基礎体温が37度を超えるのは妊娠?妊娠していないときの原因は?

「もしかして妊娠?」と気づく兆候はいろいろありますが、基礎体温の高温期が続くこともその1つ。基礎体温がいつもよりも高く、37度を超えると、妊娠しているのが理由なのか、それともほかに原因があるからか判断がつかず、不安に思う人もいるかもしれません。

今回は、基礎体温が37度を超えたとき、妊娠だと考えてよいのか、それとも別の原因が考えられるのかどうか、気になる疑問についてまとめました。

基礎体温が37度を超えた!これって妊娠?

排卵周期(でかい) のコピー2 基礎体温グラフ

上のグラフは、正常に排卵や生理が起きている場合の基礎体温を示したものです。通常、「低温期」を経て排卵が起こり、黄体ホルモンが分泌されることで、生理が来るまでの12~14日間は「高温期」が続きます。このとき、低温期の基礎体温との差は0.3~0.5度程度で、なかには37度を超える人もいます。高温期がいつもよりも長く続き、生理が来ないことで妊娠がわかることもありますが、「基礎体温が37度を超えた」というだけでは妊娠しているとは言い切れません。

妊娠していないのに基礎体温が37度を超える理由は?

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それでは、基礎体温が37度以上になる原因として、妊娠以外に何が考えられるでしょうか?

生理前の高温期

先述のとおり、排卵~生理開始までの12〜14日間は、基礎体温が高い高温期が続きます。これは、体温を高く保って子宮内を妊娠しやすい環境に整えようとする黄体ホルモンの働きによるものです。もともと基礎体温が高い人の場合、たとえ妊娠していなくても、高温期に37度以上体温がある人もいます。

受精しない、受精卵が着床しないなどの理由で妊娠が成立しなかった場合、黄体ホルモンの分泌量は次第に減っていき、基礎体温が下がっていきます。

子宮内膜炎

連鎖球菌やブドウ球菌といった様々な菌が子宮の入口から侵入することで「子宮内膜炎」を発症することもあります。普通に生活していて子宮内に細菌が侵入することはまれですが、月経時にタンポンを長時間装着したままにしているなど、清潔でない状況だと細菌感染の可能性もあります。

細菌の侵入によって突発的に発症する「急性子宮内膜炎」の場合、発熱することもあります。微熱が続くほか、下腹部痛や不正出血、おりものの増加などが見られるときは、急性子宮内膜炎を疑い、早めに婦人科を受診しましょう。

熱中症による微熱

微熱だけでなく、めまいや疲労感、吐き気や嘔吐を伴う場合、熱中症を起こしている可能性もあります。特に夏の暑い日には、知らず知らずの間に脱水症状を起こし、体温がいつもよりも上昇していることがあるので、水分補給をしっかり摂ることが大切です。

風邪などの感染症

基礎体温が上がる「高温期」にたまたま風邪などのウイルスに感染した場合、37度以上発熱することもあります。激しい頭痛や腹痛、発疹などの症状を伴う場合には、すぐに「妊娠かも?」と判断せず感染症の可能性も疑ってみる必要があります。

基礎体温が37度を超えたとき、妊娠かどうか判断するには?

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基礎体温が37度を超える原因が、妊娠なのかそれとも別にあるのかを判断する基準は、主に以下の3つです。

高温期が16日以上続くかどうか

先ほどもお伝えしたとおり、排卵後に高温期が続くのは、12〜14日間です。その後、妊娠が成立しなかった場合、再び生理が始まり、基礎体温は下がっていきます。しかし、もし妊娠していた場合、生理は来ず、妊娠初期の終わりごろまで基礎体温は高いまま保たれます。一つの判断基準として、16日以上高温期が続いた場合、妊娠の可能性があるといえるでしょう。

妊娠初期症状があるかどうか

妊娠週数は、最後に生理がきた初日を「妊娠0週0日」と数え、一般的に妊娠3~5週ごろに現れる症状を「妊娠初期症状」と呼びます。「頭痛や腹痛がする」「胸が張る」といったPMSとの違いがわかりづらい症状もありますが、「何も食べていないのに吐き気がする」「おりものの状態や色が変化する」「味覚や嗅覚が変わる」といった症状が見られる場合、妊娠初期症状の可能性もありますよ。

早期妊娠検査薬を使う

「一日でも早く妊娠の有無を確かめたい」という場合には、「早期妊娠検査薬」を使ってみるのも1つの方法です。通常の妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から使えるものがほとんどですが、早期妊娠検査薬と呼ばれるものだと、生理開始予定日の3日前から妊娠検査をすることができます。

早期妊娠検査薬による判定精度は、使用時期や商品によってまちまちです。メーカーが99%以上の正確性をうたっていない限りは、陰性の判定が出ても妊娠している可能性はあると考えて使うと良いでしょう。

基礎体温が37度を超えた場合、妊娠以外の可能性も考えましょう

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基礎体温の変化は妊娠の兆候の一つではありますが、今回ご紹介したとおり、ウイルスや細菌感染など、妊娠以外の理由で37度を超えることもあります。また、もともと基礎体温が安定しない人や、基礎体温を記録し始めたばかりの人は、判断が難しい場合もあります。

妊娠を希望していると、基礎体温のちょっとした変化に敏感になりがちですが、体温が何度あるかだけではなく、全身の体調にも気をつけるようにしましょう。女性の体はデリケートなので、少しでも不安や気になることがあれば、婦人科で相談してみてくださいね。

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