赤ちゃんの肌は大人の半分以下の薄さでとてもデリケート。水分や皮脂も少なくバリア機能が未熟なため、乾燥しやすい状態です。乾燥が続くとちょっとした刺激が肌トラブルのの原因になるため、スキンケアが欠かせません。毎日のスキンケア、すこやかな肌を保ちましょう。
赤ちゃん用スキンケア用品の種類
赤ちゃんの肌はデリケートなので、防腐剤・香料・着色料・アルコールや石油系の成分など、肌への刺激になりやすい成分を使っているものは極力避けましょう。自然由来の成分で作られたものがおすすめですよ。入浴後の肌が清潔な状態のときや、朝の着替えのときに塗ってあげましょう。
ベビーローション
● 目安価格:500〜2,500円
ベビーローションは、赤ちゃんの肌に不足しがちな水分を補給するもので、伸びがよくて塗りやすく、軽いつけ心地なのが特徴です。赤ちゃんの肌はデリケートなため、添加物の少ない低刺激のものを選びましょう。
ベビーローションと一緒に使うと効果的なのが、ベビーオイルです。ベビーローションで水分を補給したら、ベビーオイルで補給した水分の蒸発を防いであげましょう。
伸びがいい
ベビーローションは新生児の頃から使っています。やさしいつけ心地でしっかり保湿するのに、べたつきがないので気に入っています。
Maribelさん
ベビークリーム
● 目安価格:700〜2,500円
ベビークリームは、それ1つで肌の保湿と保護を促すものですが、「クリーム」とひとくちにいっても商品によって使い心地はさまざまです。
サラッとした仕上がりがよい場合は軽めのテクスチャーを、肌のかさつきや乾燥が気になる場合は少し重めのテクスチャーをうすく伸ばしてあげましょう。実際にはなかなか試せないことも多いので、口コミを確認してみてください。
しっかり保湿できる
新生児期から使用しています。伸びがよく、ベタベタしないのに、保湿効果は充分で気に入っています。容器がいろいろあり、チューブタイプは外出用、ポンプタイプは家用にと使い分けています。
ケコさん
ベビーオイル
● 目安価格:500〜2,000円
ベビーオイルは、ベビーオイル単体で使う場合とベビーローションなどと重ねて使うことがあります。手のひらに適量取り、体温とオイルの温度を近づけてから赤ちゃんに塗布すると、赤ちゃんの肌になじみやすくなります。
赤ちゃんのスキンケア以外にも、耳・鼻などのそうじ、マッサージ、ママのスキンケアなどにも使えます。1本用意しておくと重宝しますよ。
ただし、外出前に塗ったときは、日差しによってオイル焼けをすることもあります。直接日差しを浴びないようにするなどの注意が必要です。
うちの子にあうのはオイルでした
生後4ヶ月の赤ちゃんの顔がカサカサになってしまい、何度もクリームをつけますが、あっという間に乾燥していまします。抱っこした時に顔を左右に振るためにクリームが落ちてしまい、何度塗っても潤いが保てませんでした。いろいろなスキンケアを試しましたが、一番、モチモチ感が続くのは、オイルでした。しっかりと浸透している感じがあります。
わかめさん
ベビーローション
ベビーローションには、主に植物由来成分と低刺激成分があります。どちらも赤ちゃん用としてはおすすめですが、植物由来の場合はほんのり香りがするローションもあるので、好みの香りを選びましょう。
また、ベビーローションのなかには、シアバターや植物油などを含むものもあります。オイル系を含んだものを外出前に塗ると、ベビーオイル同様、日差しによってオイル焼けを起こすことがあるので覚えておきましょう。
そして、初めて赤ちゃんの肌に使うときは、腕や足の内側など肌が薄い部分に少量塗り、赤く反応がでないかパッチテストをしましょう。さらに対象年齢もしっかりと確認が必要しましょう。
▼ ベビーローションを詳しく見る
ベビークリーム
出典: shop.paxnaturon.comベビークリームには、サラッとしたテクスチャと、こってりとしたテクスチャなどがあり、商品によって異なります。
普段から乾燥しやすかったり、冷暖房の部屋にいることが多い場合はこってり系を薄く塗布し、予防として使う場合やお出かけ前に使う場合はサラッと系がおすすめです。それぞれ、塗るタイミングに合わせて使い分けるケースもあります。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、なるべく刺激が少ないもの、自然の成分でできているものが安心です。防腐剤、香料や着色料、アルコールや石油系の成分など、赤ちゃんにとって刺激になるものが入っていないか、確認しましょう。
▼ ベビークリームを詳しく見る
ベビーオイル
ベビーオイルには、ホホバオイルやシアバターなどの植物油を使ったものと、ワセリンなどの鉱物油を使ったものがあります。
植物油は保湿性が高く、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。デリケートな赤ちゃんの肌に無理なく使える一方で、酸化しやすいというデメリットがあります。
また、鉱物油は赤ちゃんの肌に適さないイメージが強いですが、石油を精製し、不純物を取り除いた純度の高い油を使用しています。皮脂を作りやすいのが特徴で、皮膚の保護におすすめです。
赤ちゃんの肌質には個人差があり、季節や月齢によっても肌の調子が変わります。「肌にやさしい」とされるベビーオイルでも、初めて使うときはパッチテストをするか、少量から試しましょう。
▼ ベビーオイルを詳しく見る