子供の急な病気や体調不良は、働くママ・パパにとって頭を悩ませる問題ですよね。
そこで今回は、そんな働くママ・パパの強い味方である、病児保育やファミリーサポートについてご紹介します。
医師に無料の電話相談や自宅への往診を依頼できるアプリ「キッズドクター」とあわせて、子育てと仕事の両立のために参考にしてみてください。
子供が体調を崩す=会社を休まなければいけない?
仕事をしているママを対象に行ったアンケートでは、実に9割以上が「子育てと仕事の両立に悩んだことがある」と回答しています(※1)。
そんなママが抱える悩みのなかでも、子供の病気や体調不良が出勤に与える影響はなかなか大きいようです。
あいさん
子供が体調を崩すと仕事を休まなくてはいけないので、キャリアアップは望めなさそう…。優先すべきは子育てだと分かっていても、仕事で他の人と同じフィールドに立てないもどかしさを感じています。(事務員 9:00〜16:00勤務)
さらに育休明けの復職直後だったり、子育てに対してあまり理解のない職場だったりすると、病院に連れて行くために遅刻したり、看病のために休みをとったりがしづらいかもしれません。
また仕事をしているときに、保育園などの呼び出しで早退、というケースなどはどうしようもないことが多いのも現実。
ただ、あらかじめ体調が悪かったり病気であることがわかっているときに頼れるサービスがあるんですよ。
薬の服用もお願いできる「病児保育」
「病児保育」は、病院・診療所、保育園などに付設された専用スペース、病児保育だけを行う専用施設などで実施される、病気になった子供を預けることができる施設のことです(※2)。
下痢や嘔吐などの通常の保育園では預かってもらえないような症状が出ていたり、薬の服用が必要な場合でもみてもらうことができます。
各自治体以外にも、NPO法人や民間企業が単独で行っているケースもあります。利用の際には事前登録が必要なケースが多いので、あらかじめ情報収集をしておきましょう。
また、既に症状は回復傾向にあるものの、登園が認められる日数を経過していないなどで預けることができない子供を見てくれる「病後児保育」というサービスもあります。こちらもぜひ参考にしてください。
一時的な預かりにも対応してくれる「ファミリーサポート」
病後の預かりだけでなく、保護者の急用や病気などで送迎や一時預かりをお願いできるのが「ファミリーサポート」。
「他のひとのサポートを行いたい」という善意から登録した会員によって成り立っているサービスなので、病児保育に比べて安価なのが特徴です。
ただ基本的には依頼者と提供者が直接やり取りを行うことになるので、登録はもちろん、顔合わせや条件のすり合わせなど、利用前に行っておかなければならないことがいくつかあります。
市区町村によって対象となる年齢や利用開始に必要な手続きなどが異なるため、事前に調べておくとよいでしょう。
子育てと仕事の両立のためにサービスを活用しよう
いかがでしたか?これから働き始めるママ・パパや、既に働いているひとにとっても、知っておくと便利なサービス「病児保育」「ファミリーサポート」をご紹介しました。
夜間や休日などに体調が悪くなって、そもそも病気かどうか検査したかったり処方薬が欲しくなったりしたときは、翌日以降の午前診療を待たずして医師に診てもらうことができる無料アプリ「キッズドクター」をご利用ください。
自宅での診察(往診)の場合は、医師の交通費は必要(税込1,500円)ですが、診療費や薬の処方箋は無料です(子ども医療費助成の範囲)。
みなさんの子育てと仕事の両立のために、さまざまな便利なサービスを活用してもらえればと思います。