赤ちゃんも歯ぎしりするの?1歳までの乳児期によく見られる?

赤ちゃんが寝ているときに、キリキリ・ギリギリといった音を耳にして驚いた経験はありませんか?それは赤ちゃんの「歯ぎしり」かもしれません。歯が生え始めたばかりの赤ちゃんが歯ぎしりなんてして大丈夫なの?と心配になるかもしれませんが、乳児期にはよくあることなんですよ。今回は赤ちゃんが歯ぎしりする原因や、対策が必要かどうかについてご説明します。

赤ちゃんが歯ぎしりするって本当?

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歯ぎしりは睡眠中に歯と歯をこすり合わせてギリギリと音を立てることですが、乳歯が生え始めたばかりの乳児が歯ぎしりするなんて想像できませんよね。

しかし、上と下の前歯が揃い始める生後8〜9ヶ月を過ぎると、前歯だけを使って歯ぎしりをする子が出てきます。1歳までの乳児期は上下の歯がある程度生え揃ってくるので、歯ぎしりをする子は少しずつ増えていきます。

眠っている間にギリギリと歯ぎしりをしたり、カチカチと歯を噛み合わせたり、ぐっとくいしばったりすることを「睡眠時ブラキシズム」と呼び、10~30%の子供に見られるという報告もあります(※1)。

赤ちゃんの歯ぎしりの原因は?

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乳幼児期の歯ぎしりは、ほとんどが一時的なものとして考えられています。新しく歯が生えてくる過程で、筋肉を動かしながら嚙み合わせを調整するため、歯ぎしりが起こることがあります(※2,3)。

生えたばかりの乳歯は、最初から綺麗に並ぶわけではなく、デコボコしていることもよくあります。舌の筋肉と唇、頬の筋肉の力のバランスが取れた場所に、徐々に歯が並ぶよう調整されていくのです(※4)。

つまり、赤ちゃんが歯ぎしりをするのは、歯や顎が成長している証拠といえます。乳歯が生えそろうまでは、経過を見守ってあげましょう。

赤ちゃんはストレスで歯ぎしりする?

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メカニズムはまだ不明な点が多いものの、大人が歯ぎしりする原因の一つに「ストレス」があると考えられているため(※4)、「赤ちゃんの場合も、ストレスが関係しているのでは?」と不安に思うママやパパもいるかもしれません。

しかし、1歳未満の乳児期に、ストレスの影響で歯ぎしりが起こる、という医学的根拠は今のところ得られていません。あまり心配しすぎないでくださいね。

一般的に、子供の年齢が上がるとともに、歯ぎしりの頻度は減っていきますが、乳歯の生え変わりや永久歯の生え始めの時期に、筋肉が順応しきれないストレスで歯ぎしりすることもあります(※2,3)。

赤ちゃんの歯ぎしりに対策は必要?

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先ほどもご説明したとおり、生後1歳までの赤ちゃんの歯ぎしりは生理的な現象と考えられています。特別な対策を取らず、そのまま様子を見ていても問題ありません(※2)。

ただし、あまりに長い間、強く歯ぎしりをしていると歯が削れてしまったり、歯並びが悪くなったり、顎が痛くなったりする可能性も考えられます。

3~4歳で乳歯が生えそろった頃、歯並びや噛み合わせが気になるようであれば、小児歯科専門医に相談してください。

赤ちゃんの歯ぎしりをやめさせるには?

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赤ちゃんの歯ぎしりは、基本的には放っておいても問題はないとはいえ、寝ているときにギリギリと音がすると、ママとしては少し気になりますよね。

そんなときは、日中に噛んで遊べる歯固めやガラガラおもちゃを赤ちゃんに渡してみてください。歯が生え始めでむずがゆいときや、何でも口に入れてしまう時期に、赤ちゃんの歯の成長をサポートしてくれるアイテムです。

歯ぎしりをやめさせようとして、眠っている赤ちゃんを無理に起こしたりするのはやめましょう。

1歳を過ぎて歯ぎしりが続いても心配しすぎないで

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赤ちゃんの歯ぎしりは成長過程において起こるものです。赤ちゃんが歯ぎしりをしていたら、「噛む練習をしているんだな」と考えましょう。

乳児期を過ぎても、歯の生え変わりのタイミングなどで歯ぎしりは現れますが、3~4歳になってよほど噛み合わせの問題が出てこない限りは、心配しすぎず温かく成長を見守ってあげてくださいね。

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