「赤ちゃんがぐずって泣き止まない…」新生児期から生後6ヶ月頃の赤ちゃんにはよくあることですが、おむつ替えや授乳、抱っこなど、あらゆることをやっても泣き続けていると、さすがに困ってしまいますよね。そんなときは、動画やアプリに頼るというママやパパも多いのではないでしょうか。そこで今回は、「ふかふかかふかのうた」などの赤ちゃんが泣き止む効果が期待できる動画を4つご紹介します。
赤ちゃんが泣き止む動画とは?どんな効果があるの?
何をしても赤ちゃんが泣き止まないことってありますよね。そんなときは、赤ちゃんが泣き止む動画やアプリを試すのも一つの方法です。
たとえば、泣き止み動画には赤ちゃんが心地よいと感じる音や映像が盛り込まれているので、見せたり聞かせたりすることで、それまで泣いていた赤ちゃんがピタっと泣き止むこともありますよ。
その多くはテレビCMで流れていたり、動画投稿サイトで公開されていたことがきっかけで話題になったものですが、なかには、赤ちゃんが泣き止むように研究して作られた動画もあります。
今回ご紹介する泣き止み動画は、実際にママたちが使ってみて効果があったものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
泣き止み動画やアプリを使うときの注意点は?
泣き止み動画やアプリは困ったときに大助かりですが、一方で、頼りすぎもよくないと考えられます。次のような点に気をつけながら上手に活用してくださいね。
動画やアプリは最終手段に
赤ちゃんが泣き止まないのは、お腹が空いていたり、おむつが濡れていたりなど、赤ちゃんにとって不快な理由があることがほとんどです。動画やアプリに頼る前に、まずは、おむつ替えや授乳、抱っこをしてみてくださいね。
それでも泣き止まないときに、動画を見せたりアプリを使ったりするようにしましょう。
動画を見せることが癖になってしまうと、スマホやタブレットPCがないと、泣き止まない赤ちゃんになってしまいます。動画やアプリは最終手段として使うようにするといいですね。
長時間、液晶画面を見せない
スマートフォンの液晶画面は、赤ちゃんの目には刺激が強いので、長時間続けて見せるのはやめましょう。
日本小児科医会は、2歳まではテレビやビデオを観ることを控えるように推奨しています。それ以降の幼児も、テレビなどを見る時間は、1日2時間までを目安としています(※1)。
スマホを見る時間もこの中に含まれるので、特に月齢の低い赤ちゃんは、泣き止まないからといって、長い時間スマホを見せないようにしましょう。動画の音声や音楽が気に入って泣き止むのであれば、画面は見せずに音だけを聞かせてあげるといいですね。
赤ちゃんによって効果は違う
泣き止み動画を見せても、必ず泣き止むとは限りません。赤ちゃんによって好きな音や動きが違ったり、その日によって泣いている原因が異なったりするので、思ったような効果が出ないこともあります。
動画やアプリで泣き止まなかったときは、おもちゃを見せたり、あやしたりして、赤ちゃんが泣き止む方法を探していきましょう。
赤ちゃんが泣き止む動画 1. ロッテ カフカ 「ふかふかかふかのうた」
赤ちゃんが泣き止む効果がある動画として有名な「ふかふかかふかのうた」。お菓子メーカーのテレビCMですが、赤ちゃんや幼児が泣き止む効果を意図的に盛り込んで作られた動画です。
日本音響研究所所長の鈴木松美氏が監修をし、科学的な根拠に基づいて開発されたそうです。0~3歳児の52名を対象に行った実験では、96.2%の子どもが「ふかふかかふかのうた」を見て泣き止むという結果が出ています(※2)。
科学的根拠に基づいて作られているのであれば、赤ちゃんが泣き止むのも納得ですね。不思議な見ためのカフカくんも、赤ちゃんにとって魅力的なのかもしれません。
赤ちゃんが泣き止む動画 2. 「タケモトピアノ」CM
コメディアンの財津一郎さんが出演している「タケモトピアノ」のテレビCM。インパクトあるダンスと歌声が印象的ですよね。
テレビ番組で「赤ちゃんが泣き止むCM」として紹介されたことがきっかけで話題になったとされています。ピアノのキラキラとした音も赤ちゃんの耳に心地よく響くのかもしれませんね。
赤ちゃんが泣き止む動画 3. 「シンガマジック!デュエット」
「シンガマジック」は、お腹を押すと歌ったりしゃべったりするぬいぐるみのおもちゃ。アメリカで大ヒットしたのをきっかけに、世界中で人気を博しているようです。
動画では、実物のぬいぐるみたちが歌い、テンポよく展開していきます。高くて不思議なトーンの歌声に赤ちゃんは釘付けになりそうですね。
赤ちゃんが泣き止む動画 4. ワッキーの赤ちゃんが笑うてっぱん動画 「どこどこぱー」
こちらは、吉本興業のプロジェクト「パパパーク」から生まれた動画です。芸人のワッキーさんが、赤ちゃんを笑わせるために変な顔を披露してくれます。音よりも視覚的な効果が期待できる動画ですね。
赤ちゃんは、人の顔の動きに興味を持つことが多いので、効果が大きいのかもしれません。思わずママも笑ってしまいそうですね。
泣き止み動画を上手に活用しよう
赤ちゃんがぐずって泣き止まないときは、まず、授乳やおむつ替え、抱っこをして、しばらく様子を見てみましょう。泣き止み動画は、どうしても泣き止まないときの最終手段として使うようにしてください。
いつも同じ動画だと、赤ちゃんが慣れてしまうので、いくつかの動画をお気に入りに登録しておきましょう。動画だけでなく、泣き止みアプリをダウンロードして、上手に使い分けるのもいいですね。
1歳近くなると、ママが言っていることを理解し、自分の意志を伝えようとするので、何をしても泣き止まないということは減ってきます。泣き止み動画やアプリを使えるのも今のうちだけなので、上手に活用してみてくださいね。