着床痛とは?症状や時期、期間は?腰痛を感じることもある?

「着床痛」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?いわゆる受精卵が子宮に着床するときに起こる痛みのことですが、実は医学的根拠はないのです。でも、着床痛を感じる人がいて、妊娠兆候として紹介されているのはなぜなのでしょうか。今回は、着床痛とは何か、痛みが現れる時期や期間、痛みの症状や感じる場所などを詳しくご説明します。

着床痛とは?医学的根拠はない?

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着床痛とは、受精卵が子宮内膜に着床する際に起こるといわれている痛みのことを指します。着床した受精卵は、子宮内膜の中へともぐりこんで根を張ろうとするので、その際に痛みが生じると考えられています。このとき、子宮内膜が少し傷ついて起こる出血は「着床出血」と呼ばれます。

ただし、着床痛自体は医学的な根拠があるわけではなく、妊娠した人が後々に振り返って着床時に痛みを感じたと言っていることから生まれた症状なのです。実際のところは、排卵時に感じる排卵痛や妊娠初期の子宮の変化に伴う痛みを着床痛と勘違いしている可能性も指摘されています。受精卵が着床を起こす程度で痛みを感じることはないという専門家もいるので、医学的には解明されていないものであることは覚えておいてくださいね。

着床痛の時期はいつごろ?期間はいつからいつまで?

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「着床痛を感じた」という体験談は数多く紹介されていますが、着床痛を感じる時期や期間がいつからいつまでなのかは人によって異なります。一般的には、生理予定日の1週間前~少し前くらいの間で痛みを感じる人が多いようです。実際、排卵日が生理予定日の14日前と考えると、排卵から着床までに10日前後はかかるので、生理予定日の1週間前~少し前までというのは時期的にも重なっているといえますね。

着床痛の痛みの症状や場所は?チクチク痛む?ない人もいる?

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着床痛の痛みは、チクチクするような痛みと表現されることがよくあります。痛みを感じる場所については、足の付け根あたりという人もいれば、お腹全体という人もいます。ただし、全く痛みを感じないという人が多数ではあるので、着床痛がないからといって心配する必要はありませんよ。

また、妊娠初期症状の一つに、腹痛があります。これは、着床した胎芽が子宮の中で大きくなろうとしているときの痛みで、症状はチクチクやズキズキなどの鈍痛を感じることが多いようです。また、妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤の関節を緩める作用があるため、腰痛が引き起こされる場合もあります。

受精卵が子宮に着床した瞬間の痛みというわけではありませんが、これらの下腹部痛や腰痛を着床痛だと感じているのかもしれませんね。また、着床痛がないだけでなく、妊娠初期症状が全くなく、生理が来ないから妊娠検査薬を使ってみたら陽性だったという人もいます。症状にも個人差が大きいものだと考えておきましょう。

着床痛は考えすぎないで。妊娠検査薬が使える時期まで落ち着いて

妊娠を望んでいる人にとっては、着床痛を感じられたとしたらとてもうれしいですね。お腹の中に新しい生命が宿った瞬間と考えると感動的です。しかし、着床痛は医学的な根拠がないものですので、着床痛がないからと落ち込まないでください。大切なのは「着床痛を感じるかどうか」ではなく、きちんと受精卵が着床して元気に成長してくれること。着床痛があるかどうかに振り回されずに、妊娠検査薬が使える「生理予定日の1週間後以降」まで待つようにしてくださいね。

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