今日は、離乳食初期(後半)の4日目におすすめの献立をご紹介します。
● 初期の後半は、離乳食は1日1回です。慣れてきたら、中期に進む前に1日2回食を試してみましょう。
● 「◯日目」通りにならなくても焦る必要はありません。赤ちゃんのペースで無理なく進めましょう。
● 3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食初期の進め方のコツは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【初期(後半)4日目】
主食:10倍がゆ(大さじ3~4)
材料(作りやすい量/大さじ約12杯分)
- 1小鍋にご飯と水を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをして15〜20分ほど加熱する。焦げつかないよう、ときどき底からかき混ぜる。
- 2ふっくらしたら火を止め、フタをして15〜20分ほど蒸らす。
- 3粗熱がとれたら、全体を裏ごしする。
- 電子レンジを使う場合は、ラップをかけ、端を少し開けて約10分加熱します。途中で数回取り出して混ぜます。そのまま20分蒸らして、裏ごししましょう。
- 作りやすい量を紹介しましたが、残った分は次の食事用に保存しておきましょう。1週間分くらいをまとめて作って、製氷皿などに入れて冷凍するのがおすすめです。
▼米から作る場合
主菜:じゃがいもと豆腐のスープ
- 1豆腐と玉ねぎを鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて沸騰させる。
- 2豆腐をザルにとり、すり鉢に移してすりつぶす。
- 3玉ねぎがやわらかくなったら、すり鉢に移してすりつぶす。
- 4だし汁を鍋で温め、2、3、じゃがいもペーストを加え、混ぜながら沸騰させる。
副菜:玉ねぎペースト
材料
- 1玉ねぎはできるだけ細く薄切りにする。
- 2鍋にたっぷりの水を入れて、1をじっくりと煮る。
- 3くたくたにやわらかくなったら、玉ねぎを取り出し、すり鉢ですりつぶす。
赤ちゃんに素材本来の味を伝えよう
今日の離乳食に使用した玉ねぎは、じっくり煮込むことで甘味が増すので、赤ちゃんも食べやすい食材ですよ。
離乳食初期は、食材自体のもつ自然の味わいや香り、舌触りを体験することで味覚の発達を促すことができます。調理方法次第で食材のうまみをより引き出すことができるので、参考にしてみてくださいね。
※献立はあくまでサンプルです。赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。