妊娠する確率を上げる方法は?どうしたら妊娠できる?

「妊娠したい!」と思っても、すぐに妊娠するとは限りません。タイミングであったり、ストレスやその日の体調の良し悪し、年齢や生理周期といった様々な要因に、妊娠の確率は影響をうけます。それでも、妊娠を望む夫婦にとっては、妊娠率をあげていきたいですよね。そこで今回は妊娠の仕組みを再確認して、妊娠する確率をあげる方法をまとめました。

どうしたら妊娠できるの?

妊娠 女性 体 お腹 妊娠検査薬

妊娠とは、排卵から受精を経て、子宮内膜に受精卵が着床して発育するまでの状態やその過程のことを指します。「どうしたら妊娠できるの?」と思う方も多いのですが、妊娠する確率を高めるには、排卵された卵子と精子が出会うタイミングを揃える必要があります。

具体的には、卵子の寿命は約24時間、精子の寿命は約3日と期間が短いため、妊娠を望んでいるのであれば、排卵日前を狙って性交をすることが大切になります。

妊娠する確率はどのくらい?

グッズ グラフ そろばん 計算 確率 パーセント 比率

ただ、排卵日を予測することはできても、精子と卵子が確実に結合し受精卵ができるかどうかにも確率があるため、健康な若い男女が排卵日を狙って性交したとしても、妊娠する確率は100%ではありません。

生理周期が安定した妊娠しやすい体質の女性が妊娠する確率は、1周期あたり20~25%で、複数回妊娠をチャレンジすれば、1年で約80%、2年で約90%だといわれています。それでも、仕事や対人関係などのストレス、加齢、卵子や精子の質の低下、女性器の病気によって妊娠する確率は低下してしまうこともあります。

また、卵子の老化も妊娠の確率に影響を与えます。例えば、健康的なカップルが1年間避妊せずに性交を行ったときの妊娠率は、年齢別にみると、20代で約80%、30代前半で約60%、35歳以降で約50%、40代前半では約30%、45歳以降には5%以下に(※1)。長期間妊娠に至らないときには、不妊治療に切り替えるのも一つの方法です。

どのくらいの期間妊娠しないと「不妊」になるの?

カップル 抱きつく 夕焼け

不妊とは、健康なカップルで定期的に性交を行っているにも関わらず、1年を経過しても妊娠に至らない場合を指します(※2)。また、約10組に1組のカップルが不妊に悩んでいるといわれ、何らかの不妊治療を受けている人は46万人以上にもなります(※3)。

不妊治療を受ける夫婦の増加には、女性の社会進出による結婚年齢の上昇や晩婚化、子宮内膜症といった婦人科系の病気の影響、仕事によるストレス、環境ホルモンといった様々な要因が影響していると考えられています。

また、不妊の原因は女性だけではなく、男性の場合もあり、WHO(世界保健機構)の調査結果によると、女性のみが41%、男性のみが24%、双方ともが24%、原因不明が10%という割合になります。不妊治療に取り組む際には、女性だけでなく男性も検査を行う必要があります。

妊娠する確率を上げるためにできることは?

カップル 海

本当に何も考えず、自然に妊娠を目指すとしたら、妊娠の成立は奇跡的なタイミングといえますよね。そんな妊娠の確率をあげるためには、次のような「妊娠しやすい、させやすい体づくり」と「確率の高い方法」を採用することが大切になります。

妊娠の確率を上げるには、体作りが大切

カップル 夫婦 ジャンプ タイミング

まずは妊娠確率をあげるために、妊娠しやすい体作りをしていきましょう。女性はホルモンバランスの調整や卵子の老化を防ぐこと、男性は精子の活動を活発な状態にしていくことです。

ストレスの解消

ストレスの解消が卵子や精子によい影響を与えてくれます。長時間労働による疲労や睡眠不足などの身体的ストレス、職場や家庭の人間関係による精神的ストレスなど、人によって様々です。日常生活では疲労をためないようにしながら、仕事などでどうしても避けられない精神的なストレスは、趣味の時間を確保するなどして発散しましょう。

冷えの解消

女性は男性に比べて脂肪が多いことも理由で冷えを感じることが少なくありません。血行をよくすることは妊娠率の上昇に期待できるので、首や手首、足首などの大きな血管が通っている部位を靴下などで温めるようにしましょう。

適度な運動

冷えによる血行不良を解消するには、適度な運動が不可欠。激しい運動をする必要はありませんので、パートナーと一緒に会話を楽しみながらウォーキングやサイクリングをするなど、手軽な運動から始めてみてくださいね。

栄養バランスの整った食事

過度なダイエットや食べ過ぎは女性ホルモンのバランスを崩す原因に。ホルモンバランスの乱れは生殖機能に障害をもたらし、妊娠しにくい体質になってしまいます。野菜中心のメニューで栄養バランスを整えるようにしましょう。

妊娠確率を上げる方法に取り組む

カップル ベッド 夫婦 相談

体の内面から妊娠率をあげる方法ではなく、妊娠に至る方法を変えるのも手です。特にタイミング法は、今すぐにでも始められる方法なので、ぜひ試してみてください。

タイミング法

排卵日を正確に把握することで、妊娠する確率は上がります。基礎体温をつけたり、排卵検査薬を使って、排卵タイミングをつかみましょう。卵子よりも精子の寿命が長いことから、排卵日よりも排卵日前を狙った性交が妊娠する確率をあげることができます。排卵する前に精子を送り込み、卵子が出てきたところでの受精をめざしましょう。

排卵誘発法

不妊治療を開始するにあたって、はじめに不妊検査によってどのような原因で妊娠に至っていないかを調べます。この際に、女性側の排卵に原因があり、うまく卵子が排卵できていないときに、排卵誘発法を検討します。内服薬や注射によって排卵を促し、タイミング法を組み合わせて妊娠をめざします。

人工授精

特に男性側に不妊の原因があるときに、人工授精による妊娠をめざします。方法としては、男性の精子を収集し、女性の膣内に直接流し込む治療法で、妊娠する確率をあげていきます。

体外受精・顕微受精

タイミング法や人工授精でも妊娠にいたらなかったときには、体外受精や顕微授精に切り替えます。女性から取り出した卵子に対し、男性の精子を加えて受精させ、女性の体内に戻すことで妊娠を促すのが体外受精です。顕微受精では、卵子に対して精子を加えるのではなく、顕微鏡を用いて、卵子に直接精子を受精させる方法になります。

どちらも不妊治療をする中で妊娠する確率を高めることはできますが、それでも妊娠率は低く、費用もかかるので、夫婦で不妊治療のやめどきも話し合った上で取り組んでくださいね。

妊娠率を上げるためには、心に余裕を持って過ごそう

女性 笑顔 ティータイム 休憩 ケーキ

妊娠する確率をあげるためには、排卵のタイミングを知り、ストレスのない生活を送ることが大切です。どうしても子供がほしいと躍起になってしまうと、その思いがストレスとなり、逆に自分の体や心を痛めてしまう結果になってしまいます。

パートナーとこれから産まれてくる子供のことを穏やかに話し合いながら、できるだけストレスなく日々を過ごすことが、妊娠したいときにこそ大切ですね。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう