子育てサロンとはいつから行ける?初めて行く人のためのパーフェクトガイド

子育てをしていると、お世話の方法や子供との接し方について悩んだり、リフレッシュしたいと思ったりしますよね。しかし、小さな子供を連れてどこでどうやって気分転換や悩み相談をすればいいかわからないとお悩みのママも多いのではないでしょうか。そんなママにおすすめなのが「子育てサロン」です。そこで今回は、子育てサロンとはどのようなところなのか、初めて行くときの注意点などについてご紹介します。

子育てサロンとは?

子育てサロン ママ友 日本人

子育てサロンとは、地域で行っている育児交流の場のことです。利用対象者は施設によって異なりますが、0~3歳、または小学生までの子供とその家族などであることが一般的なようです。妊娠中のママが利用できるところもあります。

厚生労働省の提案する地域子育て支援拠点事業の一つで、「子育てひろば」や「子育て支援センター」といった施設も同じものです(※1)。

子育てサロンでは、子供と一緒に自由に遊んだり、スタッフに子供を見てもらってママ同士でおしゃべりしたり、情報交換や育児の相談をできたりすることが多いようです。ときには、専門家を招いた子育ての相談会やセミナーが行われることもあります。

スタッフは、子育て中のママや子育て経験のある先輩ママ、NPO法人などの民間団体、地域ボランティア、保育士、専門知識のある相談員など、運営している場所や施設により様々です。施設によっては保育士が常駐していて、預かり保育を実施しているところもあります。

子育てサロンはどこにあるの?

地図 ピン 日本

子育てサロンは地域の集会所や児童館、公民館などを間借りしている場合もあれば、専用の施設として存在していたり、商業施設内にあったりもします。また、一つの地域に複数の子育てサロンがある場合もあります。

詳しい情報は自治体のホームページや地域情報紙などで確認してみましょう。

子育てサロンの利用方法や料金は?

お金 100円 費用 価格

子育てサロンは基本的に、予約などせずに自由に使うことができますが、登録が必要な場合もあるようです。無料で利用できるところもあれば、施設によっては1回100円など、利用料金が必要になることもあります。

預かり保育を行っている子育てサロンは、1時間300~800円くらいを目安に保育料が必要なケースもあります。利用人数が限られていることもあるので、事前に確認しておきましょう。

子育てサロンはいつから行けるの?

赤ちゃん ママ 抱っこ 日本人

基本的には、子育てサロンには0歳から行くことができます。赤ちゃんとの生活に少し慣れてきた生後3ヶ月頃に、赤ちゃんと二人だけで外出をする練習や、子育て中の気分転換として行き始めるママが多いようです。

子育てサロンをいつから利用するかは、ママ次第です。急いで行く必要もないし、必ず利用しなければいけないわけでもありません。

赤ちゃんが周囲に興味を持ちだしたり、ハイハイができるようになって少し行動的になったりした頃に、遊び場の一つとして行く人もいます。

子育てサロンに初めて行くときの注意点は?

哺乳瓶 赤ちゃん 日本人

子育てサロンに行くときは、以下の項目を確認・準備しておきましょう。

● 開館時間と休館日
● 当日のプログラムの内容
● 授乳スペースや昼食を食べられるスペースの有無
● 給湯室の有無
● 預かり保育の場合は利用条件や予約
● おむつや授乳グッズなど、基本的なお世話グッズの持参
● 冬場は寒さ対策、夏場は冷房対策に上着の持参

当日のプログラムに関しては、親子ヨガやリトミックなどのイベントを催している施設もあるので、事前に調べておくと有効活用できますよ。また場所によっては、他のイベントなどで乳児が遊べない日が設定されていることもあるようです。

子育てサロンに行くタイミングとしては、午前の昼寝やおやつ後など、赤ちゃんが元気で、機嫌が安定している時間帯がおすすめですよ。

子育てサロンは気楽に行こう

ママ友 日本人

子育てに悩んでいて相談する相手がいないときなどは、子育てサロンのような場所があると助かりますよね。悩みは1人で抱えこまずに、このような地域のサポートをうまく活用していきましょう。

ただし、子育てサロンは、気分転換や子育ての相談など、あくまでママたちのサポートをすることが目的の場所です。

子供を遊ばせてあげられる場所でもありますが、そちらが優先になり、行く理由が「まわりの子たちが行っているから行く」「子供のために毎日通う」といったものになってしまうと、ママ自身の気分転換などができなくなってしまうかもしれません。

初めての育児の悩みは自分だけでは解決できないこともたくさんあります。「行ってみようかな」という気持ちになったら、肩ひじを張らずに、気楽に利用してくださいね。

※参考文献を表示する

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