今日は、離乳食後期(前半)の13日目におすすめの献立3食分をご紹介します。
● 後期(前半)の献立は2週間分ご紹介しています。1ヶ月で2週間ずつ繰り返してみてください。「◯日目」は進め方の参考にしてくださいね。
● 3大アレルゲン(卵・小麦・乳製品)には材料名に★マークをつけています。医師と相談のうえ進めてください。他の食材におきかえても構いません。
離乳食後期の進め方のコツは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【後期(前半)13日目】1回目
主食:にんじんのパングラタン
材料
- 1にんじんはやわらかくゆで、みじん切りにする。
- 2食パンは耳を取って1cm角に切り、牛乳をかけてなじませる。
- 31と2を混ぜ合わせ、耐熱容器に入れて粉チーズをかける。
- 43をトースターで2分程度焼く。
牛乳をたっぷり含んだ食パンの甘さと、粉チーズのしょっぱさが絶妙な味わいのパングラタン。ゆでたブロッコリーやじゃがいもをプラスしてもいいですね。大人のランチにもおすすめですよ。
副菜:バターコーン
材料
- 1とうもろこしとアスパラはやわらかくゆで、粗いみじん切りにする。
- 2フライパンにバターを溶かし、1を炒め、仕上げに醤油を垂らす。
とうもろこしとバターは相性抜群の黄金コンビ。アスパラと一緒に調理することで栄養価もさらに高まります。他の野菜も加えてアレンジを楽しんでくださいね。
【後期(前半)13日目】2回目
主食:鮭と野菜のチャーハン
- 1鮭はゆでて皮と骨を取り除き、細かくほぐす。
- 2にんじんは、細かくみじん切りにする。
- 3フライパンに油をひいて1と2を炒め、水を加えて水気がなくなるまで炒り煮する。
- 43に溶き卵を加えて全体を混ぜ、5倍がゆ、醤油を加えて混ぜる。
材料が揃っていなくても大丈夫。冷蔵庫にある野菜を活用して、サッとチャーハンを作りましょう。ほうれん草や小松菜など、緑の野菜を加えると彩りがさらに良くなりますね。
副菜:しいたけとキャベツのあんかけ
- 1キャベツはやわらかくゆで、みじん切りにする。
- 2しいたけはかさの部分をやわらかくゆで、みじん切りにする。
- 3小鍋に1、2、だし汁を入れ、ひと煮立ちさせる。
- 43に水溶き片栗粉を加え、とろみがつくまで煮る。
しいたけといえば、和食に欠かせない存在。しいたけから出る旨味とキャベツの優しい甘味がうれしい一品です。喉ごしが良いので、しいたけデビューの赤ちゃんでも食べやすいですよ。
【後期(前半)13日目】3回目
主食:5倍がゆ(90g)
材料(作りやすい量/約260g分)
- 1小鍋にご飯と水を入れて強火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをして15〜20分ほど加熱する。
- 2ふっくらしたら火を止め、フタをして15〜20分ほど蒸らす。
- 焦げつかないよう、たまに底から混ぜながら加熱しましょう。
- 電子レンジを使う場合は、ふんわりとラップをかけ、途中で混ぜながら約10分加熱します。そのまま20分ほど蒸らしましょう。
- 作りやすい量を紹介しましたが、1食分の90g以外は次の食事用に保存しておきましょう。
主菜:鯛のトマト煮
- 1鯛はやわらかくゆで、身をほぐす。
- 2トマトは湯むきし、種を取り除きみじん切りにする。
- 3にんじんはやわらかくゆでて、みじん切りにする。
- 4小鍋に、野菜スープ、1、2、3を入れて軽く煮こむ。
鯛のトマト煮は、パスタとも相性抜群。やわらかくゆでたマカロニとあえてくださいね。トマトは体を冷やす効果があるのでさっぱり食べたい暑い日にもおすすめです。
副菜:大根のごまあえ
- 1大根は、5~7mm程度の角切りにする。
- 2鍋に1を入れて、ひたひたになる程度の水を加え、やわらかくゆで、水を切る。
- 32にだし汁とすりごまを加えて、よくあえる。
色とりどりの離乳食を楽しもう!
離乳食後期13日目は色とりどりの食材を使って、目にも楽しい1日でしたね。食材のもつおいしさや味つけに加えて、食材の色も意識すると、赤ちゃんの食べる意欲を促すきっかけにもなります。ぜひ試してみてくださいね。
※献立はあくまでサンプルです。赤ちゃんの成長や発達に合わせて無理なく進めましょう。
※赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談のうえ進めてください。