赤ちゃんの服装は気温によってどう選ぶ?季節ごとのポイントは?

監修専門家 助産師 佐藤 裕子
佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ

赤ちゃんは自分ではまだうまく体温調節できないので、気温や季節にあわせてママやパパが服装を工夫してあげる必要があります。そうはいっても、洋服を何枚着せたらいいのか、靴下を履かせたほうがいいのかなど、迷うことがたくさんあるのではないでしょうか。そこで今回は、赤ちゃんの服装を気温にあわせて選ぶポイントや、朝晩で気温差があるときの対策などをご説明します。

赤ちゃんの服装は気温によって変えるべき?

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大人の場合、暑いときは汗をかいて体を冷やし、寒いときは筋肉を震わせて熱を生み出すなど、体温調節をすることができます。また、気温にあわせて薄着をしたり厚着をしたりという工夫もできますよね。

しかし、赤ちゃんの場合は、体温調節をスムーズに行うために必要な「体温調節中枢」という自律神経の働きが未発達です。それに加えて体が小さいため、気温の影響を受けやすく、気温と一緒に体温が上がったり下がったりしてしまいます。

そのため、暑さで赤ちゃんの体に熱がこもりすぎたり、寒さによって極端な低体温になったりしないよう、気温にあわせて適切な衣類や寝具を用意してあげることが大切です。特に1歳未満の乳幼児は体温調節機能が未熟なので、室温にも気を配る必要があります。

赤ちゃんに着せる服の枚数は?

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赤ちゃんの洋服を何枚着せたらいいのか、悩むママ・パパも多いかもしれませんね。

基本的に、生後1ヶ月までは大人が着ている枚数プラス1枚、生後1ヶ月から3ヶ月頃までは大人と同じくらいの枚数、生後3ヶ月を過ぎてからは大人より1枚少なめに着せます。

ただし、これはあくまでも月齢ごとの目安なので、赤ちゃんの様子を見ながら気温にあわせて服の枚数を調節してあげましょう。

次からは、気温が高いとき、低いときそれぞれについて赤ちゃんの服装のポイントをご説明します。

気温が高いときの赤ちゃんの服装は?

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赤ちゃんは大人と比べて汗っかきで、あせもができやすいので、気温が高いときは通気性がよく、吸水性の高い衣服を着せてあげましょう。また、汗をかいたらこまめに着替えさせてくださいね。

春から夏にかけては紫外線の影響も気になるところ。赤ちゃんの肌がダメージを受けないように、外で遊んだりするときは、ツバの広い帽子をかぶせると安心です。

また、外の気温が高くても室内はクーラーが効いていることが多いので、お出かけするときは服の下に肌着を1枚着せたり、羽織りものを1枚持ち歩くなどして、冷えから赤ちゃんを守ってあげましょう。

気温が低いときの赤ちゃんの服装は?

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寒いときは、赤ちゃんに厚着させたくなるかもしれませんが、着すぎると冬でもあせもができてしまうので要注意です。赤ちゃんの背中に手を入れてみて、熱がこもっていたり、汗をかいていたりしたら、衣服の枚数を減らしてくださいね。

冬場でも、室内で過ごすのであれば、基本的に靴下は履かせる必要はありません。足がひんやりしていても、体が温かければ心配いりませんよ。

お出かけのときは、アウターや帽子、靴下などの小物で体温を調節してあげましょう。

気温差があるとき、赤ちゃんの服装は?

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日中は暖かいけれど、朝晩はぐっと気温が下がる…という日は、大人でも体調を崩しがち。体温調節が上手にできない赤ちゃんなら、なおさらです。

気温差があるときのお出かけは、防寒グッズでしっかり対策をしましょう。

アウター

新生児~生後1ヶ月頃の場合、まだアウターを着せるのが難しいので、おくるみやブランケットがあると便利です。

生後2ヶ月以降の赤ちゃんであれば、朝晩にカーディガンやベストなどのアウターを着せてあげてくださいね。ベビーポンチョは袖を通す必要がないので、サッと脱ぎ着できますよ。

防寒グッズ

赤ちゃんの服装だけでなく、防寒グッズも上手に活用しましょう。抱っこ紐でお出かけするときは、抱っこ紐用のケープをママが着たり、ベビーカーのときは専用のフットマフやひざ掛けを用意したりするのがおすすめです。

赤ちゃんの服装は気温差に注意して

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はじめての育児だと特に、いつどんな服を赤ちゃんに着せたらよいのかわからず、悩みますよね。でも難しく考えすぎず、「汗をかいていないか」「体が冷えていないか」の2つのポイントをチェックして、衣服の枚数や小物、ブランケットなどで調節してあげましょう。

また、赤ちゃんが快適に過ごすには、服装だけでなく室温も大切な要素です。夏はエアコンの設定温度を26~28度に、冬は帰宅時や早朝など、室内が冷えていて寒いと感じるときは暖房の温度を26度くらいまで上げて、部屋の中が温まったら20度前後で保つといいですね。

日常生活でのちょっとした工夫で、赤ちゃんの健康と笑顔を守ってあげたいですね。

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