赤ちゃんの肌はとても敏感で、ちょっとしたことでもすぐに肌トラブルを起こしてしまうもの。空気が乾燥する季節や室内が乾燥しやすい状態だと、赤ちゃんの肌はすぐにカサカサしてしまいがちです。
今回は、赤ちゃんの肌トラブルをケアする保湿成分を含むクリームについて、選び方や人気の商品10点をご紹介します。
赤ちゃんに保湿が必要な理由は?
赤ちゃんの肌はとても薄く、外部からの刺激を受けやすいのが特徴です。
生まれてすぐは胎脂といわれる脂がついていたり、皮膚を守るために皮脂が過剰に分泌されたりしていることから、あまり乾燥しないと思われている赤ちゃん。
しかし、生後2~3ヶ月頃になると、皮脂の過剰分泌がおさまり、肌の水分量も落ちてくるため、乾燥しやすい状態に。肌を守るバリア機能が崩れ、些細なことでも肌トラブルを起こしやすいくなります。生後2ヶ月を過ぎたら、赤ちゃんの肌の様子を気にかけておきましょう。
赤ちゃんの乾燥を防ぐ対策は?
赤ちゃんの乾燥肌対策として、普段生活の中でできる対策方法をご紹介します。ポイントは以下の2点です。
肌を優しく洗う
乾燥した肌はバリア機能が低下していて、とてもデリケート。肌が傷つきやすくなっているので、刺激しないことが大切です。
肌が乾燥していてかゆそうでも、強くこすってはいけません。石鹸やボディソープは低刺激のものを使い、液体を泡立て、泡で触れるように優しく洗いましょう。
肌を洗い過ぎない
洗浄力が高い石鹸やボディソープは、必要以上に皮脂や水分までも奪ってしまう恐れがあります。潤い成分を含んだものを選ぶほか、乾燥がひどいときは石鹸で体を洗うのを週2~3回に減らし、それ以外の日は、湯船に浸かって汚れを浮かしてシャワーで洗い流すだけにしましょう。
お風呂上りはすぐ保湿
お風呂上がりは急激に水分が失われ、乾燥しやすい状態です。脱衣所や部屋を暖かくしておいて、着替えをする前にしっかり保湿をしてあげましょう。体についたお湯をしっかりとタオルで拭いてから、早めにクリームで保湿してください。
部屋の中を加湿する
空気の乾燥、冷暖房による乾燥を考えると、1年中乾燥している状態です。室内の水分量が多ければ、肌の水分量が奪われるのを抑えることができます。室内の湿度は50~60%を保つようにしましょう。
暖房を利用するときは、室温とともに湿度も一緒に管理してくださいね。
赤ちゃんの保湿に市販のクリームは使える?
赤ちゃんの肌トラブルには、皮膚科で処方してもらうクリームが一番です。しかし、保湿クリームが切れてしまった場合や、特に肌トラブルはないけど乾燥が気になり始めたという場合は、市販のクリームで対応することもできます。
ただし、肌にはそれぞれ個人差があるので、赤ちゃんにやさしい成分でもアレルギー反応が出ないとは限りません。
赤ちゃんに保湿クリームを塗付するときは、使う前にママが試すか、赤ちゃんの二の腕や太ももの内側に少量つけて1日様子をみてからにしましょう。ママやパパがアレルギー体質であれば、自己判断せず、医師に相談してから使うようにしましょう。
赤ちゃんの保湿!やさしく保湿する植物由来
1. アロベビー ベビークリーム
「原料」「使い心地」「安心」に徹底し、開発から生産まですべて日本で行っているアロベビーの保湿クリーム。無香タイプでにおいが気にならず、顔やおしりなど全身のケアに使えます。
ハマナエキス、セイヨウニワトコエキスなどの天然由来成分が肌のバリア機能を高めてくれますよ。「クリームを塗って3日程でほっぺたの湿疹が消えた」「カサカサしたり赤くなったりしていた部分が落ち着き、モチモチしてきた」と、口コミで好評です。
- 税込価格
- 2,310円
2. ヴェレダ カレンドラベビーフェイシャルクリーム
出典: www.weleda.jp助産師とドイツの医療チームの協力のもと開発されたヴェレダ・ベビー。自然医薬品メーカーとしても広く知られ、ヨーロッパでは多くの助産師さんから人気を集めているブランドです。
古代エジプトで肌荒れ予防に使われていた、キク科の植物「カレンドラ」の植物エキスを使用。赤ちゃんの肌の保湿はもちろん、肌の保護・肌荒れ防止効果も期待できます。
- 税込価格
- 2,640円
3. パックスベビー ボディークリーム
ホホバ種子油など、自然由来のオイルを配合した「パックス ボディークリーム」。赤ちゃんの皮脂に含まれるパルミトオレイン酸を多く含むマカデミアナッツ油を配合していて、肌になじみやすいのが特徴です。
合成界面活性剤や合成酸化防止剤を使っていないので、肌が敏感な大人にもおすすめ。ワンタッチキャップで、お風呂上りで慌ただしいときでもサッと使えるのが便利です。
- 税込価格
- 514円
4. ママバター ナチュラル シアバター フェイス&ボディクリーム
100%ピュアなシアバターを使用している、植物性保湿クリーム「ママバター」。保存料や着色料、増粘剤なども一切使用していないので、肌が敏感な赤ちゃんでも使うことができますよ。
しっかりと塗り込むと、ベタつかないのにしっとりとした仕上がりに。固形タイプなので少し固めのテクスチャですが、ママの手で温めて、柔らかい状態にしてから塗ってあげましょう。
- 税込価格
- 1,580円
赤ちゃんの保湿!刺激から保護するワセリン
5. ベビーワセリン
高い保湿力があり、体中のどこにでも塗ることができる「ベビーワセリン」。肌を保護するので、乾燥した肌に塗る以外にも、おむつかぶれや、くちびるの保護にもぴったりです。
無香料、無着色、パラベンフリーで、敏感な赤ちゃんでも安心して使うことができます。大人の乾燥肌にも効果的なので、家族で使えますね。
- 税込価格
- 368円
6. サンホワイトP-1
一般的な白色ワセリンを更に精製した、高品質の白色ワセリンです。成分には香料・着色料・保存料を含まず、ワセリンのみ。低刺激なので、目の周りや唇のカサカサにも使えます。
肌を乾燥から守るほか、肌が刺激を受けないよう保護するためにも役立ちます。一般的なクリームと比べて多少べたつくテクスチャなので、外出時などは薄くつけてあげましょう。
- 税込価格
- 1,100円
赤ちゃんの保湿!バリア機能を促す馬油
7. ピアバーユ
低温抽出した特性の馬油を使用している「ピアバーユ」。保湿力の高いα-リノレン酸など、豊富な栄養素を含んだナチュラルオイルで肌の状態を整える効果が期待できます。
香料・防腐剤無添加なので、赤ちゃんの乾燥に限らず、ママの乳頭・乳房ケアにもおすすめ。病産院でも使用されていますよ。
- 税込価格
- 999円
8. ベビーバーユマドンナ
低温抽出した高品質の馬油と、植物のオーガニックパルマローザから抽出した植物抽出オイルをバランスよく含んでいる「ベビーバーユ マドンナ」。
生後0ヶ月から、赤ちゃんの顔・背中・腕・おしり・足に使うことができます。防腐剤無添加の食用の成分なので、ママのおっぱいケアにもおすすめですよ。
- 税込価格
- 1,353円
9. ネオナチュラル 馬油クリーム
出典: www.neo-natural.com国産馬油を高純度に精製していて、馬油特有のにおいがほとんどしない保湿クリームです。さらっとした使い心地で、日中にクリームを塗り直しても不快感がないのがうれしいですね。
さらに、防腐剤・香料・着色料などの添加物は含まれていないので、顔にも気にせず塗ることができます。「肌トラブルが緩和した」という口コミも寄せられています。
- 税込価格
- 1,980円
赤ちゃんの保湿!低刺激の薬用タイプも人気
10. メルシーケア 薬用保護クリーム
ローマ・ギリシャ時代から肌トラブル対策として親しまれてきた薬用ハーブ「カレンデュラ」のエキスを配合しているメルシーケア。こちらの保護クリームは、さらっとしていてベタつき感がないのにしっかり潤いを与えてくれると人気です。
無添加で低刺激なので、薄くてデリケートな赤ちゃんの肌にも毎日安心して使えますね。同シリーズの保水液や保湿乳液とあわせて使うのもおすすめです。
- 税込価格
- 1,847円
スキンシップしながら赤ちゃんを保湿しよう
お風呂上りや朝の着替えのときなど、ママの手でしっかりと温めたクリームで、スキンシップを兼ねて赤ちゃんを保湿してあげましょう。ママの体温を感じることで、赤ちゃんもリラックスすることができますよ。
下記では、赤ちゃんに使えるローションを紹介しています。あわせて参考にしてくださいね。
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