度といえるでしょう。
2. ブラジル式産み分けカレンダー
「ブラジル式産み分けカレンダー」も中国式と同様に、カレンダー上で妊婦さんの数え年と妊娠した月が交差する位置に示された性別で判断します。
中国式産み分けカレンダーと似ていますが、その由来は定かではなく、ブラジルで発見されたこと以外はよくわかっていないようです。
アメリカでも使われることが多く、一説では的中率は85%などといわれていますが、中国式と同じように情報の出典元や統計データは見当たりません。
妊娠後の性別占い:妊婦さんの体の様子・変化編
妊娠後の性別占いのなかには、妊婦さんの体の様子や変化などをもとにして赤ちゃんの性別を導くものもあります。
3. 重曹
妊婦さんの尿を使って性別を占います。紙コップに重曹を小さじ1さじ程入れてから、尿検査のような感じで妊婦さんの尿をコップに入れます。重曹が泡立つと男の子、特に変化がない場合は女の子と予想します。
4. 脈拍
妊婦さんの手首の脈を測って性別を占います。左手の脈のほうが強いと男の子、右手の脈のほうが強いと女の子と予想します。
5. お腹の膨らみ方
妊婦さんのお腹の膨らみ方を見て占います。お腹が前に突き出して尖った形の場合は男の子、横に広がっているような丸い形の場合は女の子と予想します。
6. 妊婦さんの顔つき
妊娠してから妊婦さんの顔つきがどう変化したかで占います。顔つきがきつくなると男の子、やさしくなると女の子と予想します。
7. 妊婦さんの体毛
妊婦さんの体毛の変化で占います。手や足などの体毛が薄くなると女の子、お腹周辺の体毛が濃くなると男の子と予想します。
8. 性行為と排卵日
妊娠した際の性行為のタイミングをもとに占います。性行為が排卵日後の場合は男の子、排卵前(2日前)の場合は女の子と予想します。
9. 妊娠初期のつわり
妊娠初期のつわりの症状を見て占います。つわりの症状が軽いと男の子、重いと女の子と予想します。
10. 正中線・妊娠線
妊娠中にできる正中線や妊娠線をもとに占います。お腹の真ん中にタテに入る正中線がはっきり出ている場合は男の子、薄い場合は女の子と予想します。妊娠線が直線的なら男の子、曲がった線の場合は女の子という説もあるようです。
11. 胎動
お腹の中にいる赤ちゃんの胎動の様子で占います。個人差はありますが、胎動は妊娠中期以降に少しずつわかるようになります。お腹の左側で胎動を強く感じるときは男の子、右側で胎動を強く感じるときは女の子と予想します。
12. 食の好み
妊婦さんの食の好みの変化によって占います。妊娠中にお肉を好きになると男の子、野菜を好きになると女の子と予想します。その他、しょっぱい系・すっぱい系の食べものを好きになったら男の子、甘いものを好きになったら女の子と予想する方法もあるようです。
妊娠後の性別占い:上の子の特徴・様子編
生まれてくる赤ちゃんが第2子以降の場合、上の子の特徴や様子をもとに占う方法もあります。
13. つむじの向き
上の子のつむじの向きによって占います。つむじが右回りだと上の子と同じ性別、左回りだと違う性別と予想します。上の子のつむじが左回りだと男の子、右回りだと女の子と予想する方法もあります。
14. もものシワ
上の子の太もものシワの本数をもとに占います。1本だと男の子、2本だと女の子だと予想します。
15. 上の子に聞く
上の子が会話をできる年齢の場合、上の子にお腹の中の赤ちゃんの性別を聞いてみる方法もあります。科学的根拠は全くありませんが、上の子が下の子の性別を当てたというママ・パパの体験談は多いようですよ。
妊娠後の性別占い:物を使う占い編
運勢を当てるような一般的な占いに道具を使ったものがあるように、妊娠後の性別占いでも道具が使われることがあります。
16. 5円玉や指輪を使う
5円玉や指輪などを使って占います。5円玉の穴に糸を通して紐の両端を親指と人差し指でつまみ、ピンと張った状態で妊婦さんのお腹の前に5円玉を持っていきます。振り子のように、5円玉が横に揺れたら男の子、ぐるぐると回り出したら女の子と予想します。
5円玉ではなく結婚指輪で行う方法もあり、5円玉と同じ方法で予想します。
妊娠後の性別占い:パパ編
種類は少ないですが、パパの状況をもとにした妊娠後の性別占いもあります。
17. パパの仕事
パパの仕事によって占う方法で、パソコンをよく使う仕事の場合は女の子と予想します。
パソコンの電磁波をたくさん浴びることで男性の遺伝子が少なくなり女の子が生まれるのではといった根拠のない噂から生まれた占い方法だと考えられています。家の近くに大きな電波塔があるかどうかも影響するという噂もあるようです。
妊娠後の性別占いは話題の一つとして楽しもう
妊娠後の性別占いは全て医学的根拠がないので、性別を予想する方法の一つとして考えられるといいですね。
今回ご紹介した占い以外にも、「夢で見た性別と反対の性別で生まれる」「赤ちゃんの生まれる年(西暦)と出産時の妊婦さんの年齢が両方奇数か両方偶数なら女の子、それ以外は男の子」など、たくさんの噂やジンクスがあります。
実際の性別がわかるまでの間の楽しみとして、パートナーや家族といくつか試してみると盛り上がるかもしれませんね。