中国式産み分けカレンダーとは?当たる確率や計算方法は?

赤ちゃんを授かり、無事に生まれてくることはとても幸せなことですが、「男の子がいい」「女の子がいい」という希望がある人もいるでしょう。産み分け方法に関する噂や迷信はいろいろあり、「中国式産み分けカレンダー」もそのひとつです。

今回は中国式産み分けカレンダーについて、本当に産み分けできるのか、当たる確率や計算方法、医学的根拠があるのかなどをご紹介します。

中国式産み分けカレンダーとは?

カレンダー

中国式産み分けカレンダーとは、約700年前に中国の科学者が王宮での男女の出生記録を統計的にまとめたカレンダー表のことです。

カレンダーをもとに、受胎(妊娠)したときの数え年と受胎月(妊娠した月)を照らし合わせて赤ちゃんの性別を予想します。

ただし、中国式産み分けカレンダーには医学的根拠はなく、産み分けができるわけではありません。あくまでも、「赤ちゃんの性別を当てる楽しみ方のひとつ」として捉えるのがおすすめです。

中国式産み分けカレンダーの当たる確率は?

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インターネットなどには、中国式産み分けカレンダーの当たる確率について、「中国人は約99%、アジア人は約90%、アメリカ人は約85%」といった情報が記載されているようですが、情報の出典元や統計データは見当たりません。

同級生と同じ月に妊娠すると90%の確率で性別が一緒になるかというと、そうでもないことがわかりますよね。男女が生まれる確率はおよそ50%ずつなので、当たる確率は50%程度といえるでしょう。

中国式産み分けカレンダーをやってみよう

ここでは、以下の中国式産み分けカレンダーを使って、1990年8月1日生まれのママが2023年1月20日に妊娠した場合を例に、性別を予想してみましょう。

中国式産み分けカレンダー

このカレンダーは今から約700年前のものなので、正確な判定を得るためには当時の年齢の数え方や暦に変換して導き出す必要があります。

年齢は数え年で、受胎月は当時の暦である太陰太陽暦(旧暦)でみます。

数え年の数え方

「数え年」は生まれた年を1歳とし、以降は1月1日に1歳年をとるという考え方です。

年が変わってから自分の誕生日がくるまでは実年齢に2歳を加え、誕生日以降は実年齢に1歳加えると、自身の数え年を算出することができます。

● 例:1990年8月1日生まれ
・2023年1月1日~7月31日まで:32+2=数え年34歳(実年齢に2歳足す)
・2023年8月1日~12月31日まで:33+1=数え年34歳(実年齢に1歳足す)

太陰太陽暦(旧暦)の計算方法

旧暦を調べるときはインターネットサイトを利用するのがおすすめです。中国式産み分けカレンダーが作られたときの暦である太陰太陽暦(旧暦)は1年を354日としていて、現在の太陽暦とは1年に11日の差があります。

「旧暦 変換」などと調べれば、計算してくれるサイトが見つかりますよ。

● 例:2023年1月20日に妊娠
・太陽暦の2023年5月20日は、旧暦で2023年4月1日

このように、数え年での年齢と旧暦での妊娠月がわかったら、カレンダーに当てはめます。
今回の例では、数え年が34、受胎月が4月なので、赤ちゃんの性別は「女の子」だと予想できます。

中国式産み分けカレンダーは性別を予想する楽しみのひとつ

中国式産み分けカレンダーは「産み分け占い」とも呼ばれています。赤ちゃんの性別を予想する楽しみとして、パートナーや家族と試してみると盛り上がりそうですね。

前述の通り、確実に当たるわけではないので、中国式産み分けカレンダーの結果と違う性別の赤ちゃんが生まれてくることも想定しながら、出産準備などを進めていってくださいね。

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