秋冬のねんね服&寝室作りの正解はコレ!赤ちゃんが快適に寝られるポイントは?

気温の変化が激しい秋〜冬にかけては、赤ちゃんが寒くないか、暑くないか服装や室温に悩むママ・パパも多いと思います。

今回は、赤ちゃんが寝る時に適切な服装と暖房の使い方、赤ちゃんの暑い・寒いを見極めるポイントをまとめました。

秋冬のねんね服はどう選ぶ?

赤ちゃん パジャマ 寝る 睡眠  23766628_m

秋冬の赤ちゃんの基本的な服装の組み合わせは以下の通りです。

● 生後3ヶ月頃まで:短肌着+ツーウェイオール
● 生後4ヶ月頃から:肌着+長袖パジャマ

肌着の素材は綿100%を選びましょう。通気性の良いガーゼやメッシュ生地をはじめ、肌寒くなってきたら、季節問わず使いやすいフライスや、少し厚手のスムース生地がおすすめです。

秋は寒暖差に合わせて調整

秋は快適に過ごせる日もあれば、急に冷え込む日もあります。薄手のねんね服をベースに肌着で調節しましょう。寒い日は、腹巻やゆるめのレッグウォーマーを使って冷えない工夫をしてあげくださいね。

冬の寒い日はスリーパーを活用

冬は保温性のある少し厚めのねんね服を選び、特に寒い日はスリーパーを使うのがおすすめです。

秋冬の寝室の環境はどう整える?

子ども部屋  

秋冬の場合は、室温20~23℃、湿度40~60%が適していると言われています。暖房を上手につかって寝室環境を整えましょう。

寝る前に部屋を暖め、寝るとき暖房OFF

赤ちゃんの寝る部屋が寒いときは、寝るまでの間に部屋を暖めておきます。暖め過ぎや乾燥を防ぐためにも、寝る時には消すようにしてください。

赤ちゃんの体は眠る前に体温を下げることで、眠りに入りやすくなります。室温が高すぎるとうまく体温を下げられず、汗をかいて寝付きにくくなります。

寝る前に布団の中も温める

部屋を暖めている間に布団をめくっておくと、布団の中が快適な温度を保ちやすいですよ。

電気毛布や布団用の暖房を使うと、必要以上に温まってしまうので避けましょう。厚手の布団は窒息のリスクがあるため、赤ちゃんが手でいのけられる軽い布団にしてください(※1)。

赤ちゃんの暑い・寒い見極めリスト

赤ちゃんや新生児は、「暑い」「寒い」といった不快症状を伝えることができません。

赤ちゃんの様子から暑い・寒いを見極めるポイントをご紹介します。

赤ちゃんが暑いときのサイン
□ 背中に汗をかいている
□ 顔がほてっている
□ グズグズして機嫌が悪い
赤ちゃんが寒いときのサイン
□ 手足に加えてお腹や背中も冷たい
□ 顔やくちびるが青ざめている
□ グズグズして機嫌が悪い

赤ちゃんは寒くなくても手足が冷たいことがあります。寒さを確認するときは手足だけでなく、お腹や背中が冷えていないか合わせて確認しましょう。


赤ちゃんが快適に過ごせる体温調節を

月齢や年齢が低い時期は、ママやパパが室温・服装・布団などの調節をしてあげる必要があります。温度計や湿度計も活用しながら、快適に寝られるサポートをしてあげてくださいね。

寒いからといって服の着せすぎや布団のかけすぎは注意してください。海外では、暖めすぎが乳幼児突然死症候群(SIDS)につながる可能性があるとされています(※2,3)。基本的には室温で調節しましょう。

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