赤ちゃんの鼻づまり解消法!寝られないときはどう対処したらいい?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

赤ちゃんの鼻がフガフガして気になったことのあるママやパパは多いのではないでしょうか?風邪を引いたのか、息苦しくないかと心配になりますが、どんな対処をしてあげれば良いのでしょうか。そこで今回は、赤ちゃんの鼻づまりの原因や解消法、寝られないときの対処についてご紹介します。

赤ちゃんの鼻づまりの原因は?

赤ちゃん 鼻

赤ちゃんの鼻がフガフガする原因は、鼻水や鼻くそがつまり、呼吸がしにくい状態になっていることです。赤ちゃんの鼻はとても小さく鼻腔が狭いため、鼻づまりがよく起こります。

赤ちゃんは基本的に「鼻呼吸」をしているため、鼻がつまるとその隙間から一生懸命、息をしようとして、フガフガと音が鳴るのです。

鼻づまりにはいくつか種類があり、風邪の前兆でウイルスから体を守ろうとしている場合やアレルギーが原因の場合があります。泣いた後で涙が鼻涙管を通り、鼻腔を塞いでしまっているときもありますが、その場合はしばらくすると鼻づまりが治まってきます。

赤ちゃんが鼻づまりになったときはその他の状態や、その後の体調などに気をつけましょう。

赤ちゃんの鼻づまりの解消法は?

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赤ちゃんの鼻づまりや鼻水は、長引くこともあるので早めになんとかしてあげたいですよね。赤ちゃんの鼻づまりや鼻水については、以下のようなの解消法を試してみてください。

こよりや綿棒を使う

ティッシュで作ったこよりや細いベビー綿棒を、鼻の穴の入り口付近をくすぐるように動かし、くしゃみを促して鼻づまりを解消します。奥まで入れると鼻の粘膜を傷つけてしまうので、注意してください。

鼻水が固まっているときは、蒸しタオルなどで蒸気を吸わせ、やわらかくしてから行いましょう。

湿度を上げる(保つ)

乾燥のせいで、鼻づまりが起きやすくなっている場合があります。室内が乾燥している場合は、加湿器をつけて空気中の湿気を高めましょう。洗濯物を室内干しにしたり、部屋の中にお湯をはったバケツを置いたりするだけでも効果的ですよ。

加湿はウイルスの増殖を予防する効果も期待できるので、50~60%の湿度を保つようにしましょう。

鼻を温める

鼻の血行が悪くなると粘膜が固まって鼻づまりが起こりやすくなります。蒸しタオルや蒸しガーゼを鼻の下に当てると、鼻の血行を良くしたり、固まった鼻水をやわらかくしたりできます。お風呂に入ることでも、同じような効果が期待できますよ。

ただし、蒸しタオルや蒸しガーゼを鼻に当てるときは、熱くなりすぎないよう、ママの手のひらで温度を確認してから使うようにしてくださいね。

ママが口の力で吸う

赤ちゃんの鼻を口で覆い、直接鼻水を吸い出してあげましょう。両方の鼻の穴から同時に吸うと赤ちゃんの耳に圧がかかるので、吸わないほうの鼻の穴を押さえて片方ずつ吸いましょう。

ただし赤ちゃんが風邪などのウイルスに感染していることもあるので、吸い出した鼻水は必ず吐き出してください。口で吸うタイプの吸引器を使えば鼻水を吸い込まずに済みますよ。

電動鼻水吸引器を使う

電動鼻水吸引器は、耳鼻科でも使われる電動の鼻水吸引器のように、より効率的にしっかり吸引できます。口で吸うのと同じように短時間で済ませることができるだけでなく、鼻の奥の粘膜を傷つけることもありません。

最初は嫌がる赤ちゃんもいますが、短時間で済ませることができて、赤ちゃんも次第に慣れていきます。

赤ちゃんが鼻づまりで夜中に寝られないときはどうする?

ベッド 時計 布団 夜中

赤ちゃんが鼻づまりで、昼も夜も続けて寝られないときは、頭の位置にあたる敷布団の下にタオルを丸めて、差し込んでみましょう。

少しだけ上半身を起こしてあげることで、鼻の通りが良くなり、呼吸がしやすくなります。ちょうど良い角度を見つけ、鼻づまりでぐずって眠れないときに対処してあげてください。

他にも、先述のように部屋に加湿器を置いたり、蒸しタオルを鼻の下にあてて、蒸気を吸わせてあげたりするのも効果的ですよ。

赤ちゃんの鼻づまりは病院へ行った方がいい?

病院 診察 受診 医師 聴診器

赤ちゃんの鼻づまりは、状態によっては病院に行ったほうが良いこともあります。

鼻づまりでも元気で機嫌が良く、ある程度の睡眠時間が確保できていれば、家で対処しながら様子をみましょう。

しかし赤ちゃんの鼻づまりが何日も続く場合、中耳炎になりやすいので注意が必要です。ただの鼻づまり・鼻水と思って、放置しないことが大切ですよ。

赤ちゃんの鼻づまり・鼻水が以下の状態のときは、小児科を受診しましょう。

様子をみて診療時間内に受診

  • 鼻水の状態が粘っこく、色も黄・緑・茶色っぽい
  • 透明の鼻水が何週間も続いている
  • 鼻水や鼻づまりで苦しく、授乳・ミルク・離乳食が摂れない
  • 何日も眠れない・いびきをかく状態が続いている

診療時間外でも急いで受診

● 38度以上の発熱が3日以上続き、咳などの症状があって呼吸が荒く、ぐったりしている

赤ちゃんの鼻づまりは保湿しながらこまめにケアしよう

赤ちゃん 鼻 パパ

赤ちゃんの鼻づまりは、見ているママやパパも苦しくなってきますよね。なにより、長引くと赤ちゃん自身の負担になるので、こまめにケアしてあげましょう。

鼻水を強く拭いたり、無理やり固まった鼻くそを取ったりすると、粘膜だけでなく、鼻の中を傷つけたり、鼻下の肌が荒れたりすることもあります。ほどほどの力加減と頻度で行うことが大切ですよ。

鼻づまりを解消するために部屋の湿度を保つことももちろんですが、鼻水を拭いたあとは鼻下を保湿クリームなどでケアしてあげるのも忘れないであげてくださいね。

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