子供が布団を蹴る!嫌がって布団をかけないときの対処法は?

夜寝ている子供を見ると、布団を蹴ってはがしている…。布団をかけてあげても、次に気づいたときには、また布団をかけていない…。こんな経験があるママは多いのではないでしょうか。子供が布団をかけないで寝ていると、風邪をひいてしまうのではないかと心配になりますよね。そこで今回は、子供が布団を嫌がってかけない理由や、布団を蹴るときの対処法についてご紹介します。

子供が布団をかけないのはなぜ?どうして蹴るの?

横向き 子供 寝る 日本人

冬の寒い夜でも、子供は布団をはいでしまうことがよくあります。なぜ子供は寝ている間に布団を蹴ったり、はいだりするのでしょうか?

体温が高い

子供が布団をかけない理由のひとつに、子供の体温が高いことがあげられます。子供は代謝が活発で、皮膚が薄いため、大人よりも平熱が高い傾向があります。

特に、寝ているときは汗をかきやすく、体が熱くなります。そのため、暑さを感じて布団を蹴ったり、はいだりするのだと考えられます。

睡眠周期が短い

睡眠周期が短いことも、子供が布団を蹴ってしまう理由だと考えられています。大人は約90分の周期で、ノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返します。一方、3~4歳頃の子供の睡眠周期は60~80分とされ、大人に比べると短くなっています。

レム睡眠の直後には、軽く目を覚ましたり、寝返りをしたりすることが多く、睡眠周期が短い子供は、そのタイミングで布団を蹴ってしまうのです。

赤ちゃんが布団を嫌がるときはどうする?

赤ちゃん 寝る 日本人

赤ちゃんは体温調節がうまくできないため、外の気温に影響されて、体温が下がったり上がったりします。

そのため、寒い日に赤ちゃんが布団をかぶっていないと、体温も下がってしまいます。授乳やオムツ替えのタイミングで、赤ちゃんがちゃんと布団をかけているかどうか、チェックするようにしましょう。

あまりにも布団を蹴る回数が多かったり、寝ているときの体温が高かったりする場合は、布団をかけ過ぎていたり、室温が高すぎたりといった理由が考えられます。赤ちゃんの様子を見ながら調節してあげてください。

子供が布団を嫌がるときの対処法は?

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2歳頃になると体温を調節する機能が発達してくるので、子供が夜中に布団をかけていなくても、それほど気にする必要はありません。

ただし、あまりにも布団を嫌がったり蹴ったりするときには、以下のポイントで睡眠環境を見直してみましょう。

下着、パジャマ、布団を心地よい素材に変える

子供は寝ている間にたくさん汗をかきます。汗を吸湿しにくい素材の衣類を身につけて寝ていると、汗でべたつく不快感から深い眠りが妨げられ、寝返りをしたり、布団を蹴ったりすることがあります。

そのため寝るときの下着やパジャマは、汗を吸収しやすい綿や天然素材のものを着せてあげるといいでしょう。シーツやタオルケットも通気性の良い素材のものを選ぶことが大切です。

布団をかけすぎない

前述の通り子供は体温が高いので、布団をかけ過ぎると、暑がったり、その重みを負担に感じたりします。大人の掛布団よりも、少し薄めの掛布団を使うといいでしょう。

寝る部屋を温め過ぎない

寝るときに部屋の温度が高過ぎると、汗をかいて安眠できなくなってしまいます。

冬に暖房器具を使うときは、子供が寝る少し前に寝室の暖房を切り、就寝中も消しておくようにしましょう。逆に夏は、暑くなりすぎないように冷房器具で多少環境を整えてあげるといいかもしれません。

早めにお風呂に入る

入浴から寝るまでの時間が短いと、体温が下がりにくくなるため、寝つきにくくなってしまいます。そのため、お風呂は早めに入っておき、体の準備を整えておきましょう。

子供が布団を蹴ったらかけ直すべき?

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子供が繰り返し布団を嫌がる場合は、暑がっている可能性があります。まずは、背中に手を入れ、汗をかいていないか確認しましょう。

汗をたくさんかいている場合は風邪を引く原因にもなるため、着替えさせ、次の章で紹介するかけ直さなくてもいい方法を試してみるのがおすすめです。

子供が布団を蹴るときのおすすめアイテムは?

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子供が布団を蹴ってしまうのは仕方がないことだとはわかっていても、やはり体の冷えは気になってしまいますよね。子供の睡眠中の冷えで特に気をつけたいのは、お腹周りです。お腹を冷やさなければ、睡眠中に布団を蹴ってしまっても、急いでかけ直してあげる必要はありません。

そこで、おすすめなのが、スリーパーと腹巻です。

スリーパー

スリーパーは、肩からお尻までをすっぽり覆ってくれるアイテムです。布団をかけていなくても、スリーパーを着ていれば体を温めてくれます。

頭からかぶることができるので、着脱が簡単で、寝ているときに動いでも脱げる心配がありません。衣類や布団と同じように、通気性や吸湿性に優れた素材のものを選んでくださいね。

腹巻

子供の寝冷え対策として定番アイテムの腹巻。パジャマの上から簡単に装着できるので便利です。パジャマのズボンと腹巻が一体になっているタイプは、睡眠中にずれることがないのでおすすめですよ。

子供が布団を蹴るときも、心配し過ぎないで

子供が布団を蹴ったり嫌がったりするのは、暑いという証拠なので、あまり気にし過ぎる必要はありません。ただし、赤ちゃんのうちは、自分で布団をはがすことができないので、布団のなかが暑過ぎないかどうかママがこまめにチェックしてあげてくださいね。

布団のかけ過ぎやパジャマの着せ過ぎに注意して、子供にとって快適な睡眠環境を整えてあげるようにしましょう。

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