赤ちゃんがハイハイ期に入って活発に動き回るようになると、成長が嬉しい反面、何か危険なことをしてしまうのではないかと心配で目が離せなくなってしまいますよね。そんなとき、一時的に赤ちゃんを座らせておくことができると人気なのが「バンボ」。
今回は、バンボがいつからいつまで使えるのか、価格や使い方、お風呂でも使えるのかなどをまとめました。
バンボとは?

バンボは、南アフリカ共和国のメーカー「バンボ社」が作る赤ちゃん用の椅子で、正式名称は「バンボベビーソファ」といいます。
「ハイハイで動き回ってしまう赤ちゃんを、一時的に座らせておくことはできないか」という悩みからバンボは開発されました。適度な弾力と柔らかさで、腰がすわっていない赤ちゃんでもやさしく支えてくれると、ママたちから人気を集めています。
赤ちゃんの動きを長時間制限するものではなく、家事や赤ちゃんの食事など、短時間で使うことがほとんどです。ポリウレタンフォームを使用しているため、水を弾くという特徴があり、汚れや水分がすぐに拭き取れるのも便利ですよね。
バンボはいつからいつまで?何ヶ月から?

バンボが使えるのは、首がすわる頃から。バンボの公式サイトによると生後14ヶ月頃(1歳2ヶ月頃)まで使えるとしていますが、実際はもう少し早めに卒業するケースがほとんど。
多くの場合、赤ちゃんの腰がすわると1人で抜け出せるようになったり、抜け出したくて動いてしまったりすることで、卒業が早くなるといいます。抜け出せないように専用の腰ベルトがついていますが、嫌がるようになると使わなくなることが多いようです。
バンボの使い方は?どんなシーンで使う?

バンボに座ると赤ちゃんがじっとしてくれるので、いろいろな場面で使えます。遊び場や食事など、様々な場面で便利に活用してください。
遊び
動き回ると危ない場所ではバンボに座りながら一人遊びができます。バンボに座らせればハイハイ期の赤ちゃんでもある程度の時間は一人で座っていられますよ。
食事
手づかみ食べができるくらいであれば一人で座って食事することもできます。別売りのプレートレイやシートカバーがあると、離乳食のときに食事をおいておくことができたり、こぼしても洗ったりできるので、清潔に保つことができます。
身の回りのお世話
赤ちゃんが安定してバンボに座ってくれるので、爪切りや散髪時、髪の毛を結ぶときなどに使うと便利ですよ。
バンボはお風呂でも使っていいの?

バンボは、メーカーの公式発表では浴室での使用を禁止しています。水に濡れても大丈夫ということもあり、「お風呂場で使用しても良いの?」と調べるママも多いですが、危険を伴う行為であることを認識することが大切ですよ。
ママが体を洗う際に1人で待っていてもらえるのは便利かもしれませんが、危険であることはもちろん、濡れたままにしておくとバンボにカビが発生する原因にもなります。水に濡れてしまった場合にはきちんと水分をふき取り、乾かすようにしましょう。
もしお風呂場で赤ちゃんを座らせたいときは、専用のベビーバスチェアを使用したほうが安全ですし、お風呂用に乾きやすいなど便利な機能や作りになっているのでおすすめです。
バンボはどこで購入できるの?価格は?
バンボは、赤ちゃん用品を販売している小売店などで購入できます。インターネット通販では販売代理店を通さない並行輸入品も販売されています。
並行輸入品は正規品に比べて低価格というメリットがありますが、メーカー保証がついていないこともあるので注意が必要です。また、並行輸入品は腰ベルトが最初から付いていて取り外しできない場合もあります。座らせるときに手間取ることもあるので、考慮しておきましょう。
バンボ ベビーソファ

ベーシックなタイプの「バンボ ベビーソファ」。バンボオリジナルのカーブが赤ちゃんの背中やお尻を包み込み、正しい姿勢で座ることができます。簡単に抜け出せないつくりなので、はじめてのおすわりも安心です。
汚れてもさっと拭くことができるため、いつでも清潔に使えますよ。大きくなって自分から抜け出すようになったら、付属の腰ベルトを使ってみてくださいね。
- 税込価格
- 6,051円〜
- 対象年齢
- 首が据わる頃~生後14ヶ月頃
バンボ マルチシート

こちらは、支えなしで座れるようになった生後6ヶ月頃から3歳頃まで成長にあわせて長く使用できる「バンボ マルチシート」。離乳食が始まる頃には、お座りの練習用にぴったり。付属のベルトを使えば大人用の椅子にも取り付けが可能です。
パーツは全て外すことができるので、お手入れもラクラクです。脚周りがゆったりしているので、太ももがムチムチの赤ちゃんでも快適に座ることができますよ。
- 税込価格
- 8,885円〜
- 対象年齢
- 生後6ヶ月〜3歳
バンボを使ったママたちの感想は?

メリット
メリットとしては赤ちゃんが1人で座れて楽になるだけはでなく、赤ちゃんの顔が見られる安心感があるというママが多数。また、食べ物や飲み物をこぼしても拭くだけでキレイになるという、お手入れのしやすさも評価されています。
口コミ
・離乳食時はバンボに座らせておけば、膝にのせるよりも食べさせやすく、赤ちゃんの表情が見えて良い
・生後3~4ヶ月の頃から、10分くらいは1人で座っていてくれて助かった
・汚れても拭けばすぐにキレイになるので、離乳食を初めてからずっと使って重宝した
デメリット
デメリットとしては、ぽっちゃりタイプの赤ちゃんの場合に窮屈そうだった、という声があります。赤ちゃんが1人でじっとしていても、完全に目を離さず、目の届く範囲で使用しましょう。
口コミ
・太ももが太いせいで、はまると抜けにくかった
・子供が反り返ると、バンボごと後ろにひっくり返りそうになった
・ふっくら赤ちゃんは狭そうで嫌がることもある
バンボを赤ちゃん用の椅子に活用しよう
バンボベビーソファは、「赤ちゃんをハイチェアに座らせると、動いて倒れてしまうのが不安」というママからも人気を集めています。ハイハイ期で動きやすい赤ちゃんの安全を守りながら、ママの家事を一時的にサポートしてくれるのが嬉しいポイントですよね。
赤ちゃんも、いつもと少し景色が変わることでご機嫌なることもありますよ。使い方を守って、正しく安全にバンボを活用してくださいね。
下記では、バンボと同じく赤ちゃんがいるママから人気の「スイマーバ」を紹介しています。水のなかで赤ちゃんがプカプカ浮く姿が可愛いと評判ですよ。注意点も合わせてチェックしてみてくださいね。
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