排卵日の症状とは?腹痛や胸の張り、吐き気、腰痛が現れる?

赤ちゃんが欲しいと思い始めたら、まず気になるのが排卵日ですよね。排卵日を知る方法はいろいろありますが、排卵日前後にあらわれるさまざまな症状も手がかりの一つです。今回は、出血や腹痛、腰痛、吐き気など、排卵日の症状についてまとめました。

排卵日の症状はいつ頃?

排卵周期 基礎体温グラフ

排卵日から次の生理開始までの「黄体期」は、生理周期に関係なく約14日です。つまり、次回生理開始予定日の約14日前付近が排卵日になります。

生理周期が安定していれば、簡単な計算や基礎体温からおおよその排卵日がわかりますが、月によって28日周期だったり35日周期だったりと生理周期が乱れがちな人にとっては、事前に排卵日を特定するのは難しいものです。

排卵日の症状とは?排卵前に現れるの?

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排卵日には不快な症状を伴うことが多いものですが、その背景には女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスが変化することがあります。

排卵が近づくと、エストロゲンの分泌量が減り、排卵後はプロゲステロンの分泌量が増えていきます。エストロゲンには自律神経を整える作用もあるため、その分泌量が多い生理直後は体調も良い人が多いですよね。

一方、プロゲステロンは、子宮内膜の厚みを維持するなど妊娠をサポートする作用だけでなく、様々な体調変化を引き起こすホルモンです。

このバランスが変化することによって、排卵日前後に様々な症状が現れるのです。エストロゲンの分泌量が減る「排卵前」だけでなく、プロゲステロンの分泌量が増える「排卵後」に症状が出ることもあります。

排卵日にはどんな症状が現れるの?

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排卵日の症状には個人差があり、顕著な人から全く感じない人まで様々です。症状が1つではないので、排卵日を予測する際も、いくつかの症状を見るようにしてくださいね。それでは、代表的な排卵日の症状をいくつかご紹介します。

排卵痛…下腹部が少し痛む、チクチクした感じ、どんより重い感じ

排卵日が近づくと、お腹がチクチク痛かったり、下腹部痛を感じることがあります。これは排卵痛と呼ばれるもので、下腹部全体に痛みを感じる人や卵巣の左右どちらかに痛みを感じる人など感じ方も様々です。

排卵日に出る下腹部の痛みの原因としては、成熟して大きくなった卵胞が腹膜を刺激していることや、卵巣から卵子が飛び出す際に出血を起こし、その出血が腹膜を刺激していることが考えられます。排卵痛は個人差が大きく、感じる人と感じない人がいます。

排卵出血…生理よりも軽く期間も短い出血

卵胞から卵子が飛び出す時には、出血を伴いますが排卵日にも少量の出血があることがあります。この出血を排卵出血と呼びます。個人差はありますが、生理予定日の2週間前あたりに起こる出血です。

排卵出血は自然な現象で体調に異常があるわけではありませんが、子宮内膜症や子宮頸管ポリープといった他の病気で不正出血を起こすことがあります。排卵出血と不正出血は似ていて見分けがつきづらいため、注意が必要です。関連記事で詳しく説明していますので、合わせて参考にしてください。

基礎体温の上昇…基礎体温が下がり、その日から上昇する

高温期に入る前の最も体温が低い日を最低体温日と呼び、その日から1~2日後以内に排卵が起きます。プロゲステロンには体温を上げる作用があるため、基礎体温が上がるのです。体温が上がるため、風邪のようなだるさや体のほてりを感じるという人も。きちんと排卵されていれば、基本的には体温が上がって高温期に入りますよ。

胸の張り…触ると胸が張った感覚がある

これもプロゲステロンの影響です。プロゲステロンには乳腺を発達させる作用があるため、プロゲステロンの分泌量が多い人は、妊娠していないときでも胸の張りを感じることがあります。

そのほかにも、唾液がネバネバした状態に変化したり、頭痛やめまい、腰痛、吐き気があったり。体重が増える人も。そして、特に多くの人に起きる変化として、「おりものの量や状態」があります。

排卵日の症状には、おりものの変化もある

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おりものは「子宮頸管粘液(しきゅうけいかんねんえき)」とも呼ばれ、生理周期に合わせて状態が細かく変化するので、おりものの状態からおおよその排卵日を予測することができます。もちろん、正確な判定には排卵検査薬を使う必要がありますが、目視や手触りもひとつの目安になります。

おりものは、生理周期を通して4段階で変化しますので、生理直後からまとめました。

● ステップ1
生理直後のおりものは量が少なく、粘り気は強く、色は白色か少しクリーム色が掛かっています。

● ステップ2
排卵日が近づくにつれ、水分の多いサラサラとしたおりものに変わっていきます。しだいに量も多くなり、色は薄い白色になります。これは、排卵日に向けて膣内で精子が活動しやすいよう通常の酸性からアルカリ性へとおりものの質が変化するためです。

● ステップ3
排卵日直前~直後には、透明でよく伸びるおりものに変化します。おりものを指に取って伸ばしてみると10センチ近く伸びます。

● ステップ4
排卵後、おりものは量が減り、ネバネバ、どろっとした白っぽいものに変わります。

つまり、ステップ3の、透明でよく伸びるおりものが確認できたら、排卵日が近づいている可能性が高いということですね。

排卵日は症状だけでなく、子宮口の位置や硬さからも予測できる

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子宮口の位置と硬さからも排卵日を予測することができます。子宮口がゆるく開いて柔らかい状態になり、下に降りてきていると排卵日の2~3日前だとされています。生理が終わった後から、毎日入浴時や入浴後の体がきれいなときに内診をして、子宮の変化を確認しましょう。

自己内診の注意点

● 石鹸で手を洗い清潔にし、爪も切ってあるか確認する
● 少し指を濡らすと指を挿入しやすい
● 子宮の真ん中の盛り上がっている場所の先が子宮口

子宮の位置やおりものの状態から排卵日を予測する方法を「福さん式」とも呼びますが、具体的な手順などは関連記事を参考にしてくださいね。

排卵日の症状以外にも注目を

排卵日付近は様々な体調変化が起きますが、普段は何気なく目にしているおりものも、こまめに観察することで排卵日を知る手がかりになります。何ヶ月か継続して観察するとその変化がよくわかり、排卵日のリズムを掴むことができますよ。

胸の張りや腹痛などの症状から予測する方法はあくまで補助的なものと考えましょう。一番確実なのは、「基礎体温の変化」なので、できるだけ基礎体温を測ることをおすすめします。

さらに正確な排卵日を知りたい方は、排卵検査薬を使うか、病院で超音波検査をしてもらうと確実ですよ。

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