排卵出血とは?妊娠との関係は?期間や量、タイミングはいつ?

「生理は終わったはずなのに、出血が…!」と不思議に思ったことはありませんか?実は女性の約5%が、排卵日の前後に出血が起こる「排卵出血」というものを経験します。排卵出血自体には問題ないのですが、他に病気が隠れている可能性があるため、症状について詳しく知っておきたいところ。今回は、排卵出血の原因と症状、タイミングや期間についてまとめました。

排卵とは?

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そもそも排卵とは、卵巣から卵子が飛び出て卵管に入ることをいいます。その後、卵子は卵管を通って子宮に到達しますが、受精卵として子宮内膜に着床しない限りは、妊娠が成立しないため、剥がれた子宮内膜とともに流れ出ます。これが生理です。

排卵出血とは?排卵期出血・中間期出血とも呼ぶの?

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排卵出血とは、排卵に伴う出血のことで、排卵性出血・排卵期出血・中間期出血とも呼ばれます。排卵出血は生理と生理のちょうど間くらいの時期に見られることが多いため、中間期出血と呼ぶようです。排卵時に起きた出血が子宮を通って外部に出てくるので、「生理じゃないはずなのに出血が!」と驚く女性が少なくありません。

排卵出血の原因は?妊娠との関係は?

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排卵出血の原因は主に2つあります。1つは、排卵時に卵子が放出され、卵巣の表面が破れることです。もう1つは、排卵期に訪れる「ホルモンバランスの崩れ」です。排卵が近づくと卵胞ホルモンの分泌量が増加・減少しますが、このときに子宮内膜が剥がれて出血することがあります。

妊娠を望む女性にとって、急な出血があると不安になってしまうものですよね。ただどちらの原因にせよ、体調不良や病気ではなく、女性の生理的な現象であり、特に気にする必要はありません。むしろ、きちんと排卵されている証だと前向きに考えてください。

排卵出血の症状は?量や期間は?

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排卵出血の症状は、「出血量は少なく、期間も1日程度で、長くても3日と短い」という特徴があります。排卵痛と呼ばれる下腹部痛を伴うこともあり、「生理が早まった?」と勘違いすることも。また、出血の色は黒っぽい色、薄い赤、茶褐色、鮮血のように真っ赤、というように個人差があります。また、頻度としても、毎月あるものではありません。

そのため、色や期間だけで排卵出血かどうかを判別することは難しいものです。もし出血が一週間を超えても止まらないようであれば、排卵出血ではなく何らかの病気の可能性もあるので、注意が必要です。

排卵出血が起きるタイミングはいつ?

基礎体温表

先ほど「生理と生理の間くらいの時期に起きる」といいましたが、これは生理周期が28日と安定している人の場合です。排卵されてから生理までの長さ、いわゆる「黄体期」は約14日間と決まっているため、生理周期が安定している女性の場合は、次回の生理予定日から14日を引くと、排卵出血が起きるタイミングを予測することができます。生理周期が35日の人だと、生理開始から21日後くらいに排卵出血が起きるというわけです。

排卵出血で妊娠しやすい日を見極められる?

基礎体温 表 グラフ

「妊娠しやすい日=排卵日」を特定して妊娠しやすいタイミングを見極めることを「タイミング法」といいます。排卵出血は排卵日の前後に起こるため、出血が見られたタイミングを狙って妊娠をめざすのも、タイミング法の一つです。

ただし、排卵出血は毎月起こるわけではなく、不正出血と見分けるのも難しいため、あまりおすすめできません。腰痛や腹痛など、排卵日付近に現れる症状で見極めたり、おりものの変化を参考にしたり、排卵日を予測する方法は様々。関連記事に排卵日を予測する方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

排卵出血以外に注意すべき出血はある?

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排卵出血は生理と生理の中間に起きる、少量で短期間の出血ですが、排卵出血と断定することは難しく、病気が原因の可能性もあります。例えば、「子宮がん」「卵巣がん」「子宮筋腫」「子宮内膜症」など、不妊や、重篤化すると死に至る病気が隠れている疑いもあります。

もし、生理や排卵出血とは症状や時期が違う出血があれば、早めに病院を受診することをおすすめします。ただし、ストレスが原因で少量の出血が見られる可能性もありますので、不正出血があったからといって急に病気を疑う必要はありませんよ。

排卵日を過ぎてからの出血は、妊娠兆候の可能性も?

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明らかに排卵日を過ぎているのに出血があれば、もしかしたら着床出血かもしれません。着床出血は妊娠兆候の一つで、受精卵が子宮内膜に着床したときに出る出血です。

量や色で見分けるのは難しいですが、出血の時期が異なります。排卵日を過ぎて1週間~10日ほどしてから出血があれば、着床出血を疑いましょう。

排卵日付近の出血には注意

排卵出血自体は生理的な現象で病気の心配はないので安心できますが、病気が原因の不正出血である可能性もあります。なかなか見分けがつきにくいですが、正しい知識を深め、判断できないときは産婦人科医等に相談し、大切な身体を守りましょう。

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