赤ちゃんの歩行器はいつから?必要?使い方の注意点は?

生後8~9ヶ月頃になると、ハイハイが上達し、次はつかまり立ちや伝い歩きがはじまります。この時期になると、赤ちゃんの歩行をサポートする「歩行器」が気になるパパやママは多いのではないでしょうか。しかし、最近は歩行器を使うことに賛否両論あり、使っていいのか迷ってしまうことも。そこで今回は、赤ちゃんの歩行器について、いつから使うのがいいのか、使う必要性やメリット・デメリットをご紹介します。

赤ちゃんの歩行器とは?

赤ちゃん 歩行器

赤ちゃんの歩行器とは、育児アイテムのひとつで、その名の通り赤ちゃんの歩行を助けるものです。2つの穴が開いた布とテーブルを合体させたような構造で、穴の部分に両足を通し、赤ちゃんを軽く座らせるように乗せて使います。土台には車輪がついているため、まだ一人で歩けない赤ちゃんでも自分の足で好きなところに移動ができる仕組みです。

赤ちゃんは、お座り、はいはい、つかまり立ち、伝い歩きを経験しながら体のバランスをとる訓練をしていきます。歩行器はそんな日々ステップアップする赤ちゃんの成長を助けてくれるアイテムです。

折り畳みできるもの、テーブルがついているもの、おもちゃがついているものなど種類も様々で、ストッパーやベルトがついて安全対策もされているので安心ですね。

赤ちゃんの歩行器はいつから使えるの?

カレンダー 新生児 ベビーシューズ

赤ちゃんが歩行器を使う時期の目安は、腰すわりをするようになってからです。「腰すわり」とは、赤ちゃんが背筋をまっすぐにして両足を前に突き出した状態で一人で座ること。ママやパパの支えあってお座りができても、腰すわりとはいえません。

歩行器の商品によっては、腰すわりでなく、お座りができるようになっていれば乗せてもいいというものありますが、必ず注意書きや使用説明書を確認してください。

腰がすわっていない状態で歩行器に乗せてしまうと、足腰まわりの筋肉がきちんと発達せず、歩行器に頼って歩くようになってしまいます。背骨にも負担がかかってしまうので、赤ちゃんの腰が座って歩行器に興味を持つようになったら、短時間から乗せてあげましょう。

個人差はありますが、一般的に、自分の手やパパ・ママの支えに頼りながらお座りするのが生後6~7ヶ月頃、腰がすわってバランスよく一人でお座りできるのが8~9ヶ月頃、つかまり立ちができるのは8〜10ヶ月頃です。

赤ちゃんは歩行器を使う必要があるの?メリット・デメリットは?

天秤 メジャー 重量 重さ 

歩行器は、ひと昔前は保育園や児童館に必ずあった育児アイテムで、「早く立って歩かせたい」という目的で多くの赤ちゃんに使われていました。

しかし近年では、歩行器は使わずにハイハイをたくさんさせて、全身の筋肉を発達させた方が体に良い影響を与える、という考えが主流になっています。ハイハイをする時期に歩行器にずっと座っていると、つま先だけで簡単に移動してしまい、足腰を使わないことが問題視されているからです。

歩行器と子供の運動発達との関連を調査した様々な研究結果では、歩行器の使用の有無によって運動発達に影響があったというデータと、影響は全くなかったというデータの両方があります(※1)。

以下に、赤ちゃんが歩行器を使うメリット・デメリットをご紹介します。購入を考えているパパ・ママはぜひ参考にしてみてくださいね。

歩行器を使うメリット

● 目線が高くなることで、お座りと違う景色をみることができる
● 行動範囲が広がり好奇心旺盛になる
● ママが手を離せないときに一人遊びができる
● 狭い隙間には入れないので危険を回避できる
● テーブル付きは食事用の椅子・テーブルとして使用できる

歩行器を使うデメリット

● 歩行器に乗せるときは、注意を払い続けなければならない
● 少しの段差でバランスを崩すことがある
● 手の届く高さが変わり危ないものに手が届いてしまう
● ドアを閉めていてもドアノブに手が届いて開けられる
● 早い時期に乗せると体の発達の妨げになり得る(長時間乗せ続けた場合)

赤ちゃんが歩行器を使うときの注意点は?

注意

赤ちゃんが歩行器を使うときの注意点は、嫌がるときは乗せないこと、そして長時間乗せ続けないことです。歩行器は、赤ちゃんの歩行の練習をサポートするものです。大人の都合で、動きを制限しすぎたり、使いすぎたりしないよう注意しましょう。

前述のデメリットにもあるように、歩行器に乗ることで今まで届かなかった場所にも手が届くようになるので、ハイハイやお座りとは異なる目線での安全対策が必要になってきます。さらに、赤ちゃんは自分自身の足元が全く見えない状態で動くので、本来なら察知できた段差を認識することが難しくなります。

歩行器による落下事故は珍しくないので、歩行器に乗せているときは絶対に目を離さないようにして、行かせたくない場所にはベビーゲートやフェンスを取り付けるようにしましょう。

赤ちゃんの歩行器は上手に使用しよう

1歳 子ども よちよち歩き

歩行器を使っても使わなくても、赤ちゃんは同じように成長します。「早く歩かせたいから」という目的だけで乗せるのではなく、様々なことに興味を示し始めた赤ちゃんの好奇心を満たしてあげることを一番の目的にして、うまく生活に取り入れることが大切です。

歩行器を買おうかどうか迷っている場合は、短期間レンタルすることもできます。最近は手頃な価格で丈夫な作りの商品も増えているので、赤ちゃんがレンタルで気に入ったら購入してみるのもいいかもしれませんね。

こそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう