生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や授乳回数は?育児のポイントは?

記事監修 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 続きを読む

生後6ヶ月になると、赤ちゃんが起きている時間が長くなり、一緒に過ごす時間も少しずつ増えてきますよね。お座りができはじめたり、乳歯が生えてきたりと、ますます赤ちゃんの成長が楽しくなってきます。今回は、生後6ヶ月の赤ちゃんの体重や授乳時間に加え、成長や育児のポイントについてまとめました。

生後6ヶ月の赤ちゃんの身長や体重は?

芽 成長 若葉

生後6ヶ月の赤ちゃんは、厚生労働省が示した成長曲線によると、身長は61.7~72.1cm、体重6,060~9,570gで、男女差以外に、個人差が大きくなってきています(※1)。

生後6ヶ月以降の体重の成長曲線はカーブがゆるやかになっていて、生後5ヶ月と比べて身長や体重があまり変わらない赤ちゃんもいます。

寝返りがうてるようになることで運動量が増えたり、授乳やミルクから離乳食に移行したりと変化の多い時期。いつもと変わらず機嫌がよく、睡眠が十分に取れているようなら体重の変動はあまり心配せずに様子をみましょう。

成長曲線はあくまでも目安です。赤ちゃんが生まれたときの身長や体重には個人差があるので、成長曲線のなかに収まっているかどうかということより、成長の仕方が成長曲線のカーブに添っているかどうかということが大切ですよ。

生後6ヶ月の赤ちゃんの成長

● 男の子 身長:63.6~72.1cm  体重:6.44~9.57kg
● 女の子 身長:61.7~70.4cm  体重:6.06~9.05kg

生後6ヶ月の赤ちゃんの成長のポイントは?6ヶ月健診の内容は?

赤ちゃん お座り 遊び

生後6ヶ月になると、お座りができるようになるのが大きなポイントです。赤ちゃんの視野はさらに広がり、新鮮な景色をみることができます。

ただし、お座りはまだ安定していないので、目を離さないようにしましょう。怪我をしないようにクッションをおくことや、テーブルや椅子などの家具を遠ざけるなどの対策をとると安心です。

また、この時期は地域によって6~7ヶ月健診があります。お座りや寝返りなど赤ちゃんの状態を確認すると同時に、これから本格的になる離乳食について講習会があるケースも。

人見知りがはじまっている子は医師をみて泣いてしまう子もいるかもしれませんね。育児の悩みが新生児の頃と大きく変わる時期なので、何か気になることがあれば遠慮せず相談してみましょう。

生後6ヶ月の赤ちゃんの成長ポイント

● 乳歯が生えはじめる
● 寝返りが上手にできるようになる
● 短時間お座りができる
● 両手でおもちゃを持つことができる
● 人見知りがはじまる
● 感情のこもった声を発するようになる

6ヶ月健診でチェックする主な内容

● お座り・寝返り
● 引き起こし反応・立ち直り反射
● おもちゃへの興味
● 手指の発達
● ハンカチテスト
● 股関節脱臼
● 聴覚・斜視
● 歯の生え方

生後6ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔や回数は?

赤ちゃん 授乳 おっぱい 遊び飲み

生後6ヶ月の赤ちゃんに母乳を授乳する回数は1日5~6回が目安です。離乳食を始めている場合は、離乳食後の授乳もその回数に含めます。

ミルクの場合は授乳回数によって量を調節します。5回なら180〜200ml、6回なら160mlが1回の目安です。1日で880〜1,000mlほど与えてあげましょう。

まだ離乳食をはじめて間もないので、食後には赤ちゃんが欲しがるだけ母乳をあげたり、必要な分だけミルクを飲ませてあげたりすることが大切。離乳食はまだ完全な栄養源ではなく、母乳やミルクが赤ちゃんの栄養の大部分を占めています。

焦らず、ゆっくりと離乳食へ移行していきましょう。

生後6ヶ月の離乳食の量は?食べないときはどうする?

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生後6ヶ月は「離乳食初期」にあたり、スプーンに慣れる時期です。食べる量よりも楽しむことに重点をおきましょう。最初は10倍粥など赤ちゃんの胃腸に負担のかからない食材からはじめ、徐々にパンやうどん、魚、肉、豆腐、野菜など色々な食材を少しずつ食べさせていきます。

赤ちゃんが離乳食を食べないときは、無理にあげないことが大切です。食べない原因には、口に合わない、口の中に違和感があることも要因の一つです。くせのある食材や調味料を使わないようにするなど工夫をし、離乳食に嫌悪感を持たないようにしてあげましょう。

食物アレルギーがある子もいるので、卵・牛乳・小麦・落花生・そばなどは、調理方法などの段階をしっかりと踏み、赤ちゃんの様子をみながら進めるようにしてください。

生後6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間や生活リズムは?

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生後6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、15時間程度で、まとまった時間寝てくれるようになります。お昼寝も長くしてくれるので、ママも一緒に体を休めることができますよ。寝返りの好きな赤ちゃんはごろごろと転がってしまうので、ベッドに柵をつけたり、寝返り防止クッションを設置したりするなど落下しない対策をしてあげましょう。

ただし、すやすや寝てくれる赤ちゃんもいれば、夜泣きが激しい赤ちゃんもいます。1~2時間おきに目を覚まして泣くようになったり、明け方の決まった時間に泣くようになったりすることも。

夜泣きの原因は定かではありませんが、この時期の赤ちゃんは脳がめざましく発達する時期で、日中の新しい経験や刺激から、寝ている間にも脳が活発になることが原因という説があります。

また、乳歯が生えはじめることで歯茎がむず痒くなることも夜泣きを招く原因となります。夜泣きがひどいときは歯固めを与えてみたり、ふくらはぎや太ももをさすって温めてあげるのも効果的ですよ。

生後6ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊びやおもちゃは?

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生後6ヶ月頃の赤ちゃんは、手先が器用になり、両手でおもちゃを持つことや、おもちゃを手で持ち替えることができるようになります。

新聞紙やチラシをぐしゃぐしゃにしたり、びりびり破ったりといった手先を使うものを与えてあげるといい刺激になりますよ。口に入れてしまうのが心配な場合は、同じような感触と音のする、布でできたおもちゃがおすすめです。

少しの間であれば記憶することもできます。この時期は特に「いないいないばあ」はぴったりの遊びですよ。手で顔を隠して「いないいないばあ」をする以外に、ハンカチやタオルを使ってママやパパの顔を変化させると、赤ちゃんも喜んで反応してくれます。

生後6ヶ月の赤ちゃんの咳や熱!突発性発疹とは?

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生後6ヶ月頃になるとママからもらった免疫が減少していき、細菌に感染しやすくなります。機嫌が悪く、いつまでもぐずっているようなら体調が悪いのかもしれません。授乳を受けつけなかったり、熱が続いたり、呼吸音がいつもと違うようであれば、急ぎの受診が必要です。

また、この時期に発症しやすい病気といえば「突発性発疹」。赤ちゃんがはじめてかかる病気ともいわれています。突発性発疹は、39度くらいの高熱が3~4日続き、熱が下がると同時に全身に赤い発疹が現れます。

体調が急変することが多く、日中は熱がなくても夜になると急に熱が出たということもあります。水分補給と安静を心がけ、赤ちゃんに何か異変を感じたら受診しましょう。

生後6ヶ月のハーフバースデーをしよう

赤ちゃん 笑顔

生後6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんはさらに自分のペースで成長していきます。周りの赤ちゃんと比べると発育が早かったり、遅かったりするかもしれませんが、医師からの指摘がなければ、成長スピードも赤ちゃんの個性と捉え、焦らずに見守っていきましょう。

最近は、産まれて6ヶ月を親子で無事に過ごせたことをお祝いするハーフバースデーをする家庭が増えています。記念撮影や家族でお祝いをすると、赤ちゃんとの思い出がまた1つ増えますよ。

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