エルゴのおんぶはいつから?正しい方法や注意点は?

赤ちゃんが生まれてから、移動やお世話のアイテムとして「エルゴベビー」を購入したというママやパパは多いのではないでしょうか。エルゴベビーは対面抱きだけでなく、おんぶをすることもでき、家事が楽になると評判です。しかし、おんぶの仕方はいまいちわからないというケースは少なくありません。そこで今回は、エルゴベビーでおんぶをしてもいい時期や、正しい方法、注意点などをご紹介します。

エルゴベビーってなに?

要出典 エルゴベビー 出典: www.ergobaby.jp

「エルゴベビー」とは、ハワイで誕生した抱っこ紐です。長時間の使用でも腰や肩に負担がかかりにくいことや、男性でも合わせやすい色・デザインが多いことから、ママだけでなくパパたちからも人気を集めています。

人間工学をもとに設計されており、赤ちゃんの体重を腰と肩に分散させることで、体への負担を軽減。赤ちゃんにとっては自然な開脚の姿勢をキープできる構造であることから、足や背骨への負担が少ないのも人気のポイントです。今では世界50か国以上で販売されています。

エルゴベビー・ベビーキャリア

要出典 エルゴ ベビーキャリア
出典: www.ergobaby.jp

エルゴでおんぶができるのはいつから?

エルゴ おんぶ 出典: www.dadway-onlineshop.com

エルゴベビーの公式ホームページによると、エルゴでおんぶができるようになる赤ちゃんの成長の目安は、以下のとおりです(※1)。

● 腰がすわっている
● 生後6ヶ月以上
● 体重7.8kg以上

生後6ヶ月を過ぎると腰がすわりはじめ、両足がベビーキャリア(抱っこ紐)から出るようになるため、おんぶができるようになります。安全のためにも赤ちゃんの成長をよく見て、使用時期を見極めましょう。

ちなみにエルゴベビー自体は、別売りの「インファントインサート」を使用すれば新生児から使うことができ、首がすわれば生後4ヶ月くらいからインファントインサートを外して使用することができます。最近は、新生児から付属品なしで使えるタイプも発売され始めていますよ。

エルゴベビーの正しいおんぶの仕方は?

エルゴベビーでおんぶをする際は、付属の説明書(※2)を読んで方法を知ることがもちろん大切です。しかし説明書に書かれている文字や静止画だけでは把握しきれないこともあるでしょう。

そこで、説明書とあわせて上の動画や以下の手順・コツを参考にして、事前に一連の流れを把握しておくことをおすすめします。正しい方法でおんぶしないと赤ちゃんが落下して怪我をしてしまうこともあるので、疑問点が残らないようにしましょう。

エルゴベビーでおんぶをする手順

1. エルゴベビーキャリアをママ・パパのウエストあたりの高さに装着する
2. 赤ちゃんを抱きあげて、右か左側で腰抱きする
3. エルゴベビーキャリア本体を赤ちゃんにかぶせる
4. 赤ちゃんを片方の手で支えながら、もう一方の手は背中側から肩紐の下にくぐらせる
5. 赤ちゃんを支えていた手を肩紐に通し、赤ちゃんの体重を徐々に背中に移していく
6. 赤ちゃんを背負ったら、胸ストラップを留め、肩紐の長さを調節する

エルゴベビーでおんぶをするのが難しいときのコツは?

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エルゴベビーでおんぶをするときは赤ちゃんがママの視界から外れてしまうので、抱っこは簡単にできたという人でも、おんぶに慣れるまでは時間がかかるものです。

エルゴベビーでおんぶをするのが難しいときは、少し前かがみの姿勢で行うのがコツです。赤ちゃんを背中の上に乗せるようなイメージで装着してみましょう。

それでも難しい場合には、ママがエルゴベビーを装着した状態で、家族に協力してもらい、赤ちゃんを背中に乗せてから両方の肩紐を通すという方法もあります。

何度もチャレンジしていくうちに素早くできるようになりますが、はじめのうちは念のため、家族がいるときに協力してもらうと安心ですね。

エルゴでおんぶをするときの注意点は?

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エルゴベビーでおんぶをするときは、どんなにママやパパが楽でも、赤ちゃんの安全が第一です。以下の注意点を守って使用するようにしましょう。

● 授乳後30分は、お腹を圧迫し嘔吐により窒息する恐れがあるため、使用しない
● 「対面抱き」に慣れてから「おんぶ」で使用する
● 赤ちゃんがママ・パパ側を向いた状態で使用する
● 赤ちゃんをベビーキャリアに乗せる前に各部のバックルをしっかりと留め、ストラップの長さを体に合わせて調節しておく
● 体重制限を守る(15kg以上は使用しない)
● あまったストラップはしっかり丸めてゴムでとめる
● ストラップが安全用ゴムループを通っているか確認する
● 赤ちゃんの手足がストラップなどに挟まっていないか確認する

エルゴでのおんぶは何度か練習してから安全に使用しよう

エルゴでおんぶができるようになれば、家事をしながらも赤ちゃんと密着することができます。ママは両手とお腹側があくので、料理や洗濯、掃除といった家事がはかどりますね。

最初はおんぶするのを難しく感じるかもしれませんが、何度か練習を重ねればサッとできるようになります。赤ちゃんの安全をしっかり確保しながら、エルゴベビーを上手に活用して、育児を楽しんでくださいね。

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