赤ちゃんが生まれてから、赤ちゃんのお世話のために「エルゴベビー」の抱っこ紐を購入したママ、パパは多いと思います。エルゴベビーは、対面抱きやおんぶだけでなく、腰抱きもできるのはご存知でしょうか？そこで今回は、エルゴベビーでの腰抱きをしてもいい時期、メリットと正しい方法、注意点についてご紹介します。
エルゴベビーとは？
「エルゴベビー」とは、ハワイで誕生した抱っこ紐です。赤ちゃんも抱っこをするママ、パパも動きやすく快適なデザインで、世界50ヶ国以上で販売されている人気の商品です。
エルゴベビーは、腰と肩に重さがバランス良く分散される設計になっているため、長時間使用しても体に負担がかかりにくいのがポイント。赤ちゃんにとっては、自然に開脚した座り姿勢をキープできる快適なアイテムですよ。
エルゴは腰抱きもできるの？いつから？
エルゴベビーはおんぶや対面抱きに限らず、腰抱きができるのも嬉しい特徴です。腰抱きとは、赤ちゃんをママやパパの斜め前に抱いて、赤ちゃんがママやパパのお腹を横から、両手足で挟むような体勢にする抱き方のことです。
エルゴの公式ホームページによると、エルゴで腰抱きをしても良い条件の目安は以下のとおりです（※1）。
● 腰が完全にすわってから
● 生後6ヶ月〜3歳まで
● 体重7.8kg〜15kgまで
生後6ヶ月をすぎると腰がすわりはじめて、足を広げてママやパパのお腹を挟めるようになるので、腰抱きができるようになります。腰抱きができる時期は、おんぶができる時期と同じ頃でもあるので、TPOに合わせて色々な抱き方を選んでみましょう。
エルゴの腰抱きのメリットは？
エルゴの腰抱きは、赤ちゃんをママやパパの斜め前に抱くことになるので、赤ちゃんからママやパパの顔と、外の景色の両方が見えやすくなることがメリットです。
生後6ヶ月頃から赤ちゃんの視力は発達してきて、人の顔の区別ができるようになってきたり、様々なものに興味を持ち始めたりします。そのため腰抱きは、おでかけの間やお散歩のときなど、赤ちゃんに外の景色を見せてあげることができるので、おすすめの抱き方です。
また、赤ちゃんからママやパパの顔が見えやすくなるので、親子でコミュニケーションをとることができるのも嬉しいですね。
エルゴの正しい腰抱きの方法は？
エルゴベビーで腰抱きをするときは、必ず事前に付属の取扱説明書を読むようにしましょう。しかし、説明書を読んだだけではなかなかイメージできないことがあると思います。
そこで、ここでは動画とあわせて手順をご紹介します。事前に流れを把握して、エルゴで正しく腰抱きをしてくださいね。赤ちゃんの安全のために、疑問点がないようにしておきましょう。
エルゴベビーで腰抱きする手順
赤ちゃんを左斜め前に抱く場合の手順です。右斜め前に抱く場合は、全て左右を逆にしてください。
1. エルゴベビーキャリアをママ・パパのウエストあたりの高さに装着する
2. 両肩ストラップのバックルを外し、肩ストラップを少し長めに調節する
3. ベビーキャリアを前で広げてから、左斜め前に回す
4. ウエストストラップのバックルをしっかりと留めて調整する
5. 右肩ストラップを、左肩ストラップのバックルと留める
6. バックルで留めた右肩ストラップを、頭と左腕を通して右肩にかける
7. 赤ちゃんを抱っこして、ベビーキャリアに上からのせる
8. 必要があれば右肩ストラップの長さを調節する
9. 左肩ストラップを胴に巻き、反対側に余っている右肩ストラップのバックルと留める
10. 必要があれば左肩ストラップの長さを調節
エルゴで腰抱きをするときの注意点は？
エルゴベビーで腰抱きをするときは、赤ちゃんの安全が第一です。赤ちゃんは言葉で訴えることができないので、エルゴベビーで腰抱きをする際は、必ず以下のことを確認してくださいね。
● 赤ちゃんの体重が15kgを超えていないか
● ウエストベルトは腰の中心にあるか
● 赤ちゃんの足が自然なM字型になっているか
● ママ・パパから赤ちゃんの顔は見えるか
● 赤ちゃんとママ・パパの腕が自由に動くか
● 余ったストラップは丸めてゴムで留めてあるか
● ストラップが安全用ゴムループを通っているか
● 赤ちゃんの手足がストラップなどに挟まっていないか
エルゴの腰抱きでお出かけを楽しもう
エルゴで腰抱きにすると、赤ちゃんに周りの景色を見せてあげることができるので、お出かけや散歩にぴったり。ママやパパから赤ちゃんの顔が見えるので、赤ちゃんにたくさん笑いかけたり、話しかけたりしてあげてくださいね。
エルゴには腰抱きの他にも対面抱きやおんぶもあるので、色々な抱き方を上手に活用して、赤ちゃんとのお出かけを楽しんでくださいね。
