出産を控えたママは、幸せな気持ちの反面、不安を抱えていることも。そんな気持ちで出産当日を迎え、頼りにしたいはずのパパが慌てふためいている姿を見ると、より不安になってしまいます。
そこで今回は、出産の兆候〜出産当日の分娩がはじまるまでにフォーカスして、流れとサポート方法をご紹介します。ママを安心させてあげるために、スムーズに対応できるようにしておきましょう!
出産の兆候〜出産当日の分娩がはじまるまで

① おしるし
「おしるし」とは、出産が近づくと見られる血液が混ざったおりもの。出産3日前〜当日に見られることが多いですが、個人差があり、おしるしがないこともあります。
● ママが緊張していたらリラックスを促す
② 前駆陣痛
「前駆陣痛」は本陣痛より前に起こる、子宮口をやわらかくする子宮収束のこと。痛みの間隔や強さは不規則です。
臨月に入ってから起こることが多いですが、その後の本陣痛に移行する期間には個人差があります。また、夜中に起こるケースも少なくありません。
● ママの体のサポート
③ 本陣痛
「本陣痛」は、赤ちゃんをお腹から出そうとする子宮収束のこと。前駆陣痛とは違い、間隔が規則的なのが特徴で、感じる痛みは徐々に強くなっていきます。
初産婦は10分、経産婦は15分の陣痛間隔が1時間続いたら、病院に電話し指示を仰ぎましょう。
● 痛みを和らげるサポート
● 飲み物や汗をふく準備等
④ 破水
赤ちゃんを守っている膜が破れ、羊水が外に流れ出すことを「破水」といいます。陣痛の前に起こることもあれば、陣痛中に起こることもあります。
前触れなく破水したり、尿もれのように少量でわかりにくい場合も。破水すると感染症のリスクが高くなるため、すぐにママ自身が病院へ連絡するよう伝えましょう。
● 着替えの介助
● 自家用車・タクシーで移動する場合は、レジャーシート等を敷く準備
⑤ 分娩
「分娩」は下記の流れで進んでいきます。
第1期:子宮口が完全に開くまで
第2期:子宮口が全開⇒赤ちゃんが生まれるまで
第3期:赤ちゃん誕生後⇒胎盤が体から出るまで
初めての出産の場合、人によっては15時間以上かかることも!長時間の分娩に耐えられるようにサポートすることが大切です。
● ママへの声かけ など
頼れるパパでいるために知っておきたいこと
分娩がはじまってからもサポートは必要です。とはいえ、具体的な方法や声掛けについてわからないこともありますよね。立ち会い出産の場合、何をしていいかわからない方も珍しくありません。
出産時や産後のパパの立ち振る舞いによって、ママに与える安心感は大きいものです。「側にいてくれてよかった」と再確認してもらうためにも、以下を知っておくことが大切です。
□ 出産までに準備しておくこと
□ 立ち会い出産時のNG行動
□ ママへの声のかけ方・言葉選び
□ 陣痛時のマッサージ方法
□ テニスボールの使い方
出産前後のママの気持ちや接し方などを一気に深く知りたいと思う方には、ninaruが実施している「パパ向け出産ガイド」講座がおすすめです。
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