ママ友との付き合い方を教えて!上手に付き合うコツは?

子供が生まれたことをきっかけにできるママ同士の友達のことをママ友といいます。「ママ友との付き合い方で悩んでしまう」というのもよくある話ですが、ママ友とうまく付き合うにはどのようにすれば良いのでしょうか。今回は、ママ友との上手な付き合い方について、「こそだてハック」読者アンケートの回答をもとにコツや注意点をご紹介します(※)。

ママ友との付き合いはいつから始まる?

ママ友 日本人

「ママ友」とは、女性同士の友達付き合いの一つの形です。学校や仕事、趣味を通して自分軸で広がっていく友達と異なり、子供の活動や生活環境を共通として子供軸で広がっていく母親同士の友達のことです。

ママ友とは、公園や子育て支援センター、児童館といった場所で出会うことも多いので、子供が1~2歳頃から付き合いが始まることが多いようです。なかには、母親学級で知り合って、子供が生まれる前からママ友になるケースもあります(※)。

子供が保育園や幼稚園に通うようになると、さらにママ友の数が増えます。送迎時や運動会や保護者会といったイベントで顔を合わせるようになるので、付き合いも増えていきます。

ママ友との上手な付き合い方は?コツは?

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最近では、ママ友がドラマの題材になったり、ママ友同士のトラブルがニュースで話題になったりすることもありますよね。ママ友とトラブルにならないようにうまく付き合うには、どうしたら良いのでしょうか?

ここでは、ママ友と上手に付き合うためのポイントをまとめました。

我が子の友達のママであるという意識を持つ

ママ同士はそれほど気が合うわけでもないけど、子供同士が仲良しだからママ友になるという例もよくあります。

学生の頃からの友達と同じような感覚でママ友と付き合おうとすると、考え方や価値観が合わずに衝突してしまうので、あくまでも「我が子の友達のママ」だということを忘れないようにしましょう。

程よい距離感を保つ

程よい距離とは、特に親しいわけでも仲が悪いわけでもなく、会ったら挨拶をして話題があるときは話す、といったシンプルな友人関係です。

その関係を続けるなかで、「このママは気が合いそう」「このママは一緒にいて居心地がいい」というママ友がわかってくることも。そうなるまでは、踏み込みすぎないようにしましょう。

関係はじっくり築く

ママ友と程よい距離をとっていくなかで、かけがえのない友達に変わることもあります。子供の話題をしているとき以外にも、価値観や考え方が合う、話しているだけで楽しいと感じられるようになれば、信頼し合える友達になれるはずです。

ただし、すぐにそういうママ友を見つけるのは難しいので、ゆっくり関係を築いていきましょう。

ママ友とうまく付き合うための注意点は?

チェック ポイント

ママ友と上手に付き合うためには、「してはいけないこと」も把握しておく必要があります。ちょっとしたことで、ママ友トラブルに巻き込まれることも。

下記に、ママ友との付き合いが始まったら注意したいことをご紹介します(※)。

自慢話をしない

先輩ママの声

自分や自分の子供のことを話しすぎないように気をつけて、ママ友やその子供の話を聞くようにしています。

ママ友との関係では、家族や子供の自慢話をはじめ、持ち物や生活スタイルの自慢をしないことが鉄則です。ただ、そのつもりがなくても、何気ない会話から「自慢している」と思われてしまうことも。

ママ友と話すときは、会話のトピックや言葉に気を付けて、自慢話と思われてしまいそうな話題は避けましょう。

夫の職業の話はしない・聞かない

先輩ママの声

夫の仕事や収入に関することはこちらから聞きませんし、教えません。幼稚園の保育料なども収入によって違うので、話題に出さないよう気をつけています。

夫の職業や収入、学歴にまつわる話はしない、というママが多いようです。どんな仕事をしているのか興味を持ってくるママもいますが、職種などを聞かれても「○○系」ぐらいで詳しい話はしないようにして、自分から聞くこともやめましょう。

夫の職業や収入は、嫉妬につながりやすい話題なので注意が必要です。

子供の成長を比較しない

先輩ママの声

子供の成長はみんな違うので、我が子の成長やできるようになったことについて相手に押しつけないようにしています。

ママに悪気はなくても、「うちの子、最近歩けるようになったから目が離せなくて」といった言葉によって、我が子の成長の遅さが気になってしまう人もいます。

成長のスピードは子供一人ひとり異なるものなので、ほかの子と比べるようなことは言わず、また逆にママ友から比較するようなことを言われても、あまり気にしないようにしたいですね。

SNSやLINEは慎重に

先輩ママの声

SNSは本当に仲の良い人にしか教えません。ママサークルのなかでも、みんながみんな仲良しではないので、ほど良い距離感を保っています。LINEのグループトークも、なるべくほかのママに賛同する形で穏やかにやり取りしています。

ママ友になると、すぐにフェイスブックやツイッターなどのSNSで友達申請をする人もいますが、そういったツールは、生活が垣間見えるので、教え合う前に慎重に考えましょう。

LINEなどのメッセージアプリやブログをやっている場合も同様です。メッセージのやりとりで誤解を招いたり、変な噂を流されたり、ネット上でトラブルが起こってしまうケースもあるので注意しましょう。

勝手に子供の写真を撮らない

自分の子供の写真を他人に撮られることを嫌がるママもいます。子供たちが一緒に遊んでいるときに写真を撮りたいときは、相手のママに断りを入れてからにしましょう。

また、撮った写真をSNSやブログなどにあげるときにも、必ず許可をとってください。何かあったときに、責任問題にも発展しかねないので注意が必要です。

過去の話をしない

ママ友と仲良くなるにつれて、どんな仕事をしていたのか?実家はどこなのか?どこの学校を出ているのか?など過去のことを知りたい気持ちになることもありますが、過去の話を聞かれたくないママも多くいます。

親しくなると、自分から話してくれるママもいるので、それまで待つようにしましょう。

ママ友との上手な付き合い方を覚えて楽しもう

女性 会話 ママ友

ママ友との付き合い方は、いろいろと注意するべきことが多く、ついつい面倒くさいと感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、子供のことで悩んだとき、親身になって相談に乗ってくれるのもママ友です。

また、住んでいる地域や子供の年齢に合った情報というものは、一人では収集しにくいものなので、ママ友の口コミは大切です。ママ友に関してネガティブな話を聞くと、尻込みしてしまいそうになりますが、ママ同士で良い関係を築けたら、子育ても一層楽しくなりますよ。

ママ友からスタートして、一生付き合える友達になることもあります。「ママ友=おそろしいもの」と考えすぎず、一つの友達の形として、ママ友との付き合いを大切にしていけるといいですね。

※アンケート概要
実施期間:2017年11月2日~11月12日
調査対象:ママ友の付き合いがある「こそだてハック」読者
有効回答数:224件
収集方法:Webアンケート

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