生後6ヶ月を迎えたことをお祝いするハーフバースデー。しかし離乳食が始まったばかりの赤ちゃんにどんな料理で、どうお祝いしたらいいのでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんのハーフバースデー用の離乳食レシピをご紹介します。
3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
ハーフバースデーの離乳食作りのコツは?
離乳食の作り方さえ慣れていないのに、「ハーフバースデーの食事なんてどうすればいいの?」と、不安になっている人もいるのではないでしょうか。
しかし、難しく考えすぎる必要はありません。下記の3つのポイントさえ押さえておけば大丈夫ですよ。
盛り付けを華やかに
ハーフバースデーの離乳食は、食べ慣れている食材を使っていつも通りの調理方法で用意してから、プレートに華やかに盛り付けるのがおすすめ。
いつものメニューでも、盛り付け方を工夫したり、かわいい食器に盛ったりするだけで、お祝いの席にぴったりの離乳食ができ上がりますよ。
作りすぎない
ハーフバースデーの離乳食は、赤ちゃんが全部を食べきるというよりも、親子で楽しんで食べることのほうが大切です。
お祝いだからといって、たくさんの量を準備する必要はありません。いつもの食事と同じ量で十分ですよ。
適切な形状に
赤ちゃんの離乳食の進み具合にあわせて、食材はすべてすりつぶして、とろとろのポタージュ状からヨーグルトくらいの固さにしましょう。
型抜きしたにんじんのような固形物を飾りたいときは、目で楽しんでから食べる直前にすりつぶしてあげてくださいね。
ハーフバースデーの離乳食プレートアイデア
ハーフバースデーのお祝いプレートのメニューは、10倍がゆを中心に考えましょう。10倍がゆとは、お米1:水10の割合で炊いたとろとろのおかゆです。
野菜を食べ始めていたら、にんじんやほうれん草、トマトなどのペーストを作って10倍がゆに飾ると、彩りがよく赤ちゃんも喜びますよ。
ここではハーフバースデーの離乳食プレートのアイデアをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャラ離乳食
野菜ペーストでキャラクターの顔や動物などを作ってあげても楽しいですね。やわらかすぎるとデコレーションしにくいので、形を作るときは水分を少なめにして、食べさせるときに水を足しましょう。
細かい部分は箸やつまようじを使うと、上手に描けますよ。
フレンチレストランのような飾り付け
大きめのプレートのうえに、10倍がゆを盛り付けた器ごと乗せ、プレートにソースを垂らすように野菜ペーストで飾り付けをしてもいいですね。
野菜ペーストだけでもOK
食べる量が少ない赤ちゃんには、10倍がゆを省略して、白いプレートの上に、野菜のペーストで絵や文字を描いてあげるだけでも十分です。このときも、ペーストは固めに作り、あとで水分を調整します。
リボンや折り紙も活用
テーブルコーディネートをするように、リボンや折り紙を折って一緒に飾ってあげるのもいいですね。
つまようじとマスキングテーブで旗を手作りしたり、市販のかわいいピックで飾り付けたりするのも素敵ですが、赤ちゃんが触って怪我をしないように注意してくださいね。
ハーフバースデーのケーキ離乳食レシピ
この時期の赤ちゃんは、まだケーキは食べられません。しかし10倍がゆや食パンを使って、ケーキに見立てたものを作ってあげると、お祝いの席がぐっと華やかになりますよ。
10倍がゆで作るケーキ
材料
・10倍がゆ…30~45g(※)
・にんじんペースト、ほうれん草ペースト…適量
※主食で10倍がゆのプレートを食べるときは、プレートとケーキあわせて30~45gにする。
作り方
1. シリコンカップなどに、10倍がゆ→にんじんペースト→10倍がゆの順番に3層になるように詰め、冷凍する。
2. 凍ったらシリコンカップから外して、ほうれん草ペーストでデコレーションする。
デコレーションをしたら、赤ちゃんとケーキの写真を撮りましょう。食べる直前に電子レンジで加熱して、赤ちゃんが食べられる温度とやわらかさに戻してあげてくださいね。
食パンで作るケーキ
材料
・★食パン 15g
・★粉ミルク(調乳済みのもの) 40ml
・にんじんペースト、ほうれん草ペースト…適量
作り方
1. 食パンの耳を切り落とし、やわらかい部分だけを細かくちぎる。
2. 1と粉ミルクをブレンダーで撹はんする(すりつぶしてもOK)。
3. 2を小鍋に移し沸騰させないようにひと煮立ちさせる。
4. 3をシリコンカップに詰めて平らにし、冷蔵庫で少し冷やす。
5. 冷えたらシリコンカップから外して、野菜ペーストでデコレーションする。
通常のパンがゆより、少し固めに作ることで形が作りやすくなります。
冷蔵庫から出してすぐは冷たいので、食べさせるときは温かいミルクを少し足すか、電子レンジで軽く温めてあげてくださいね。
ハーフバースデーのお祝いを成功させるには?
ハーフバースデー当日は、離乳食を用意するだけでなく、部屋をガーランドで飾ったり、赤ちゃんへのちょっとしたプレゼントを用意したりすると、さらに気分が盛り上がりますよ。
記念の写真撮影はもちろん、赤ちゃんの手形や足型を取ったり、声を録音したりするのもいいですね。
ただし、あくまでも赤ちゃんの体調を優先して、無理のない範囲で進めていきましょう。
離乳食のお祝いプレートは、できるだけいつも離乳食を与えている時間に食べさせるようにして、普段の生活リズムが大きく崩れないようにしてくださいね。
ハーフバースデーを離乳食でお祝いしよう
生後6ヶ月は離乳食が始まったばかりの時期です。赤ちゃんの離乳食の進み具合にあわせて、使う食材やメニューを決めましょう。ハーフバースデーにぴったりの離乳食プレートやケーキを用意して、楽しくお祝いできるといいですね。