3Dエコーとは?いつから受けられる?料金やメリットは?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

妊婦健診ではおなじみの超音波検査(エコー検査)ですが、最近、「3Dエコー」と呼ばれる検査を採用する病院も増えてきました。「お腹の赤ちゃんの姿をはっきり見られる」と聞いて、気になっている妊婦さんも多いかもしれませんね。今回は3Dエコーについて、特徴や費用、受けられる時期などについてご説明します。

通常のエコー検査は「2Dエコー」

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妊婦さんはご存じのとおり、妊婦健診のエコー検査では、お腹の赤ちゃんの心拍や、胎盤、臍帯(へその緒)、羊水などの状態を観察し、発育に問題はないかどうか調べることができます。

エコー検査で得られた情報は、映像化されてモニター画面に映し出されます。

日本のエコー検査は「2Dエコー」が主流です。なお、「D」は「次元(dimension)」の頭文字です。2Dエコーは、ママのお腹のなかの「縦」と「横」を映し出し、赤ちゃんの姿は平面的(2次元)に映像化されます。

3Dエコーとは?

3Dエコー写真 28週

前述のとおり、通常のエコー検査(2Dエコー)は「縦」と「横」を捉えます。

一方、3Dエコーの場合は、それに「奥行き(深さ)」が加わり、赤ちゃんの姿を立体的(3次元)に映し出すことができます。上の写真は、妊娠28週に実際に撮られた3Dエコー写真です。

3Dエコーは、立体的に赤ちゃんを見られるため、2Dエコーよりも奇形がわかりやすいケースもありますが、まだ治療に結びつけられるほど診断確率が高いとはいえません。あくまでも「赤ちゃんの姿を見て楽しむ」という目的で実施している病院が多いようです。

さらに最近では、立体的な赤ちゃんの姿を動画撮影する「4Dエコー」を実施している病院もあります。4Dエコーでは、動く赤ちゃんの様子をリアルタイムで見ることができます。

3Dエコーのメリット・デメリットは?

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3Dエコーには、次のようなメリット・デメリットがあります。

3Dエコーのメリット

● 赤ちゃんの目鼻立ちや表情がはっきりわかる
● 赤ちゃんの細かいしぐさを観察できる

3Dエコーのデメリット

● 赤ちゃんの向きによってはうまく映らない
● 通常のエコー検査よりも費用が高い
● 実施している病院が少ない

これらのメリット・デメリットを踏まえて、「定期的に受ける妊婦健診では2Dエコーを受け、記念として3Dエコーの写真を撮る」という妊婦さんもいます。

3Dエコーはいつからいつまで受けられる?

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3Dエコーを受けるのに適した時期は、ママが何を見たいかによっても異なります。

妊娠10~24週頃までは、赤ちゃんの顔ははっきり見えませんが、まだ体が小さいため、頭から足まで全身を映すことができます。

妊娠中の記念として「赤ちゃんの表情がわかる3Dエコー写真が欲しい」という場合は、顔がしっかりと画面に映るまで成長した、妊娠25~30週頃がおすすめです。

妊娠30週を過ぎると、赤ちゃんが大きくなり画面に映りきらないことがほとんどなので、3Dエコーを受けつけていない病院も多いようです。

3Dエコーを受けられる時期は、産院の方針や妊娠経過によっても異なるため、希望する場合は早めに医師に相談し、必要であれば予約を取りましょう。

3Dエコーの料金はどのくらいかかる?

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3Dエコーを導入している病院で定期的に妊婦健診を受けている場合、3Dエコーの料金は健診費用に含まれていることもあります。別途で支払う場合は、プラス2,000~3,000円ほどかかることが多いようです。

一方、定期健診を受けている病院ではない施設で3Dエコーのみを受ける場合は、約5,000~10,000円と、病院によって料金に幅があり、初診料がかかることもあります。

また、双子や三つ子などの場合は追加料金がかかることもあるので、事前に問い合わせてみてください。

なお、赤ちゃんの向きや位置によってうまく顔や体が映らない場合でも、3Dエコーの料金は返金されないこともあるので、あらかじめ理解しておきましょう。

3Dエコーの画像はどんな形でもらえるの?

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病院によって異なりますが、3Dエコーの画像は感熱紙にプリントしてもらえるのが一般的です。ほかにも最近では、SDカードやUSBメモリー、DVDなどに保存してくれる産院も増えています。

ただし、保存方法によっては別途料金がかかる場合もあるので、確認が必要です。

なお、感熱紙にプリントされた3Dエコー写真をもらった場合は、時間が経過すると白っぽくなってしまいます。長く保管したい場合はスキャンしてデータを残すか、コピーしてからエコーアルバムに入れるのがおすすめです。

3Dエコーで赤ちゃんをはっきり見てみよう!

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お腹にいる赤ちゃんの表情やしぐさをはっきり見られる3Dエコーは、妊婦さんにとって魅力的ですよね。立体的に映し出された赤ちゃんの姿を見ると、「数ヶ月後には会えるんだ」というワクワクした気持ちが高まるかもしれません。

いつも妊婦健診を受けている病院で3Dエコーを取り扱っていなくても、事前に予約をすればほかの病院で3Dエコーを受けられることがあります。時期や費用など、詳しくは問い合わせてみてくださいね。

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