保育園の見学のポイントまとめ!どんな質問をすればいい?服装や時間は?

子供が毎日通うことになる保育園は、園の雰囲気や様子を十分に知ったうえで選びたいですよね。そのためには、実際に保育園に足を運んで、目で見て確かめることが大切です。保育園の見学をすると、子供を通わせたときのイメージが湧き、安心して預けることができますよ。今回は、保育園を見学するときの質問内容や見るべきポイント、服装、そして見学時間は何時頃がいいのかなどについてご紹介します。

保育園の見学とは?

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育休を経て職場復帰するママや、出産を機に仕事を辞めて再び仕事を始めるママは、保育園を探しますよね。しかし、保育園はたくさんあるので、何を基準に選んだらいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで、保育園を選ぶときに大きな役割を果たすのが、保育園の見学です。実際に保育園に行って見学をすることで、園の雰囲気、先生や園児たちの様子、周りの環境を確認することができます。

見学をしないまま、「家から近い」「近所の子供が通っている」といった理由だけで保育園を選んでしまうと、いざ入園してから「思っていた雰囲気と違った」と感じることもあります。子供とママにあった保育園を選ぶために、事前にしっかり見学をしておきたいですね。

特に、いくつかの園に申し込む場合は、希望する園をできるだけ全て見学しておくようにしましょう。

保育園の見学時間は何時頃がいい?電話で予約するの?

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保育園見学の時期に決まりはなく、1年を通して見学させてくれる園がほとんどのようです。認可保育園では、4月入園を希望する場合は前年度の11月頃までに申込み書を提出することが多いので、その前までに見学をすませておきましょう。

見学の時間帯は午前10~11時頃がよいでしょう。9時台は登園や朝の会、11時半以降は昼食やお昼寝、お迎えなどがあり、保育士さんたちが忙しいためです。

一般的に、見学の予約は電話でします。電話をかけるときは、保育園側が電話を受けやすい午前10~11時頃、または園児がお昼寝中の午後1~2時頃がおすすめです。

保育園は、基本的に、日曜日と祝日は休みです。土曜日は保育は行われていますが、先生が少なかったり、保育時間が短かったりするので、できるだけ平日に電話をしましょう。

保育園の見学で質問すべきことは?

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保育園見学に行くときは、事前に質問したいことをまとめておきましょう。見学時間が限られているので、ホームページやパンフレットでわかる情報を質問するのは避け、どうしても聞きたいことに絞って聞くようにしたいですね。

参考までに、質問例をいくつがご紹介します。

保育園見学での質問例

● 給食のアレルギー対応はしてもらえるか?
● 保護者懇親会や個人面談はあるか?頻度はどれくらいか?
● 年間行事にはどのようなものがどれくらいの頻度であるのか?
● 年間行事への保護者の参加率はどれくらいか?
● 延長保育をする人は多いのか?
● 縦割り保育はあるのか?
● 感染症が流行ったときの対応はどうしているのか?

認可保育園の場合、入園の申し込みや審査は役所の保育課が行うので、見学時にはそういった内容の質問はしないようにしましょう。無認可(認可外)保育園では、園が直接、入園の受け付けをしているため、クラスの空き状況や申し込み方法についても答えてくれますよ。

保育園見学の服装や持ち物は?

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保育園見学に行くときの服装は、特別かしこまった格好を選ぶ必要はなく、動きやすい普段着で問題ありません。ただし、ジーンズや裸足といったラフすぎる格好は控えたほうがいいでしょう。

持ち物は、スリッパと筆記用具を忘れないようにしましょう。見学の予約をするときに、ほかに必要な持ち物がないか保育園に確認しておくと安心ですよ。

保育園見学で見ておくポイントは?

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保育園見学に行ったら、下記のポイントをしっかりと見ておくようにしましょう。

園児の様子

在園している園児を、入園後の我が子と重ねて見てみましょう。表情は明るいか、元気に走り回っているか、笑い声が聞こえるかなど、確認してみてください。泣き声も重要な判断材料になります。

園児たちが楽しそうに過ごせている様子が伝わってくれば、安心して子供を預けることができますね。

保育士の様子

園児たちへの接し方はどうか、おもちゃに子守りさせていないか、十分な人数の保育士がいるかといった点をしっかりと確認しておきましょう。大人に余裕がなければ、一緒に過ごす子供も悲しく寂しい気持ちになってしまいます。保育士が笑顔で余裕を持って園児たちと接しているかを見ておきたいですよね。

また、保育士たちが協力して前向きに楽しそうにしているかといった、職員の関係性も見ておきましょう。

施設の安全性

子供を安心して預けるために、園の耐震・防災設備は重要なポイントです。避難経路がきちんと定まっているか、災害時の避難先は近くにあるかといった安全面をきちんと確認しておきましょう。

保育室のスペースや清潔さ

思いっきり動き回れる十分な広さや赤ちゃんが静かに眠れる場所があるかを確認しておきましょう。教室をはじめ、トイレや給食室の清潔さもチェックしておくことが大切です。

保育園には赤ちゃんから幼児まで様々な歳の園児がいるので、園内のスペースの分け方がしっかりされているかも見ておきましょう。

給食(食事)内容

バランスのとれた献立かどうかはもちろん、味や量が我が子に合っているかも気になりますよね。アレルギー持ちの子に対しての対応も確かめておきましょう。

園によっては、見学会とは別に給食の試食会を行っているところもあるので、チェックしてみてくださいね。

園の遊具や周囲の状況

園庭にある遊具の安全性や出入り口のセキュリティといった点も確認しておくと安心です。

保育園見学の時に周囲も散歩して、安心・安全な場所かをきちんと把握しておきましょう。園庭がなかったり狭かったりする保育園では、近くの公園で園児を遊ばせるので、どこの公園で遊ばせるのか質問しておくといいですね。

保育園見学は入園に向けた大切なステップ

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保育園に入るためには情報収集や入園申し込みなど、やるべきことがたくさんあります。しかし、保育園見学も大切なステップの一つです。

まずは子供と一緒に見学に行き、園の雰囲気を感じてみましょう。保育園の空気に触れ、教室を見て、園長や保育士に質問すると、いろいろなことがわかるでしょう。

子供が楽しく保育園に通うと、ママは安心して仕事ができます。保育園見学をしっかり行って、子供とママにあった保育園を見つけられるといいですね。

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