赤ちゃんのお座りはいつから?腰すわり前は良くない?練習は必要?

記事監修 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 続きを読む

赤ちゃんが寝返りやずりばい、ハイハイができるようになると、次はお座りがいつできるのか気になりますよね。なかには、ハイハイよりお座りが先にできるようになることも珍しくありません。今回は、赤ちゃんのお座りについて、いつ頃からできるのか、腰すわり前でも問題がないのか、できないときに練習が必要かなどをまとめました。

赤ちゃんのお座りができる時期はいつ?

赤ちゃん お座り

赤ちゃんのお座りができる時期は、生後6~7ヶ月くらいが目安です。この頃はまだ少し不安定な部分もありますが、生後8~9ヶ月くらいまでにはしっかりとバランスよく座ることができるようになります。

お座りをする時期には個人差がありますが、成長段階で赤ちゃん自身が自然とお座りの体勢を作っていきます。

すぐにお座りできるようになるというよりも、最初は背中を丸めて前かがみになり、両手を床についてどうにか座っているような状態から始まります。そして、徐々に背中が伸び始めて安定していきます。

生後8ヶ月くらいまでには、お尻をしっかり床につけて、両手でパチパチと叩いたり、おもちゃを持って遊んだりする余裕が生まれるようになります。

お座りするまでの過程

・生後6ヶ月頃:手を使いながら少しの間体を支えていられる
・生後7ヶ月頃:赤ちゃんの腰が安定し、背中を丸めずに体を支えていられる
・生後8ヶ月頃:両手を遊ばせていても、体が安定して座っていられる

お座りを始める頃の注意点

始めはバランスがとれず、赤ちゃんが後ろにコロンと転がってしまったり、横に倒れたりしてしまうことも多いので、お座りをしそうな時期になったら赤ちゃんの周囲に危ないものがないか確認をしましょう。ローテーブルや家具の角にカバーを付けてあげるのも良いですね。

赤ちゃんのお座りは腰すわり前は良くない?

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腰がまだしっかりすわっていない状態でお座りをすると、バランスがうまくとれず、すぐに倒れてしまう場合や、無理な体勢に崩れてしまいます。

生後3ヶ月頃に縦抱っこが好きな赤ちゃんがお座りに興味を持つことがありますが、腰すわり前に赤ちゃんをお座りさせるときは、ママやパパが上体を支え、短時間だけにしましょう。その間は、目を離さないようにすることも大切です。

神経や筋肉、背骨が発達して上半身を起こしていられるようになり、内腿の力がついて体を支えられるようになると、しっかりとお座りができるようになります。体の準備が整えばお座りは自然とできるようになるものなので、あまり焦る必要はありませんよ。

お座りができたかと思ったら、すぐにつかまり立ちをすることもあります。赤ちゃんの成長は教科書通りにはいかないものですよ。

赤ちゃんのお座りに練習は必要?できないときは?

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赤ちゃんにお座りの練習をさせること自体は問題ありません。毎月体重や身長は着実に成長していて、すでに腰もしっかりとすわっているのになかなかお座りをしないと、練習をさせたほうがいいのか悩むママは多いようです。

発達の具合は月齢や栄養状態、赤ちゃんの日常的な運動量などによって個人差があるので、同じくらいの月齢で先にできている子がいても、他と比べないことが大切ですよ。

練習をする場合は、赤ちゃんが嫌がらず、無理強いをしない範囲で練習してみましょう。

赤ちゃんのお座りの練習方法

後ろから赤ちゃんの両脇を支え、お尻を床につけてお座りの姿勢をとりましょう。最初は体が前かがみになってぐにゃりと倒れてしまうので、赤ちゃんが苦しくならないようにサポートしてあげてくださいね。

赤ちゃんが嫌がらないようであれば、お座りの練習をしながら遊んであげましょう。

お座りの練習をするときの注意点

お座りができないのは、必要な神経や筋肉がまだ整ってないということでもあります。練習するときは無理をせず、一般的な目安となる生後6ヶ月に達してからにしてください。

お座りの練習を早く始めすぎると、かえって体に負担をかけてしまいます。練習をするときは、赤ちゃんの周囲にクッションを置いて安全を確保し、いつでも手を差し伸ばせるようにしましょう。

赤ちゃんがお座りできる時期は人それぞれ

親子 ママ 赤ちゃん ベッド

お座りの開始時期が遅れると、焦りを感じてしまうかもしれませんが、この時期は赤ちゃんはできることがどんどん増えていきます。他の子と数ヶ月の違いがあったからといって、その後の成長スピードを左右することはありません。

無理な練習をする方がその後の成長に悪影響を与えることもあるので、赤ちゃん自身の体の発達を見極め、準備が整っているか確認することが大切です。

どうしても心配なことがあれば、乳幼児健診のときに相談してみるとアドバイスがもらえますよ。子供の成長時期はあくまでも目安なので、周囲の情報に敏感になり過ぎず、赤ちゃんのペースにあわせて成長を見守ってあげてくださいね。

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