妊娠すると生活が大きく変化します。以前に比べて自由な時間ができて、なにか暇つぶしになることはないかと考えている妊婦さんも多いのではないでしょうか。体調や妊娠週数によってできることは限られますが、せっかくなら有意義な時間を過ごしたいもの。今回は、妊娠中の暇つぶしについて、おすすめの時間の使い方をご紹介します。
妊娠中の暇つぶしとは?どんな時間の使い方をすればいいの?
妊娠中は、つわりや体調不良で動けない期間があったり、妊婦健診や母親学級に行ったりと、いつでも暇なわけではありません。また、仕事を続けている妊婦さんは、引き継ぎの準備などもあるので忙しいですよね。
しかし、産休に入った、体調が優れず安静にしていなければならない、育児環境を考えて引っ越して近くに知人がいない、といった理由で、突然訪れた空き時間に戸惑い、暇を持て余していると感じている妊婦さんもいます。
妊娠中の時間の使い方に決まりはありませんが、妊娠期間は、お腹の中の赤ちゃんを育むために与えられた大切な時間なので、自分と赤ちゃんのために時間を使うことを優先しましょう。
それでも時間に余裕があったら、今だからこそできること、出産後にはできないことを思いきり楽しんでください。
次からは、妊婦さんにおすすめの暇つぶしの方法を具体的にご紹介します。
妊娠中におすすめの暇つぶし:体を動かす
妊娠中はついつい家の中にいることが多くなりがちです。安定期に入って妊娠経過が順調であれば、妊婦さん向けのアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。リフレッシュになるだけでなく、健康管理のためにもおすすめですよ。
1. マタニティヨガ・スイミング
体を動かしたい妊婦さんには、マタニティヨガやマタニティスイミングが人気です。出産に向けて体力作りができ、リラックス効果もありますよ。
安定期に入って医師の許可を得てから始めるようにしてくださいね。
2. ウォーキング
妊娠中に適度なウォーキングをすることで、体重管理ができ、妊娠中特有のむくみや腰痛といったマイナートラブルが軽くなることもあります。
また、妊娠後期にウォーキングをすることで足腰が鍛えられ、安産につながる効果も期待できるといわれています。
ただし、切迫流産・早産の場合や、医師から安静を指示されているときは控えてくださいね。
妊婦におすすめの暇つぶし:出産準備をする
出産準備は早く始めるに越したことはありません。時間に余裕があるときこそ、ベビーグッズを吟味して選んだり、イベントに参加したりできるので、有意義に時間を使いましょう。
3. ショッピング
マタニティウェアやベビー用品を買いにショッピングに行くと、ママになる実感がわいてくるだけでなく気分転換にもなります。夢中になって歩きすぎてしまうと、お腹が張ることもあるため、こまめに休憩しながら買い物を楽しんでくださいね。
4. ベビーグッズを手作り
生まれてくる赤ちゃんのことを考えながら、愛情を込めてベビーグッズを作るのは、妊娠中だからこそできる素敵な時間の過ごし方。スタイやガーゼハンカチは手縫いでも簡単に作れますよ。
頑張って作らなきゃという気持ちではなく、楽しみながらゆったりとした気分で取り組めるといいですね。
5. プレママ向けイベントに参加
出産準備セミナーや妊婦さん向けワークショップなど、様々なイベントが行われています。おむつや粉ミルクの試供品をもらえることもあり、育児に対する知識も広がりますよ。
パパも一緒に参加できるイベントもあるので、近くで開催されているものを調べてみてくださいね。
妊娠中におすすめの暇つぶし:妊娠中の思い出を残す
妊婦である今しかできないことをやったり、妊娠中の記録を残したりすると、素敵な記念になりますよ。赤ちゃんが大きくなったときに「お腹の中にいるときはこうだったんだよ」と見せてあげるのもいいですね。
6. エコー写真アルバム作り
妊婦健診のたびにもらうエコー写真。気づいたら、たくさん溜まっていたなんてこともありますよね。せっかくならアルバムにして記念に残してみてはいかがでしょうか。
エコー写真は月日が経つと白くなってしまうので、スキャンや写真撮影をして残すようにしましょう。
7. マタニティフォト
妊娠中の記念になると人気が高まっているマタニティフォト。お腹が大きい時期にしかできない貴重な体験です。
マタニティフォトで人気のカメラマンやフォトスタジオを探して、お気に入りの写真を残せるといいですね。
妊婦におすすめの暇つぶし:家でできることを満喫する
つわりや体調不良で外出ができないときや、できるだけ家で過ごしたいと思っている妊婦さんは、家の中で趣味や好きなことをして過ごすのもいいですね。出産後しばらくは、自分一人の時間をとるのは難しいので、今のうちに楽しんでおきましょう。
8. 読書やDVD鑑賞
読書や映画が好きな妊婦さんは、今のうちに本を読んだり、DVD鑑賞をしたりして、趣味の時間を満喫しておきましょう。マタニティ雑誌や育児本を読むのもおすすめですよ。
9. 料理
ちょっと豪華な料理や、妊娠中に摂りたい栄養素を含む食材を使った料理を作るのも、時間があるからこそできること。家族の健康管理もでき、赤ちゃんの離乳食が始まったときにも役に立ちますよ。
産後しばらくはゆっくり料理ができないため、時短レシピを考えておくのもいいですね。
10. 在宅ワークやアンケートモニター
自宅でできる在宅ワークを始めたり、アンケートモニターに参加したりすれば、ちょっとしたお小遣い稼ぎができます。溜まったお金で、ベビーグッズやベビー服を買うのもいいですね。
妊娠中の暇つぶしを有意義な時間にしよう
赤ちゃんが生まれると想像以上に慌ただしい日々が始まります。今しかできないこと、今だからやっておきたいことを実践しておくと、晴れ晴れとした気分で育児のスタートを切れるはずですよ。
ただし、妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんとママの健康が第一です。毎日なにかをしなくてはと思う必要はありません。暇つぶしにやってみようという軽い気分で、何事も楽しく取り組むことが大切です。
日々変化するお腹の様子を感じながら、出産まで充実した時間を過ごせるといいですね。