妊娠5ヶ月目に入った「戌の日」は、腹帯を巻いて妊娠を祝い、安産を祈願する帯祝いの習わしがあります。しかし、腹帯(妊婦帯)は、風習のためだけにつけるものではなく、おなかが大きくなることでそり身になりやすい、腰周りをサポートするインナーとしての機能もあるんですよ。
今回は、「どんな妊婦帯を選べばいいの?」という妊婦さんに向けて、妊婦帯をするメリットをはじめ、多くの先輩ママから絶大な信頼を集めているワコールマタニティの妊婦帯を紹介します。
妊婦帯ってつけないといけないもの?
「腹帯=妊婦帯」は、戌の日の風習に準備するほか、赤ちゃんを育むおなか周りと腰周りを冷やさないようにするインナーとしての役割もあります。
おなかが大きくなりはじめると、これまでとバランスが変わってそり身の姿勢になりやすく、腰への負担を感じる妊婦さんも少なくありません。
腰に負担がかかる前に、腰周りをサポートする妊婦帯を活用するのがおすすめですよ。
妊婦帯を使うことで「おなかや腰が優しく支えられて心地良い」「立ったり座ったり、動くのがラクになった」という、先輩ママの声も。
妊娠5ヶ月目の戌の日までに妊婦帯を準備しておきましょう。
出産までにおなか周りは約18cmも変化!
※データ提供:ワコール人間科学研究所
妊娠3~5ヶ月はあまりおなかの大きさや重さを感じにくい時期ですが、これからどんどん大きく変化します。
妊娠5ヶ月を過ぎると、少しずつおなかは前に突き出すように変化し、妊娠8~10ヶ月頃になると、おなか周径は妊娠前と比べて約18cmも大きく変化するのが特徴です。
妊娠前と体重も変わるため、妊婦さん自身が思っている以上にからだに負担を感じやすくなります。
妊婦帯はからだに優しい素材と形が重要
妊婦帯を選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
おなかの変化に対応できる素材
なによりも、おなかの変化をさまたげないことが大切です。ウエストやおなかをしめつけたり、押さえつけたりしないように、伸縮性のある素材を選びましょう。
腰まですっぽりと包む形
妊娠中は特におなかや腰を冷やさないことも重要です。腰まですっぽりと包む形で、おなかの重みや負担がかかる腰周りをサポートすると同時に、おなかの冷えすぎ対策も意識しましょう。
目的別にタイプを替えるもの◎
妊婦帯は大きくわけて2つのタイプがあります。
以下を参考に、目的にあわせて使い分けてみましょう。
腹巻きタイプ
おなかにフィットして優しく支える腹巻きタイプは、からだに通すだけなので脱ぎ着しやすくトイレに行くときも楽。
外出時はもちろん、寝るときなどのリラックスタイムにもおすすめです。
パンツタイプ
おなかの下からしっかり支えるパンツタイプは、おなかが大きく変化し始めてからでもサポートしやすいのが特徴です。
腹巻タイプと比べるとズレにくいので、特に外出時におすすめです。
先輩ママから好評!ワコールの妊婦帯
そこでおすすめなのが、60年以上もマタニティ製品を作り続けているワコールの妊婦帯です。
女性が心地良く機能的に下着を着用できるよう1964年の設立以来、のべ4万人以上の日本人女性のからだのデータを計測・分析している「ワコール人間科学研究所」のデータを製品づくりに役立てています。
ここでは、実際に使った先輩ママの体験談を交えながら、おすすめの商品を紹介します。
妊婦帯・腹巻きタイプ
綿混のソフトな風合いで、伸縮性が良くおなかの変化に対応しやすいのが、こちらの腹巻きタイプです。
裏打ちでおなかと腰を優しくサポート。肌側は吸汗性が良く快適なはき心地が好評ですよ。
おなかや腰をすっぽりと包み込むので、冷えすぎを防ぐのにも効果的。筒型で、着脱が簡単にできますよ。「帯祝い」にもおすすめです。
安心感があってリラックスできる
腹帯を着けていると、守られている安心感が違いますね。穏やかな気持ちになって、からだもリラックスできるし、優しさに包まれておなかの赤ちゃんも喜んでいると思います。
伸縮性があって快適に着けられる
ほどよい伸縮性があって、とっても快適。おなかの冷えすぎ対策にもなりました。
※個人の感想です。機能の表れ方には個人差があります。
妊婦帯・パンツタイプ(ラク)/ おなかサポート・検診便利
出産までのおなかの変化に対応し、おなかや腰を包み込むほか、ベルト部分が開閉できて検診時に便利と人気の産前用機能ボトムです。
内側のおなか支えには、やわらかな綿混素材の間にパワー素材を内蔵していて、快適にサポート。おなかの変化にあわせてベルトで調節することもできます。
裏マチつきなので1枚での着用も可能ですよ。
妊婦さんに使いやすい設計がうれしい
ほどよいサポート感はもちろん、両サイドの面ファスナーを外すとおなか部分が開く優秀ボトム。
検診時に大活躍してくれます。
下着をずらさずにエコーできる
サイドの面ファスナーを外すとおなかが開くから、下着をずらさずにエコーできるんです。綿素材で肌あたりが良かったです。
※個人の感想です。機能の表れ方には個人差があります。
妊婦帯・パンツタイプ(ラク)/ 骨盤・腰サポート
出産までのおなかの変化に対応しながら、骨盤周りと腰をサポートする機能をあわせ持つ、新しい妊婦帯が2018年8月に登場。
腰を支えるパネルが腰を優しくサポートすると同時に、パワー素材の裏打ちで緩みがちな骨盤周りを環状にサポートします。
腰部のパネルが直接肌に当たらない設計と裏マチつきで、ショーツとして1枚でも着用できるのが便利ですね。
妊婦帯・パンツタイプ(しっかり)/ おなか・腰サポート
出産までのおなかの変化に合わせてベルトを調節し、重みを支える産前用機能ボトムです。
おなかを下腹部から斜め上にベルトでサポートし、腰部は負担のかかりやすい腰を支えるパネルでしっかりサポートします。
裾部分はヘム使いなどでくいこみにくくアウターにひびきにくいので、外出時のおしゃれ着もきれいに着ることができますよ。
立ったり座ったりしてもズレにくい!
妊娠5ヶ月頃からおなかがグンと大きくなり、姿勢がそり身になって腰がつらくて。こちらの商品は、下からおなかを支えてくれるので、おなかが安定して腰の負担がやわらぐ感じ!ベルトで調節できるし、パンツタイプだから立ったり座ったりしてもズレにくく、使いやすかったです。
腰に負担を感じはじめたら骨盤ベルトを!
腰の負担を感じやすくなったときには、骨盤をサポートするのがおすすめです。ワコールは骨盤ベルトも揃えているので、合わせて使うと良いですね。
産前&産後 骨盤ベルト
(公社)日本助産師会と、ワコール人間科学研究所が共同開発した、産前も産後も長く着用できる骨盤ベルトがこちら。
骨盤周りのの3つのポイントである、仙腸関節・大転子・恥骨結合を環状にサポートします。
ベルトというと使い心地が苦しくないか気になりますが、ワコールの骨盤ベルトはボーンもバックルも樹脂製で、腰に優しくソフトな着け心地。凹凸の少ない縫製仕様で肌あたりも良いんですよ。
Y字構造でお尻にひっかけて止めるので、立ったまま簡単に着用できて、正しい位置につけやすいうえにズレにくいなど、使いやすさも配慮しています。
素材には通気性の良いウレタンを使用していて、ムレにくい点も見逃せませんね。
おなかや腰を優しくサポート!
肌あたりソフトで、ベルトの伸縮性があるのがいいですね。しめつけ感なく着用でき、ズレにくかったです。おなかや腰が優しく支えられて快適です。
※個人の感想です。機能の表れ方には個人差があります。
ワコールの妊婦帯なら妊娠後期も快適!
妊娠3~5ヶ月頃は、まだつわりもあり「正直妊婦帯をつけることまで考えられない」「何が良いかもわからない」という妊婦さんも多いかもしれませんね。
しかし、これから妊婦さんの想像以上におなかが大きくなり、「立ったり座ったりの動作がしにくい」「腰に負担がかかる」と感じやすくなります。
妊婦帯をつけていれば、守られている安心感もあります。体調が不安定な時期なので、体調や気分の良い日に妊婦帯を準備してみてくださいね。