赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、ちょっとしたことでもすぐに肌トラブルを起こしてしまうことも。特に空気が乾燥する季節や室内が乾燥しやすい状態だと、肌がカサカサしてしまいがちです。
今回は、赤ちゃんの肌トラブルをケアする保湿成分を含むクリームについて、選び方や人気の商品8点をご紹介します。
赤ちゃんの肌に保湿が必要な理由は?
赤ちゃんの肌はとても薄く、外部からの刺激を受けやすいのが特徴です。
生まれてすぐは胎脂といわれる脂がついていたり、皮膚を守るために皮脂が過剰に分泌されたりしていることから、あまり乾燥しないとされています。
しかし生後2~3ヶ月頃になると、皮脂の過剰分泌がおさまり肌の水分量も落ちてくるため、乾燥しやすい状態に。肌を守るバリア機能が崩れて、些細なことでも肌トラブルを起こしやすくなります。生後2ヶ月頃を過ぎたら、赤ちゃんの肌の様子を特に気にかけるようにしましょう。
赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐ対策は?
赤ちゃんの乾燥肌対策として、普段生活の中でできる対策方法をご紹介します。ポイントは以下の2点です。
やさしく洗う
乾燥した肌はバリア機能が低下していて、とてもデリケート。肌が傷つきやすくなっているので、刺激しないことが大切です。
肌が乾燥していてかゆそうでも、強くこすってはいけません。石鹸やボディソープは低刺激のものを使い、しっかり泡立て、泡で触れるようにやさしく洗いましょう。
洗い過ぎない
洗浄力が高い石鹸やボディソープは、必要以上に皮脂や水分までも奪ってしまうおそれがあります。潤い成分を含んだものを選ぶほか、乾燥がひどいときは石鹸で体を洗うのを週2~3回程度に減らし、それ以外の日は、湯船に浸かって汚れを浮かしてシャワーで洗い流すだけにしてもいいでしょう。
お風呂上りはすぐ保湿
お風呂上がりは急激に水分が失われ、乾燥しやすい状態です。脱衣所や部屋を暖かくしておいて、着替えをする前にしっかり保湿を。体についたお湯をしっかりとタオルで拭いてから、早めにクリームを塗ってあげてくださいね。
部屋の中を加湿する
エアコンなどによる乾燥を考えると、家の中は1年を通して乾きやすい状態です。赤ちゃんの肌の水分量が奪われるのを防ぐために、室内の湿度は50%前後を保つように心がけましょう。
暖房を使用すると特に乾燥しやすいため、湿度も一緒に管理することが大切です。
赤ちゃんに市販のクリームは使える?
赤ちゃんの肌トラブルには、皮膚科で処方してもらうクリームを使うのが安心です。しかし保湿クリームが切れてしまった場合や、特に肌トラブルはないけど乾燥が気になり始めたという場合は、市販のクリームで対応することもできます。
ただし、肌にはそれぞれ個人差があるので、赤ちゃんにやさしい成分でもアレルギー反応などが出ないとは限りません。
赤ちゃんに保湿クリームを塗付するときは、先にママやパパの肌で試すか、赤ちゃんの二の腕や太ももの内側に少量つけて1日様子をみましょう。ママやパパがアレルギー体質であれば自己判断せず、医師に相談してから使うようにしてくださいね。
植物由来の成分がおすすめ!
1. アロベビー ベビーボトムクリーム
開発から生産まですべて日本で行われ、99%以上が天然由来成分で作られたアロベビーの保湿クリームです。無香タイプでにおいが気にならず、顔やおしりなど全身のケアに使えるのが特徴。
ハマナエキスやセイヨウニワトコエキスなどの植物成分が肌荒れをケアするだけでなく、肌のバリア機能もサポートしてくれます。
- 税込価格
- 2,530円
2. ヴェレダ カレンドラ ベビーフェイシャルクリーム
出典: www.weleda.jp助産師とドイツの医療チームの協力のもと開発された「ヴェレダ」のベビーライン。ヴェレダは自然医薬品メーカーとしてスイスで誕生し、2021年には創業100周年を迎えたオーガニックコスメの老舗ブランドです。
こちらは、古代エジプトで肌ケアに使われていたキク科の植物「カレンドラ」のエキスを使用したクリーム。赤ちゃんの肌の保湿はもちろん、保護や肌荒れ防止効果も期待できますよ。
- 税込価格
- 2,640円
3. パックスベビー ボディークリーム
ホホバ種子油など自然由来のオイルを配合したボディークリームです。赤ちゃんの皮脂に含まれるパルミトオレイン酸が豊富なマカデミアナッツ油も配合していて、肌になじみやすいのが特徴です。
合成界面活性剤や合成酸化防止剤を使っていないため、肌が敏感な大人にもおすすめ。ワンタッチキャップで、お風呂上りで慌ただしいときでもサッと使えるのもいいですね。
- 税込価格
- 516円
4. ママバター オーガニックシアバター フェイス&ボディクリーム
オーガニックシアバターを使用した保湿クリーム。合成着色料や香料などを一切使用していないため、肌が敏感な赤ちゃんも安心して使うことができます。
シアバター特有の少し固めのテクスチャなので、ママやパパの手で温めてやわらかい状態にしてから塗ると、肌によくなじんでいきますよ。
- 税込価格
- 1,307円
ワセリンの高い保湿力で全身ケア!
5. ベビーワセリン
「ベビーワセリン」は皮膚を保護する力が高く、顔や耳、手足など体中のどこにでも使えます。肌から水分が蒸発するのを防いだり、おむつかぶれを予防したりするのにも◎。
リップクリームに使用されるほど安全なので、万が一赤ちゃんの口に入ってしまっても多量でなければ心配ありません。大人の乾燥肌にも効果的です。
- 税込価格
- 368円
馬油で肌のバリア機能をアップ!
6. カネソン ピアバーユ
低温でじっくり抽出した馬油を使用した「ピアバーユ」。保湿力の高いナチュラルオイル成分が潤いを保ち、健康的な肌に整えます。
伸びが良いので、ベビーマッサージや乳房マッサージ用のオイルとしてもおすすめ。多くの産院でも使われているロングセラー商品です。
- 税込価格
- 989円
7. ベビーバーユ マドンナ
高品質の馬油と、植物のオーガニックパルマローザから抽出したオイルをバランスよく含んだ「ベビーバーユ マドンナ」。ベタつかず、ほんのりハーブの香りがします。
新生児から顔や体に使うことができる安全な成分で、ママのおっぱいケアにもぴったりです。
- 税込価格
- 1,397円
低刺激の薬用タイプも人気!
8. ベビースマイル メルシーケア 薬用保護クリーム
出典: www.babysmile.ne.jp厳選された11種の植物エキスが配合された保護クリームです。すっと伸びる塗り心地で、薄くてデリケートな赤ちゃんの肌への負担が少ないのもポイント。
家族みんなで使えて、同シリーズの浸透保水液や保湿乳液もあわせると、さらに保湿や保護の効果が期待できますよ。
- 税込価格
- 2,198円
赤ちゃんの保湿タイムでスキンシップを
お風呂上りや着替えのときなど、手のひらでしっかりと温めたクリームで、スキンシップを兼ねて赤ちゃんを保湿してあげましょう。ママやパパの体温を感じることで、赤ちゃんもきっとリラックスできるはずです。
下記では、赤ちゃんに使えるローションを紹介しています。あわせて参考にしてくださいね。
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