高温期16日目に陰性でも妊娠可能性はある?体温が下がるのは生理?

高温期が16日目に入ったまま生理が来なければ、妊娠している可能性があります。しかし一方、その状態で早期妊娠検査薬を試しても陰性が出たり、その後に体温が下がることもあります。そのような場合、妊娠の可能性はなくなったと判断していいのでしょうか。今回は高温期16日目に現れる症状や体の状態、妊娠可能性や妊娠検査薬の見極め方についてご説明します。

高温期16日目の体の状態は?

【740px】基礎体温表(低温期・高温期のみ)

高温期とは、低温期から0.3~0.6度ほど基礎体温が高くなった状態を指します(※1)。低温期から高温期に切り替わる数日間で排卵が起こっていると考えられており、高温期は生理直前まで続きます。

生理周期が28日の場合、高温期14日目が生理予定日にあたるので、一般的に高温期16日目は生理予定日から2日が経過したタイミングです。まだ生理が来ていなければ、妊娠している可能性があります。

しかし、もともと生理不順で周期が一定ではない人や体調がよくなかった人は、生理が後ろにずれ込むことも。生理が来てなくても、すぐに「妊娠した!」とは思わず、慎重に判断することが大切です。

高温期16日目は妊娠4週目!どんな症状が現れる?

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妊娠している場合、高温期16日目には着床がすでに完了しています(※2)。最後に生理が始まった日を「妊娠0週0日」として起算するので、生理周期が28日の人であれば、高温期16日目は「妊娠4週2日目」にあたり、すでに妊娠2ヶ月目に入っています。

妊娠している場合、高温期16日目は体内のホルモンバランスが急激に変化して、胸の張りや痛み、体のだるさ、眠気、下腹部痛、熱っぽさなどの妊娠初期症状が現れてくる頃です。

高温期16日目に「生理が来ない」「何らかの妊娠初期症状が出ている」という状況であれば、妊娠検査薬を試してみる価値はあるでしょう。ただ、妊娠していても何の症状が現れない人もいるので注意が必要です。

高温期16日目に早期妊娠検査薬が陰性でも妊娠の可能性はある?

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一般の妊娠検査薬に比べて早く妊娠判定ができる「早期妊娠検査薬」は、生理予定日付近から使用できるので、高温期16日目であれば妊娠判定できます。

妊娠検査薬は、着床によって分泌されはじめるhCGというホルモンを検出することで妊娠の可能性を判定します。一方、早期妊娠検査薬は普通の妊娠検査薬に比べて、hCGの数値が低くても陽性反応が出る仕組みになっています。

高温期16日目に早期妊娠検査薬で陰性判定が出た場合は、十分な量のhCGが分泌されていないということなので、妊娠している可能性は低いです。ただし、妊娠していてもhCGの分泌量が増えている途中だったために陰性になった可能性も考えられます。

数日後に再度検査をしたら陽性になったという人もいるので、高温期16日目に早期妊娠検査薬で陰性判定が出ても、生理が来ていなければ数日は様子を見ましょう。

高温期16日目に陽性なら、妊娠した可能性が高い?

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高温期16日目に早期妊娠検査薬で陽性反応があれば妊娠の可能性が高いと紹介しましたが、無事に赤ちゃんが生まれるまでは安心できないのが出産です。

妊娠検査薬は着床によって分泌が始まるhCGを検出して陽性反応を出しますが、残念ながらその後の妊娠がうまくいかないこともあります。

その一つに、受精後に着床したもののうまく発育できずに流産する「化学流産」があります。化学流産は着床しているので陽性反応が現れるものの、受精卵側に染色体異常などの原因があって起こるもので、予防することはできません。

また、受精卵が卵巣や腹腔内、子宮頸管などの子宮外で着床してしまう「子宮外妊娠」にも注意が必要です。子宮外妊娠でも着床はしているので、hCGの分泌が始まって陽性反応が現れます。しかし、子宮外で着床した受精卵は正常に発育することができず、妊娠を継続することはできません。

妊娠検査薬で陽性反応があれば、生理予定日の1週間後以降に婦人科を受診しましょう。エコー検査をしてもらうことで、妊娠の確定診断をしてもらえますよ。

高温期16日目に体温が下がるのは生理の兆候?

低下 グラフ 降下 矢印

基礎体温が高温期16日目に下がった後、生理が遅れて来たというケースももちろんあります。しかし、その後に出血が見られなければ、基礎体温の計測ミスを疑いましょう。

高温期と低温期の体温は0.3~0.6度くらいの差しかなく、体調の変化や外気温などの影響を受けて簡単に変化します。例えば、高温期に体温が下がったとしても、計測がうまくできずに体温が低く表示されただけの可能性もあります。その場合、翌日にはまた高温期に戻ります。

「体温が下がる=生理」とは言い切れないので、早期妊娠検査薬での判定結果も踏まえつつ、出血が見られるまではもう少し様子を見ましょう。

高温期16日目、病院で心拍確認できるまでは慌てずに

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高温期16日目だとまだ産婦人科へ行くには早いですが、赤ちゃんの心臓が動き出すまでは安心できません。医師によって行われる「心拍確認」は妊娠8週目頃ですが、それまでは流産が起こる可能性もあります。

高温期16日目に検査薬で陽性反応が出た場合、妊娠の可能性はあるものの、胎嚢や心拍の確認ができるようになるまで、精神的にも肉体的にも落ち着いて過ごすようにしてくださいね。

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