妊婦はネイルをしてもいいの?ジェルネイルとマニキュアならどっち?

指先を彩るジェルネイルやマニキュアは、女性のファッションに欠かせないもの。妊娠前からいつもネイルをしていた場合や、結婚式などの華やかな場に参加するときは、妊娠中もジェルネイルやマニキュアを楽しみたいですよね。そこで今回は、妊婦さんはネイルをしてもいいのか、ジェルネイルとマニキュアならどちらがいいのか、それぞれの注意点を含めてご説明します。

妊婦はネイルをしてもいいの?

ネイル マニキュア 化粧

ジェルネイルやマニキュアには、毒性のある有機溶剤が含まれており、大量に誤飲すると肺炎などの原因になりかねません(※1)。

ただし、妊婦さんが爪に塗ってネイルを楽しむだけであれば、お腹の赤ちゃんへの影響を心配しすぎる必要はないと考えられています(※2)。

そのため妊娠の経過が順調で、体調に問題がなければ妊婦さんでもネイルをすることはできます。

とはいえ、病院の方針や妊娠週数によっては妊娠中のネイルを禁止されることもあるので、かかりつけの産婦人科医の指示に従うようにしましょう。

妊娠中にネイルをしていいのはいつまで?

カレンダー

妊娠さんがネイルを楽しむのは、体調に問題がない場合でも妊娠6ヶ月末頃までを目安にしましょう。

妊娠中期後半や妊娠後期になると医師が爪の色や状態をみて妊婦さんの体調を判断することもあります。そのため、妊婦健診時はネイルを控えるようにと医師から指導されることがあります。

妊娠7ヶ月以降は、妊婦健診が2週間に1回のペースになり、ネイルをしていると、その都度落とさなければいけません。マニキュア、ジェルネイルともに、カラーを落とすことが頻繁になればなるほど爪や指先の皮膚を傷めるので、この時期のネイルはあまりおすすめできません。

なお、妊娠週数に限らず、妊娠初期でも医師が妊婦さんの爪の色を見て体調チェックする病院では、妊娠がわかった時点でネイルはNGといわれることもありますよ。

妊婦がネイルをするならジェルネイルとマニキュアどっちがいい?

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妊婦さんがネイルをしても良い時期・状態であれば、ジェルネイルかマニキュアか、どちらを選んでも問題はありません。

ただし、急な体調変化や事故といったトラブルが起きて、病院や救急車などで指に酸素飽和度を測るクリップをはめる必要がある場合、ジェルネイルをつけていると測定の妨げになり、トラブル対応に遅れが出てしまう恐れがあります。

マニキュアは除光液ですぐに落とすことができますが、ジェルネイルは表面を削ってから専用リムーバーを使用し溶かしながらオフしなければいけません。緊急時は、強引にジェルネイルをとるケースも珍しくなく、爪や指を負傷する可能性もあります。

医師からネイルの許可をもらっていても、妊娠中は体の状態が急変することもあります。万が一のときのことを考えると、ジェルネイルよりも比較的簡単に落とせるマニキュアのほうが安心といえるでしょう。

妊娠中にネイルサロンで施術してもらうときの注意点は?

ネイル ネイルサロン ジェルネイル

妊婦さんがネイルサロンで施術を受けるときは、予約時に妊娠中であることを伝えてください。個室の準備やクッションの用意をしてくれることもありますよ。

ネイルサロンは、マニキュアや除光液、ジェルリムーバーのにおいなどが混ざり合って、独特なにおいがします。体調が悪いときや、つわりのある妊娠初期は、サロン独特のにおいに、めまいや吐き気を起こしてしまう可能性もあります。

ネイルサロンでは完全に仕上がるまで1時間~1時間半ほどかかります。同じ姿勢で座り続けることで体にも負担がかかるため、腰痛や足のむくみが気になるときは、途中で休憩時間を入れてもらったり、短時間で施術が終わるシンプルなネイルデザインにしたりしましょう。

妊婦が自分でマニキュアをするときの注意点は?除光液は使っていい?

妊婦 メモ

自宅でネイルを楽しむときは、下記のポイントに注意しましょう、

におい対策をする

前述の通り、マニキュアや除光液といったネイルに使われるアイテムには、鼻をツンと刺すような独特なにおいがあり、特につわりでにおいに敏感になっているときは気分が悪くなりやすいので注意が必要です。

部屋ににおいがこもらないように、しっかりと換気しながらマニキュアや除光液を使うようにしましょう。また、速乾性の高い種類を選ぶのもおすすめです。

除光液は刺激の少ないものを選ぶ

マニキュアは、除光液を使えばすぐにカラーを落とすことができて便利ですが、あまり頻繁にカラーとオフを繰り返すと、除光液の影響で指先が乾燥してボロボロになってしまうこともあります。

妊娠中は肌が敏感になりやすいので、爪に比較的やさしいアセトンフリーの除光液がおすすめです。落とした後はオイルやクリームで保湿を心がけましょう。

産後に向けて保管場所に気をつける

赤ちゃんがマニキュアや除光液を誤飲する事故は珍しくありません(※1)。マニキュアが自宅にたくさんある場合は、出産前に安全な保管場所を確保しておいてくださいね。

妊娠中のネイルは体調を優先して楽しもう

妊婦 ドレス パーティー

妊娠中は、生活のなかで制限されることが多くなりますが、健康を最優先に考えながら、適度にネイルやおしゃれを楽しめるといいですよね。

「妊婦さんがマニキュアを塗ることによって、心理的ストレスが軽減される」という研究結果もあります(※2)。

お出かけのときなど気晴らしにネイルを取り入れたり、爪先に貼り付けるシールタイプやネイルチップなどで工夫したりしながら、うまく気分転換していきましょう。

妊娠中は、ネイルだけでなく何かとお腹の赤ちゃんへの影響が気になると思いますが、あれこれ心配しすぎてストレスを溜めこむのも赤ちゃんにとってよくありません。不安なことがあればかかりつけの産婦人科医に相談し、できるだけ肩の力を抜いて過ごせるといいですね。

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