妊娠初期症状で現れる15の特徴!妊娠兆候はいつから起きる?

妊娠したい女性にとっては、生理前のちょっとした体調変化にドキドキしてしまうものですよね。妊娠検査薬で陽性反応が出る前に「この症状ってもしかして妊娠かも?」と思う人はたくさんいますよ。今回は、妊娠検査薬が使える前の時期である「妊娠超初期」に現れやすい15個の妊娠初期症状についてご紹介します。

妊娠初期症状はいつから現れるの?

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妊娠初期症状が現れる時期には個人差がありますが、早い人だと生理予定日の1週間前くらいから現れます。これは、性交からおよそ1週間~10日後になります。

生理開始予定日から14日前くらいの時期に排卵が起こり、このときに精子と受精すると受精卵が誕生します。その後1週間ほどの時間をかけて受精卵が卵管を通って子宮に到着し、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。妊娠が成立すると、妊娠初期症状が現れ始めます。

妊娠初期症状はなぜ現れるの?

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「つわりを感じて、初めて妊娠したかも…と思った」という話を聞いたことがあるかもしれませんね。吐き気などを感じるつわりは、よく知られた妊娠初期症状ですが、妊娠することによって、どうして体はそのような反応を示すのでしょうか?

妊娠初期症状が現れる理由は、受精卵が子宮内膜に着床した後に分泌され始める「hCGホルモン」が大きく関係しています。また、着床が成立すると「プロゲステロン」と「エストロゲン」という2つの女性ホルモンの分泌量も増加することも、体の変化を引き起こします。

受精卵が着床すると、これから約10ヶ月間、赤ちゃんをしっかりと育てるために体が変化しているといえますね。

「妊娠超初期」とはいつの時期?

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妊娠初期症状は別名「妊娠超初期症状」と呼ばれることもあります。この「妊娠超初期」とは、前回生理開始日からの32日間を指します。この32日間を妊娠週数で数えると、「妊娠0週~4週」になります。

妊娠週数は最後に生理がきた初日を「妊娠0週0日」と数えますが、妊娠が成立する前から妊娠週数が始まっていると不思議に感じますよね。一般的に、妊娠3~5週頃に現れる症状を「妊娠兆候」や「妊娠初期症状」と呼びます。

それでは、以下に15個の妊娠初期症状をまとめましたので、妊活中の方はぜひ当てはまるかチェックしてみてください。

妊娠初期症状で現れる15個の特徴

症状1. 微量の出血

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生理予定日より少し前に微量の出血をすることがあります。これは「着床出血」と呼ばれるもので、受精した卵子が子宮壁に着床する時期に出血する症状です。色は茶色っぽいものからピンク、真っ赤な鮮血まであり、量も通常の生理くらいからおりもの程度までと個人差があります。

着床出血が起きる時期は生理開始予定日に近く、症状も生理と似ているので間違えやすいですが、着床出血の場合、長くても3日くらいで出血は止まり、出血量も生理より少ないことが一般的です。

普段はほとんど不正出血が起きない人が、生理予定日に近づいた頃に少量の出血があり、すぐに止まってしばらく生理が来なければ、その出血は着床出血かもしれませんね。

症状2. 胸が張る、痛くなる

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これも生理前の症状と似ているのでまぎらわしいのですが、ポイントは胸が張る時期と張り方です。

生理前の胸の張りは早ければ排卵直後、生理開始のおよそ2週間前から現れます。その状態が生理開始予定日を数日~1週間過ぎても続いている場合や、より強く張りを感じる場合は妊娠初期症状かもしれません。また、乳首にチリチリとした痛みを感じる人もいます。

妊娠期間を通じて胸の張りや痛みを感じ続けます。これは、妊娠したことでホルモンバランスが変化し、乳腺や乳管が発達し、母乳の生成が始まるためです。妊娠週数が進むと乳首の色や大きさも変わってきて、痛みを感じたり、ブツブツができたりする人も。

妊娠後期に入る頃には胸がパンパンに張って大きくなるので、マタニティブラが欠かせなくなりますよ。ただし、妊娠兆候として胸が張り出す時期や程度には個人差があるので、他の症状と合わせて確認してくださいね。

症状3. 気持ち悪い、吐き気がする

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最も多くの人が感じる妊娠初期症状の一つである、「吐き気」。性交から1週間くらい経ってから、何も食べていないのに吐き気がして気持ち悪い場合、いわゆる「つわり」の可能性があります。生理開始予定日を過ぎても気持ち悪さが続いていたら、妊娠初期症状かもしれません。

つわりは早い人だと妊娠4週から現れ始め、症状の現れ方も様々です。よく知られている症状は、横になっていても、テレビを見ていても、いつも吐き気がする「吐きつわり」ですが、他にも自分のよだれで気持ち悪くなってしまう「よだれつわり」、食べ物を食べていないと気持ち悪くなる「食べつわり」、特定の匂いを嗅ぐと気持ち悪くなる「匂いつわり」など、様々です。

気持ち悪さを感じるきっかけも、症状も個人差があり、何割かの妊婦さんは一度もつわりがないまま出産まで至ります。

症状4. 腰痛が出る

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妊娠をすると、腰に痛みを感じる人もいます。これは骨盤の関節や靭帯を緩める働きがあるリラキシンというホルモンが分泌されることが影響しています。リラキシンのおかげで骨盤が開きやすくなり、出産時には赤ちゃんが産道を通って出てくることができます。

一方で、このリラキシンの影響と、お腹が大きくなって姿勢や重心が変わることによって、妊娠中は腰痛に悩まされる人が多くいます。特に後期に痛みがひどくなりやすいのですが、妊娠初期から感じ始める人も。

ただし、生理前にもリラキシンが分泌され、その時期も症状の現れ方も似ているため、妊娠初期症状かどうかを見分けることは難しいといえます。普段は全く腰痛がない人が、突然、生理開始予定日頃に痛みを感じた場合は、妊娠初期症状である可能性がありますね。

症状5. おりものが変化する

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健康状態や生理周期に合わせて、おりものの状態や色、においなどが変化します。病気のときには白くてポロポロしたカッテージチーズ状になったり、おりものが正常に出ているかどうかは健康のバロメーターともいえます。

そして、妊娠すると、おりものが変化する場合があります。生理予定日の数日~1週間くらい前から、おりものの量が増える、水っぽくなる、茶色っぽくなる、においがなくなるなるなど、いつもと違うおりものが出た場合は妊娠初期症状の可能性があります。これは、着床後、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンの分泌が増えることで起きる変化です。

特に、排卵後から生理が来るまでの間は、おりものの量が減っていき、どろっとした粘り気もあるのが基本なので、「量が増えて、水っぽい」ときは妊娠兆候かもしれません。ただし、そうであっても妊娠していない人や、おりものが全く変わらない人もいるので、早とちりは禁物です。

症状6. 腹痛、下腹部痛が起きる

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子宮のあたりのチクチクとした痛みやキュとした痛み、おなかが引っ張られるような痛みは妊娠兆候の可能性があります。特に下腹部に痛みが現れる人が多いようです。ただし、月経前症候群(PMS)の方は腹痛が起きることも多いため、症状だけで妊娠初期症状だと見分けるのは難しいかもしれません。

また、生理開始予定日の1週間前くらいに子宮周辺に痛みを感じたら、「着床痛」の可能性もあります。着床痛とは、受精卵が子宮内膜に着床したときに感じる痛みのことですが、医学的に証明されているものではないので、参考程度に考えておいてください。

症状7. 頭痛がする

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プロゲステロンには血管拡張作用もあります。妊娠が成立するとプロゲステロンの分泌量が増えて血管が拡がり、頭の片側がズキズキと痛む「偏頭痛」につながりやすくなります。痛み方や程度には個人差がありますが、ひどい頭痛が吐き気を引き起こす場合もあります。

月経前症候群のひとつとして生理前に頭痛が起きる人も多いので、頭痛だけでは妊娠初期症状かどうかを見分けるのは難しいですよね。この時期に頭痛薬を少し飲んだくらいでは胎児への影響は基本的に考えられませんが、これからの生活も考えて、妊活中の人は自己判断で市販の頭痛薬を飲むことは控えるようにしましょう。

症状8. 胃が痛い

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プロゲステロンの影響で胃腸の働きが弱くなり、胃痛を感じるようになる人もいます。胃がムカムカする、キリキリする、何も食べられないほど痛いなど、症状や程度は人それぞれですが、いつもは感じることのない胃痛があれば、妊娠初期症状かもしれません。

症状9. 味覚、嗅覚が変わる

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「今まで大好物だったコーヒーがなんとなく美味しくない」「スーパーのお惣菜コーナーの匂いを避けてしまう」「普段は気にならないが、夫の帰宅時の臭いが不快」など、妊娠超初期には味覚や嗅覚が少し変化することがあります。

普段使っていた香水の匂いで気持ち悪くなったり、電車の匂いが我慢できなくなって途中下車してしまうという人も。特に、普段心地よいと感じていた匂いが突然合わなくなったら、体内で何か変化が起きているのかも。

また、「いつもは大好きな白米を食べられなくなった」など、大好きな食べ物を急に受け付けなくなったときも、妊娠初期症状かもしれません。つわりのピークは妊娠8週~11週とまだ先ですが、身体は意外と早くから反応しているものです。特に、コーヒーやお酒など嗜好品に変化が見られたという先輩ママが多くいます。

食べつわりになると、「食べていないと気持ち悪くなる」というくらい常に何かを食べていたくなるものですが、妊娠すると食欲が減る人も多くいます。味覚が変化したり、吐き気で気持ち悪くなったりしたときは「何も食べたくない…」となってしまいがちですが、「食べられるときに、食べたいものを食べる」のがつわりを乗り越えるコツ。

妊娠初期は好きなもの・食べられるものを見つけて、枕元にビスケットを置いたり、チョコレートを持ち歩いたり、普段から近くに置いておくようにしましょう。また、食欲がなくなっても、脱水症状にならないように水分補給だけはしっかりと行ってくださいね。

症状10. 頻尿、便秘、下痢になる

トイレ

妊娠すると、多くの女性が胃腸に変化をきたします。トイレが近くなる頻尿になる人、便秘・下痢になる人など、症状はさまざまです。特にこの妊娠初期症状は妊娠中期の安定期頃まで続くことも多く、つわりと重なって辛いかもしれません。

これはホルモンバランスの変化と子宮が大きくなることが原因です。特に、妊娠中期を過ぎる頃には子宮がメロンを超えるほどの大きさになって、胃や腸、膀胱などの臓器を圧迫します。胃を圧迫すると胸焼けや胃痛を引き起こしますが、特に膀胱を圧迫することが多いので、多くの妊婦さんが頻尿気味に。

症状11. 微熱気味で、基礎体温が高い状態が続く

排卵周期 基礎体温グラフ

生理が始まって2週間程度は基礎体温が低い「低温期」が続きます。その後「排卵期」が来て排卵が起こり、体温上昇作用のあるプロゲステロン(黄体ホルモン)が出始めると、基礎体温が高い「高温期」となり、2週間程度続きます。この間に受精卵が着床しなければ、プロゲステロンの分泌量が減って基礎体温が下がります。

しかし、妊娠するとプロゲステロンが多量に分泌し続けるため、高温期が続きます。高温期が3週間以上続いた場合、妊娠兆候である可能性が高いといえますよ。

体温が高い状態が続くことで体のほてりや寒気を感じることがあり、これらも妊娠初期症状の一つです。

症状12. 身体がだるい、眠い、眠気がある

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これも生理前に感じる症状と同じですが、妊娠した場合は、より顕著に感じられます。日常の家事をするのがつらく、ずっと寝ていたい、少しでも横になりたいなど、いつも以上に身体のだるさや眠気を感じたら、妊娠初期症状かもしれません。ただし、風邪の症状とよく似ているので、ただの風邪の可能性も頭に入れておいてくださいね。

症状13. 基礎体温が一瞬下がる

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高温期は排卵日付近から始まりますが、生理開始予定日の数日前くらいに、一時的に基礎体温が低下することがあります。これは「インプランテーションディップ」と呼ばれる現象で、妊娠初期症状の一つと考えられています。

さきほど「基礎体温は高温期が続く」という話があったばかりなのに、全く逆のことが起きる人もいるようです。基礎体温が下がるのは着床が起こったタイミングですが、インプランテーションが起きる医学的根拠ははっきりしていません。

実際に海外ではよく知られた妊娠初期症状で、日本でも症状が現れたという先輩ママもいます。ただし、基本的には妊娠していれば「高温期が続く」ので、基礎体温が下がったとしても、一時的なものですぐに高温期に戻ります。もし基礎体温が高温期に戻られなければ、そのまま低温期に入り、生理が始まります。

症状14. ニキビや吹き出物など肌荒れが起きる

肌荒れ

ホルモンバランスの乱れは肌荒れを引き起こすため、ニキビや吹き出物が増える、カサカサに乾燥する、かゆみが出るなどの妊娠初期症状が出る人もいます。突然、化粧品が肌に合わなくなったという人は妊娠兆候かもしれませんよ。妊娠中はずっと肌が敏感な状態が続くので、妊娠検査薬で陽性反応を示したら化粧品を変えてみてもいいですね。

妊婦さんには敏感肌用の化粧品やシャンプーがおすすめです。顔や頭皮だけでなく、手も荒れやすいので、刺激が弱い石鹸も検討してください。

ただ、妊娠初期症状として肌荒れが起きることはあるのですが、月経前症候群として生理前に似たような肌荒れが起きる女性が多いので、見過ごされがちな症状でもあります。

症状15. 涙もろくなる

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妊娠すると、体調変化や出産への不安、女性ホルモンの影響を受けて、情緒が不安定になりがちです。なかには妊娠を自覚しないうちに、いつもとは違う落ち着かなさを感じたり、普段は泣かないテレビで涙を流したりと、いつになく心がザワザワしたという人もいます。

妊娠中は「マタニティブルー」、産後は「産後うつ」という言葉で知られている通り、妊娠・出産をするとホルモンバランスが崩れて、情緒不安定になりがちです。妊娠中も育児中も「旦那にイライラした」という女性が多くいるのは、このホルモンバランスの乱れが影響しています。

身体に現れる症状よりも早く、本能が変化を感じ取っているのかもしれませんね。人間も動物ですから、こういう一種の「カン」のようなものは、案外当たることが多いのかもしれません。

妊娠初期症状がないこともある?

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ホルモンバランスが変わるとはいえ、妊娠初期症状を全く自覚しない人もいます。また、月経前症候群として現れる症状と似ているため、症状の程度や時期だけで違いを見極めるのは難しいといえます。ただし、上述した症状の中で、確実に「妊娠初期症状」だといえるものがあります。

それは、「基礎体温」です。妊娠している場合、高温期が続き、生理が近づいている場合は体温が下がって高温期に入ります。風邪を引いて熱が出ているだけかもしれませんが、普段から基礎体温を測っている人はその違いに気づける可能性が高いといえます。

妊娠初期症状が出たら、妊娠検査薬を使ってもいいの?

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妊娠初期症状がいくつか現れると、早く結果を知りたくて妊娠検査薬を試したくなりますよね。一般的な妊娠検査薬は「生理開始予定日の1週間後以降」に使用できるので、妊娠初期症状が出ても、もう少しの辛抱です。早期妊娠検査薬であれば、生理開始予定日の3日前頃から判定可能なので、早く知りたい方はぜひ試してみてください。

ちなみに、それより前に検査することを「フライング」といい、体に悪影響があるわけではないので、試す人もいます。ただし、陽性と陰性の判定が正確に出ず、振り回されてしまう可能性もあるので、あまりおすすめできません。

もしフライング検査をして陽性が出ても、また、陰性が出ても生理が来なければ、生理開始予定日の1週間後以降にもう一度検査をしてみてくださいね。

妊娠初期症状が出たら、注意したいことは?

注意

妊娠初期症状が現れたら、アルコールとタバコは止めることをおすすめします。飲酒と喫煙は流産のリスクを高めるだけでなく、胎児の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるからです。妊活中の方は止めている人も多いとは思いますが、飲酒と喫煙を続けている人は、自分と赤ちゃんの健康のために、すぐに禁酒、禁煙をしてくださいね。

また、全妊娠のうち約15%が流産になってしまいますが、そのうち約9割が妊娠初期に起こります。そう聞くと「妊娠初期は絶対安静なのかな…」と不安になる女性もいますが、妊娠初期の流産はほとんどが染色体異常など胎児側に原因があり、防ぐことができません。

つまり、ずっと横になって安静にしていても、流産は起きてしまう可能性があり、それはママのせいではないのです。禁酒と禁煙以外は、基本的には普段通りの生活を心がけましょう。ただし、激しい運動やダイエットなど無理はしないでくださいね。

妊娠超初期症状は人それぞれ

当てはまる妊娠初期症状はありましたか?妊娠の経過や出産がひとりひとり違うように、妊娠初期症状も人それぞれです。また、特に信頼性が高い妊娠初期症状は「基礎体温が高温期のまま」ではありますが、風邪や生理前の症状と似ていて判断が難しいので、参考程度に考えておきましょう。

妊娠検査薬が使用できるのは、生理予定日の1週間後。生理が遅れている人や気になる症状がある人はぜひ調べてみてくださいね。おなかの中に芽生えたかもしれない赤ちゃんの命のためにも、妊娠検査薬で陽性反応が出たら、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。

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