初めての離乳食の作り方!レシピや必要なものを詳しく紹介!

赤ちゃんが生後5〜6ヶ月頃になると、離乳食ついて考え始めるママやパパも多いですよね。しかし、何を使ってどんなものを作ったらいいのか迷うこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、初めて離乳食を作るママ・パパに向けて、作り方やレシピ、必要なものをご紹介します。

赤ちゃんの離乳食ってどんなもの?

離乳食 おかゆ 粥 カリフラワー リンゴ

離乳食の目的は、母乳やミルクだけでは不足してくるカロリーや栄養素を補うために、少しずつ飲み込む・噛むといった食べる練習をすることです。

食べる経験を通して、食への興味や好奇心を高めたり、自分で食べる力を育んだりするといった目的もあります。

離乳食は「初期」「中期」「後期」「完了期」の4つの時期に分けられ、生後5~6ヶ月頃になったらスタートします。

生後5ヶ月頃に開始して順調に進んだ場合、生後7ヶ月頃に中期、生後9ヶ月頃に後期、1歳頃に完了期へ移行します。

赤ちゃんの成長・発達には個人差があるため、なかなか進まないことも珍しくありません。様子をみながら進めていきましょう。

初めての離乳食に必要なものは?

計量スプーン グッズ

離乳食の時期や使う食材によって調理方法は変わりますが、離乳食を始めるにあたって準備しておきたい基本の調理器具やあったら便利なものをご紹介します。

ふた付き片手鍋

まずは直径18cm程度のふた付き片手鍋を用意するといいでしょう。おかゆ作りや、野菜をゆでたり煮たりするのに使います。

ミルクパンのような鍋でもかまいませんが、小さいためコンロの上でガタついたり吹きこぼれやすかったりします。直径18cmほどあれば、離乳食以外の大人の食事を作るときにも使うことができますよ。

すり鉢&すりこぎ・ブレンダー

おかゆやゆでた野菜や白身魚、豆腐などをすりつぶしてとろとろにするために必要です。特に離乳食初期では使用頻度が高いアイテムです。

裏ごし器

離乳食初期のペーストメニューを作るときに重宝します。繊維の多い葉野菜や芋類、果物などは、すりつぶしたあとに裏ごしをするとなめらかになり、赤ちゃんが飲み込みやすくなります。目の細かいザルでも代用できますよ。

おろし器

食材をすりおろすために使います。野菜の繊維を断ち切るのにも便利です。セラミック製は耐熱性もあるのでおすすめです。

茶こし

お湯をかけて納豆の粘りを取ったり、しらす干しの塩抜きをしたりするために使います。持ち手が長いタイプだと使いやすいですよ。

計量カップ・計量スプーン

計量カップや軽量スプーンは細かく測れるものがあると、おかゆを作るときに水の量を調節したり、離乳食中期の後半頃から調味料を少しだけ使ったりするときに便利です。

小分けできる保存容器、ふた付きの製氷器

離乳食期は1回に食べる量が少ないので、ある程度の量を作って冷凍保存しておくと便利です。

少量を保存できる小分け容器や製氷器を使って、おかゆやおかずを冷凍し、食べるときに解凍して調理しましょう。

初めての離乳食の作り方・レシピは?

離乳食 10倍粥 レシピ おかゆ

初めての離乳食は、「おかゆ」からスタートします。最初はほとんどが水分でサラサラとした10倍がゆを与えます。

10倍がゆのレシピ

材料(作りやすい分量)

  • 炊いたご飯…40g
  • 水…250ml

作り方

  1. 片手鍋にご飯と水を入れて強火にかけます。煮たったら弱火にしてふたをして15〜20分ほど加熱します。焦げつかないように、ときどき底からかき混ぜてください。
  2. ふっくらしたら火を止めて、ふたをして15〜20分ほど蒸らします。
  3. 粗熱が取れたら、裏ごし器やザルを使って全体を裏ごしして完成です。

初日に与える量はトータルで小さじ1杯、その翌日も小さじ1杯、3日目以降から様子を見ながら2杯、3杯と増やしていきましょう。

10倍がゆを1週間続けたら、次は野菜を追加します。すりつぶして裏ごししたほうれん草、にんじん、かぼちゃといった食材を1種類ずつおかゆに混ぜて、3日間ずつくらいを目安に試していきます。

その後は、赤ちゃんの様子をみながら豆腐などのたんぱく質を試していきます。

初めての食材を与えるときは、万が一、アレルギー反応が出たときに備えて、かかりつけの病院を受診できる曜日の午前中を選んでくださいね。

初めての離乳食作りのポイントは?時短で作るコツは?

離乳食 赤ちゃん

離乳食作りは、どうしても手間がかかるもの。でも、使う調理器具や調理方法を工夫すれば、簡単に時間を短縮して作ることができますよ。ここでは、離乳食を作るときの時短のポイントをまとめました。

おかゆは炊飯器または電子レンジで

鍋からコトコト煮ておかゆを作るのが大変なときは、大人用のご飯を炊くときに一緒に作ってしまいましょう。

炊飯器に米と水を入れたら、中心におかゆ用の米と水を入れた耐熱性の湯呑や器を置いて一緒に炊くと、器の中に離乳食用のおかゆができあがります。

また、次に紹介するような電子レンジ用のおかゆ調理器も販売されています。

リッチェル 電子レンジ用おかゆクッカーR

要出典 リッチェル 電子レンジ用おかゆクッカーR 出典: www.richell-shop.jp

炊いたご飯があれば電子レンジで4分加熱するだけで、簡単におかゆが作れます。容器の内側とスプーンに凹凸があるので、そのまますりつぶせるのもうれしいですね。水の量を調整するだけで、10倍がゆだけでなく、7倍がゆや5倍がゆもできますよ。

税込価格
936円〜

冷凍されたカット野菜や食材を使う

カットして冷凍されている野菜を使うと、切る手間が省けます。小さな豆腐が冷凍されたものなどもあるので上手に活用しましょう。

市販の離乳食の素を使う

和風だしやとろみの素、野菜ペーストなど、離乳食用に個包装になった粉末を使うと便利です。ベビー用品店やネット販売で簡単に手に入りますよ。

初めての離乳食作りは必要なものを確認してスタート!

「離乳食作りは大変そう…」というイメージを持っているママやパパも多いかもしれませんが、便利な調理器具を使ったり時短のコツをつかんだりすれば、簡単に作ることができますよ。

少しずついろんなものが食べられるようになっていく過程を楽しみながら、離乳食作りを進めていけるといいですね。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

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